Ymobile(ワイモバイル)から発売されているアンドロイドワンシリーズの【AndroidOneX5】と【AndroidOneS5】。
人気機種だけど名前もよく似ているし、どう違うしどっちを選べばいいのかわからない方もお多いと思います!
どっちがいいかわからないから誰かおすすめを教えて!という声が聞こえてきそうなので、ワイモバイルのX5とS5を徹底比較しますので、人気のAndroidOneシリーズの機種選びに役立てていただければと思います!
記載している価格は全て税抜きで記載しています。
個人的にはX5がおすすめです!
すみませんが、まず個人的な意見として言わせていただきたいのが、X5が断然おすすめということです。
というのもこれまでXシリーズは主に、京セラ(X4はSHARP)が製造を担っていましが、X5では初めてLGが製造を担っています。
LGはドコモやauから販売されている端末の製造も担っていますし、それよりどれよりスペックが段違いに良いんです!
とはいえX5とS5はどういった違いがあるのか、詳しく知りたい方も多いと思いますのでぜひ参考にしてみてください!
そもそもX5やS1の前に付いているAndroidOne(アンドロイドワン)とは
ワイモバイルからAndroidOneが登場してから数年が経過しているので、知名度も上がってきましたが、X5やS5の前に付いている”AndroidOne”という部分を説明しておきます。
AndroidOneとは、ワイモバイルが独自で販売をしている通常のAndroidスマホより一歩先を進んだAndroid端末です。
簡単にいうと、Androidを提供してくれているGoogleさんが製造メーカーと提携して、使いやすさやセキュリティ面での安全性を追求しているスマートフォン機種のことです。
具体的には次の仕様が標準で備わっています。
常に最新のAndroidOS
最新のセキュリティアップデートが毎月配信
選りすぐりのGoogleアプリ
アンドロイドワンでは発売から2年間のセキュリティーアップデートが搭載されていて最新OSへのバージョンアップが最低1回搭載されています。
また通常のAndroid端末では製造メーカーのアプリが搭載されていて、はじめの状態からアプリがたくさん入ってしまっている端末もあります。
AndroidOneでは、選りすぐりのGoogleアプリしか入っておらず、「Google 音声検索」や「Google マップ」「YouTube」といった、いわゆる”みんながよく使うアプリ”のみが搭載されています。
つまりあとは自分で入れたいアプリを入れて、自分の使いやすいスマートフォンにしていくことが可能になっているというわけです。
AndroidOneはGoogleが定める一定の条件を満たせば、メーカー側でカスタマイズができるので製造メーカーによるオリジナリティが出せる仕様になっています。
なので、AndroidOneだからといって同じ機能が使えたりスペックが同じというわけではなく、機種によってはおサイフケータイが使えるや使えないというのがあったり、充電も持ちが全然違うということもあるのです。
X5においてはLG、S5はSHARPが製造メーカーになっているので各社の技術をそれぞれ反映した機種になっていて、そこを基準に選んでいくとわかりやすくなっています。
それでは、X5(LG製)とS5(シャープ製)の特徴を確認して比較していきましょう!
