【最新版】ワイモバイルとQTモバイル比較!乗り換えるならどっち?料金・速度の違いを徹底解説

Y!mobile(ワイモバイル)とQTモバイル、乗り換えるならどちらがおすすめなのでしょうか?

ワイモバイルは、テレビCMでもおなじみで、ソフトバンクが直接運営しているため知名度が抜群に高い携帯電話会社です!

一方でQTモバイルは、九州電力グループの「QTnet」が運営する格安SIMサービスです。

「大手のような安心感と通信速度があるワイモバイルがいいのか?」

「地元の電力会社系で、セット割でお得になりそうなQTモバイルがいいのか?」

このように迷われている方も多いはずです。

また、現在はドコモやauを使っていて、どちらに乗り換えるのが一番節約になるのか知りたいという方もいらっしゃるでしょう。

そこで今回は、ワイモバイルの最新プラン「シンプル3」と、QTモバイルの最新サービス内容を徹底比較し、どちらがあなたにとって最適解かを詳しく解説していきます。

わかりやすく違いを解説します!

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そもそも「サブブランド」と「MVNO」では立ち位置が全く異なります

携帯電話会社を選ぶ際、最初に理解しておかなければならないのが「サブブランド」と「MVNO」という言葉の違いです。

これが、毎日のスマホの使い心地(特に通信速度)に大きく関わってきます。

ワイモバイルは、大手キャリアであるソフトバンクの「サブブランド」という立ち位置です。
サブブランドとは、ソフトバンクが自社の回線をそのまま使って提供しているサービスのことで、いわば「ソフトバンクの弟分」のような存在です。

そのため、お昼休みや夕方などのみんながスマホを使う時間帯でも通信速度が遅くなりにくく、大手キャリアと同等の高品質な通信を、少し安い料金で利用できるのが最大の特徴です。

対してQTモバイルは、「MVNO(エムブイエヌオー)」と呼ばれる格安SIM事業者です。

MVNOとは、ドコモ、au、ソフトバンクといった大手キャリアから通信回線の一部を借りてサービスを提供している会社のことを指します。
「借り物」であるため、一度に通信できる量に限りがあります。
そのため、多くの人がスマホを一斉に使うお昼時(12時台)などは、道路が渋滞するように通信速度が遅くなる傾向があります。

つまり、料金の安さを最優先するなら「MVNOであるQTモバイル」、多少料金が上がっても常にサクサク繋がる快適さを求めるなら「サブブランドであるワイモバイル」という選び方が基本になります。

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ワイモバイルとQTモバイルの特徴を詳しく比較

それでは、それぞれの具体的な特徴やメリットを見ていきましょう。

通信品質と店舗サポートに強い「ワイモバイル」

ワイモバイルの最大の特徴は、やはり通信品質の高さです。
ソフトバンクと同じネットワークを利用しているため、地下や建物の中、地方都市でも電波が入りやすく、快適にインターネットを楽しめます。
もちろん、最新の超高速通信規格である「5G(ファイブジー)」にも対応しており、広いエリアで利用可能です。

また、ワイモバイルには「余ったデータを翌月に繰り越せる」機能や、PayPay(ペイペイ)との連携が強力というメリットがあります。
ワイモバイルユーザーはPayPayでの買い物でポイント還元率がアップしたり、Yahoo!ショッピングでお得になったりと、スマホ代以外の「生活費全体」での節約効果が高いのが魅力です◎

さらに、全国に約2,500店舗以上のショップがあるため、困ったときに対面でサポートを受けられる安心感も、大手ならではの強みと言えるでしょう!

3キャリア対応と九電グループ特典が魅力の「QTモバイル」

QTモバイルの特徴は、ドコモ・au・ソフトバンクの3つの回線(Dプラン・Aプラン・Sプラン)すべてに対応している点です。

これは非常に大きなメリットで、例えば今ドコモで購入したスマホを使っているなら、Dプラン(ドコモ回線)を選べば、「SIMロック解除」という手続きを気にせず、そのままのスマホを使える可能性が高くなります。

※SIMロック解除とは:特定の携帯電話会社のSIMカードしか使えないように、スマホ本体にかけられている「デジタルの鍵(ロック)」を解除することです。これを解除することで、どこの会社のSIMカードでも使えるようになります。

そして、九州在住者にとって最大のメリットが「セット割引」です。
九州電力の電気契約や、光インターネットのBBIQを利用している場合、「九電グループまとめてあんしん割」という割引が適用されます。
これにより、他社と比較しても圧倒的な安さを実現できる場合があります。
また、福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島にある「QTモバイルショップ」で対面サポートが受けられるのも、九州にお住まいの方には安心材料です。

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ワイモバイルとQTモバイルの料金プラン比較

一番気になる「毎月の料金」を比較します!

ワイモバイルの料金プラン(シンプル3)

ワイモバイルの現在の主力プランは「シンプル3」です。

以前のプランよりもデータ容量が増量され、特にSプランは4GBから5GBへ、Mプランは20GBから30GBへと大幅に使い勝手が向上しました。
また、最も容量の多いLプランには「10分以内の国内通話が何度でも無料」という定額サービスが最初からコミコミになっているのが特徴です◎

ワイモバイル「シンプル3」基本月額料金(税込)

プラン名データ容量基本料金おうち割などの割引適用後
シンプル3 S5GB3,058円最安 1,078円〜
シンプル3 M30GB4,158円最安 2,178円〜
シンプル3 L35GB5,258円最安 3,278円〜
※シンプル3 Lには「1回10分以内の国内通話無料」が含まれています。