ワイモバイルのスマホ機種【X5(LG製)】の詳細
本体価格は46,585円(税込)、選べる色はニューモロッカンブルー、ミスティックホワイト(青と白)となっています。
X5(LG製)のスペック
サイズ | 約横72×縦153 ×厚さ7.9mm |
ディスプレイ | 6.1インチ |
重さ | 158g |
連続通話 | 3G 約1200分 FDD LTE 1100分 GSM 950分 |
連続待受 | 3G 410時間 FDD LTE 420時間 AXGP 410時間 GSM 420時間 |
CPU | MSM8998 (オクタコア)2.45GHz+1.9GHz |
ROM/RAM容量 | 32GB / 4GB |
対応外部メモリ / 対応最大容量 | microSDXC 最大512GB |
データ通信 方式 |
FDD-LTE / AXGP / 3G |
最大速度 | 下り最大400Mbps 上り最大 37.5Mbps |
対応周波数 | 確認 |
Massive MIMO対応 | ◯ |
カメラ画素 | [メイン] 約1,600万画素 |
[サブ] 約800万画素 |
|
おサイフケータイ | ◯ |
防水 / 防塵 | ◯ IPX5・IPX8 / IP6X |
Bluetooth | ◯ |
赤外線通信 | ー |
緊急速報 メール |
◯ |
指紋認証 | ◯ |
X5(LG製)の特徴
Googleの機能が使いやすく作られている
X5の最大の特徴として、Googleの機能が使いやすくなっています。
Googleの機能を呼び起こす専用のボタンが本体横に搭載されていて、
1回押すと:Googleアシスタントを起動
2回押すと:Googleレンズを起動
してくれます。
Googleアシスタントとは、「オッケー、グーグル」といったCMでも有名な、音声検索機能です。
Googleアシスタントを起動させて知りたいことなど話しかけると情報を教えてくれるのですごく便利です。
Googleレンズとは、カメラで写したものを認識してそれに関する情報を表示してくれる画像検索機能です。
たとえば自分の好きなモデルさんなんかが着ている服をほしいなぁと思った際に、どこで売っているのか知りたい場合なんかに、その姿をGoogleレンズ機能で撮影すれば売っている場所などがわかるのです!
あとは知らない物をみつけた時に、”言葉では検索できないもの”を”画像として検索”してくれる機能でとっても便利な機能です。
それを瞬時にボタンひとつで使えるのがX5ということになります。
カメラが高性能で最新機能搭載
スマートフォンを選ぶ際に重要視されるカメラの質ですが、X5はキレイで便利といった特徴があります。
画素数はメインカメラで1600万画素、サブカメラで800万画素で現在出ているスマートフォンの中でも十分な画素数となっています。
しかも写真を移す際には、どういった場所や何が写っているのかなどで、なんとAIが自動的にその瞬間の最適なモードに合わせて撮影を行なってくれます。
つまりどんな状態でどんなに撮影が得意ではない人が撮っても、AIが自動的にキレイに写し出してくれる機能が搭載されています。
スマホのカメラで写真が撮るのが苦手な人には、すごく嬉しい機能となっています。
また、暗い場所でとっても明るく写しだしてくれる機能、あらかじめ登録しておいた掛け声や動作に合わせて自動で撮影できる機能も便利です。
下り最大通信速度が圧倒的に速い!
スマートフォンは端末によって通信速度が異なります。
最大通信速度には「上り」と「下り」があって、「下り」はインターネットのページを開く速さを表しています。
X5の前機種にあたるX4であっても、下り最大292Mbpsが最大通信速度ですし、今回比較しているS5では112.5Mbpsとなっています。
それがX5では400Mbpsaの下り最大通信速度になっているので、S5と比べると倍以上のスピードとなっています。
端末による通信速度ということに関しては、ワイモバイルの中ではX5を選んでおけば間違いありません。
防水・防塵機能搭載、おサイフケータイも利用可能
また日常的にあれば便利な機能としては、防水機能、防塵機能を搭載していることです。
防水とは、水濡れや水没に対しての故障を防ぐ機能ですがこれもX5では搭載されています。
防塵機能というのは、チリやホコリに対しての故障を防ぐ機能です。
X5ではこちらも搭載されていて、スマホを守るという面でも安心です。
またキャッシュレスが進む時代で必要性の高いおサイフケータイも搭載されています。
S5は防水・防塵機能は搭載されていますが、おサイフケータイは搭載されていないのが大きな違いです。
注意:サイズは大きめ
サイズは大きめです!
デメリットというか注意点をひとつ挙げるとすれば、サイズが少し大きいということぐらいです。
ディスプレイがS5の5.5インチに対してX5は6.1インチとなっています。
でも現在スマートフォンでは、少し大きめのサイズでの利用が主流になってきていますし、そこをデメリットとして感じられる方はそこまで多くないかもしれません。
しかしLINEなどの文章を片手打ちに慣れている場合などは、大きめのディスプレイなのでしにくさは感じるかもしれません。
逆にディスプレイが大きいスマホが好きという場合は、X5がぴったりということになります。
ワイモバイルのスマホ機種【S5(SHARP製)】の詳細
本体価格は14,184(税込)、選べる色はクールシルバー、ダークブルー、ローズピンクとなっています。
ではS5の詳細はどうなっているのかを確認していきましょう!
S5(SHARP製)のスペック
サイズ | 約横71×縦148 ×厚さ8.1mm |
ディスプレイ | 5.5インチ |
重さ | 149g |
連続通話 | 3G 約1480分 FDD LTE 1960分 GSM 753分 |
連続待受 | 3G 750時間 FDD LTE 650時間 AXGP 650時間 GSM 650時間 |
CPU | SDM450 (オクタコア) 1.8GHz |
ROM/RAM容量 | 32GB / 2GB |
対応外部メモリ / 対応最大容量 | microSDXC 最大512GB |
データ通信 方式 |
FDD-LTE / AXGP / 3G |
最大速度 | 下り最大112.5Mbps 上り最大 37.5Mbps |
対応周波数 | 確認 |
Massive MIMO対応 | ◯ |
カメラ画素 | [メイン] 約1,200万画素 |
[サブ] 約800万画素 |
|
おサイフケータイ | × |
防水 / 防塵 | ◯ IPX5・IPX8 / IP6X |
Bluetooth | ◯ |
赤外線通信 | ー |
緊急速報 メール |
◯ |
指紋認証 | × |
S1(SHARP製)の特徴
SHRAPの技術で液晶は間違いなし!キレイで省電力
S5は、SHARP社が製造メーカーなので、IGZOディスプレイをS5に採用しれいます。
IGZO(イグゾー)というのは、SHARP(シャープ)が独自に開発を行い世界で初めて開発した技術です。
明るく細かくてキレイに表示できる、フルHD+のディスプレイで搭載していない機種と比べて消費電力を最大約21%も削減することができます。
このディスプレイを採用していることによって
画質が繊細でキレイ
従来よりバッテリー消費量が少ない
スマホのタッチ操作での反応が良い
その他にもは液晶テレビのAQUOSの「リッチカラーテクノロジーモバイル」などを引き継いでいたりもするので、液晶が画質といった”視覚的”な部分には大きなこだわりのある端末になっています。
スマホの連続利用時間が長め
バッテリー容量はS5は2,700mAh、X5は3,000mAhでX5の方が容量は大きくなっていますが、連続待ち受けや連続通話ではS5の方が長く使える仕様になっています。
これはバテッリー容量が長ければ、充電の持ち時間が長くなるというわけではなくその他、省電力などの機能と総合的なもので利用時間が決まってくることを表しています。
持ちやすいサイズ感
またX5のところでもご紹介しましたが、ディスプレイがX5よりもコンパクトになっていて、横幅も71mmとなっていて片手で持ちやすい設計となっています。
スマホ本体も手にフィットしやすりラウンド形状になっていて、アルミボディで手触りもとても良い作りになっています。
注意:おサイフケータイ機能なし、指紋認証なし、カメラは若干劣る
ない機能があったりカメラの機能が若干劣ります!
確認しておきたいのはS5はX5と比較して機能があるということです。
・おサイフケータイ機能
・指紋認証機能
といった機能は搭載していません。これらの機能をこれまで使ってきた場合はS5では使えなくなるので注意が必要です。
またカメラの画素数もX5が1600万画素に対して、S5は1200万画素となっています。
またX5のところでも触れましたが、端末による下り最大通信速度は、X5の400Mbpsaに対してS5では112.5Mbpsとなっているのも注意点です。
機種を選ぶ際には、こういった端末によっての機能の有無を確認しておくことも重要です。
ワイモバイルのX5(LG製)とS5(SHARP製)をわかりやすく徹底比較
ここまでワイモバイルから発売されている、アンドロイドワン端末のLG製のX5とSHARP製のS5のそれぞれの特徴を紹介してきました。
もう少しわかりやすく両端末の違いを比較してご紹介していきたいと思います。
X5 | S5 | |
製造会社 | LG | SHARP |
本体価格 (一括購入) |
46,585円 | 14,184円 |
サイズ | 約横72×縦153 ×厚さ7.9mm |
約横71×縦148 ×厚さ8.1mm |
ディスプレイ | 6.1インチ ⇒大きい |
5.5インチ |
重さ | 158g | 149g |
連続待受 | 3G 約1200分 FDD LTE 1100分 GSM 950分 |
3G 約1480分 FDD LTE 1960分 GSM 753分 ⇒長い |
連続通話 | 3G 410時間 FDD LTE 420時間 AXGP 410時間 GSM 420時間 |
3G 750時間 FDD LTE 650時間 AXGP 650時間 GSM 650時間 |
CPU | MSM8998 (オクタコア)2.45GHz+1.9GHz |
SDM450 (オクタコア) 1.8GHz |
ROM/RAM容量 | 32GB / 4GB |
32GB / 2GB |
最大速度 | 下り最大400Mbps 上り最大 37.5Mbps⇒最大速度速い |
下り最大112.5Mbps 上り最大 37.5Mbps |
カメラ 画素 |
[メイン] 約1,600万画素 [サブ] 約800万画素⇒画質良 |
[メイン] 約1,200万画素 [サブ] 約800万画素 |
おサイフケータイ | ◯ | × |
防水/ 防塵 |
◯ | ◯ |
指紋 認証 |
◯ | × |
緊急 メール 速報 |
◯ | ◯ |
ワイモバイルでの月額料金は同じ
X5とS5では端末料金は異なりますが、ワイモバイルを利用するためのプラン料金は同じです。
両機種とも基本的には、スマホベーシックプランS/M/Rから選択することになり、プラン料金は次のようになります。
スマホベーシックプランの特徴としては
契約期間がないので解約金なし
契約翌月から6ヶ月間700円割引(新規割)
おうち割光セット(A)もしくは家族割引も適用可能
通話料金も1回10分以内であれば、何回かけてもプラン料金に含まれていて無料となっています。
端末代金の分割支払いか一括支払い、または契約プランと契約種別により違う
肝心の端末料金に関してですが、一括払いにするのか分割払いにするのか、または契約プランや種別によって多少異なります。(記事作成現在でオンラインストア調査によるものです)
頭金は良端末とも500円になります。
X5 | S5 | |
一括払い | 46,585円 | 14,184円 |
分割払い | 1,941円/月 (24回払い)1,294円/月 (36回払い) |
591円/月 (24回払い)394円/月 (36回払い) |
このように、 X5では一括払いを選択するのか何回の分割払いにするのかによって月々の支払い料金は異なります。
今回は契約形態でもっとも多い、新規契約や他社からのMNPのりかえ(ソフトバンク以外から)
で端末を24回払いの分割払いする場合での支払い料金をシミュレーションしておきたいと思います。
なお、おうち割光セットや家族割引は考慮していない料金となります。
スマホベーシックプランS(新規・MNP)4GB/24回払い
X5 | X4 | |
プラン料金 | 2,948円 | |
端末分割金 | 1,941円 | 591円 |
新規割 | -770円 | |
合計 | 4,119円/月 | 2,769円/月 |
スマホベーシックプランM(新規・MNP)12GB/24回払い
X5 | S5 | |
プラン料金 | 4,048円 | |
端末分割金 | 1,941円 | 591円 |
新規割 | -770円 | |
合計 | 5,219円/月 | 3,869円/月 |
スマホベーシックプランR(新規・MNP)17GB/24回払い
X5 | S5 | |
プラン料金 | 5,148円 | |
端末分割金 | 1,941円 | 591円 |
新規割 | -770円 | |
合計 | 6,319円/月 | 4,969円/月 |
※新規割は契約翌月から6ヶ月間適用です。
まとめ:X5とS5は結局どっちがおすすめ?
長く使うスマホだからこそ端末選びは慎重に!
ご覧いただいた通り、端末を分割で購入する場合にはS5の方が割安となっています。
しかし端末の性能や使いやすさなどは価格と比例することが多いので、長く使うスマホだからこそ価格だけで判断しない方がいいかもしれません。
一括でX5を購入というのがいちばんおすすめですが、分割の方が初期費用の負担も軽くなるので考えるポイントかと思います。
端末の性能においては、間違いなくX5に軍配があるのであとか価格の部分ですが、長く使うスマホということ考えた際には、個人的にはX5の方がおすすめかといえるかと思います。
今回の内容を参考にしてぜひ後悔しないように、ワイモバイルでの端末を選んでみてくださいね!