表を見て「基本料金は少し高いかな?」と感じた方もいるかもしれません…

しかし、ワイモバイルの本領は「セット割引」にあります。
「おうち割 光セット(A)」という、ソフトバンク光やSoftBank Airとのセット割引、そして「PayPayカード割」を適用することで、表の右側にある「最安」の料金まで下がります。

特に、家族全員でワイモバイルを使う場合や、自宅のネット回線をソフトバンク系に統一できる場合は、この高品質な回線を格安SIM並みの価格で利用できるため、コストパフォーマンスは最強クラスになります。

QTモバイルの料金プラン

QTモバイルは「データ+通話コース」が基本となります。以前は回線タイプによって料金がバラバラでしたが、現在はわかりやすく統一されています。

QTモバイル「データ+通話コース」基本月額料金(税込)

データ容量基本料金九電グループまとめてあんしん割適用後
2GB1,100円990円
4GB1,540円1,430円
10GB1,980円1,870円
20GB2,200円2,090円
30GB2,860円2,750円

QTモバイルの強みは、複雑な条件なしでも元々の基本料金が安いことです。

例えば、20GB〜30GBの中容量帯で比較してみましょう。割引を適用しない単独契約の場合、ワイモバイルのMプラン(30GB)は4,158円ですが、QTモバイルの30GBプランは2,860円と、1,000円以上も安くなります。

さらに、九州電力の電気を使っている、あるいはBBIQを使っている場合に適用される「九電グループまとめてあんしん割」が入ると、永年110円の割引が適用され、さらに料金が下がります。

料金比較の結論:ネット回線と家族構成で決まる

両社を比較すると、割引を適用しない「素の状態(スマホ単体契約)」ではQTモバイルの方が圧倒的に安いです。

特に、自宅のインターネット回線をソフトバンク光にする予定がなく、自分一人だけ契約する場合は、QTモバイルの方が月々の支払いを大幅に抑えられます。

一方で、自宅のネットも含めて「ソフトバンク経済圏」でまとめることができるなら、ワイモバイルのMプラン(30GB)は割引後2,178円となり、QTモバイルの20GBプラン(割引後2,090円)とほぼ同等の金額になります。

「同じくらいの料金なら、通信速度が速くてお店も多いワイモバイルの方が良い」という判断になるでしょう。

つまり、「自分がどのインターネット回線(光回線)を使っているか・使う予定か」が、どちらがお得かを決める最も重要なポイントとなります。

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ワイモバイルとQTモバイルの通信速度とエリアの比較

通信エリアについては、ワイモバイルもQTモバイルも、ドコモ・au・ソフトバンクといった大手キャリアのアンテナを使っているため、日本全国どこでもほぼ問題なく繋がります。

「田舎だから繋がらない」といった心配は、どちらを選んでもほとんどありません。

重要なのは「通信速度」です!

ワイモバイルは前述の通り、ソフトバンクの自社回線を優先的に使っているため、お昼休みや通勤ラッシュ時でも速度が落ちにくく、動画やゲームもサクサク動きます。

一方、QTモバイルは大手から回線を借りている仕組み上、平日の12時〜13時などの利用者が集中する時間帯は、通信速度が低下することがあります。

LINEのメッセージ送受信程度なら問題ありませんが、高画質な動画を見たり、画像の多いインスタグラムやTikTokを見たりする際には、読み込みに少し時間がかかる(グルグルマークが出る)場合があることを理解しておく必要があります。

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手数料や解約金の比較(気軽に試せる時代へ)

以前は携帯電話会社を乗り換える際に「2年縛り」や「高額な解約金(違約金)」、さらには電話番号を持って他社へ移るための「MNP転出手数料」といった費用がかかるのが一般的でした。

※MNP(エムエヌピー)とは:Mobile Number Portabilityの略で、今使っている「090」などの電話番号を変えずに、そのまま他社の携帯電話会社へ乗り換えることができる制度のことです。

しかし、現在は制度が大きく変わり、ワイモバイルもQTモバイルも契約期間の縛りや解約金は撤廃され、0円になっています。また、MNP転出手数料も無料です。

つまり、「一度契約してみて、電波が悪かったり合わなかったりしたら、すぐに他社へ乗り換える」ということが、金銭的なリスクなしで簡単にできるようになりました。

これはユーザーにとって非常に嬉しい改善点ですので、迷ったらまずは試してみるのがおすすめです。

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ワイモバイルとQTモバイルはどっちがおすすめ?

ここまで、特徴や料金、通信品質などを比較してきましたが、最終的にどちらを選ぶべきなのでしょうか?それぞれの会社がおすすめな人をまとめました。

キャリアのような安定した品質やサービスを受けたいなら「ワイモバイル」

以下の項目に当てはまる方は、ワイモバイルが絶対におすすめです。

  • お昼休みや夕方も、通信速度を気にせず快適に動画やゲームを楽しみたい人
  • 自宅のインターネットが「ソフトバンク光」や「SoftBank Air」の人(または変更しても良い人)
  • 家族複数人でまとめて契約したい人(2回線目以降の割引が強力です)
  • PayPayやYahoo!ショッピングをよく利用し、ポイントを貯めたい人
  • 全国どこにでもショップがある安心感が欲しい人

ワイモバイルは「格安SIM並みの料金で、大手キャリア並みの高品質」を実現しているバランスの良さが魅力です!

特にPayPayユーザーやソフトバンク経済圏の方には、料金以上のメリットがたくさんあります。

九州電力やBBIQを利用中で、スマホ代をとにかく安くしたいなら「QTモバイル」

以下の項目に当てはまる方は、QTモバイルがおすすめです。

  • 自宅で九州電力の電気や、光回線「BBIQ」を使っていて、それを変える予定がない人
  • ソフトバンク光などを契約する予定がなく、単独(1人)で安くスマホを持ちたい人
  • お昼休みに動画などはあまり見ないので、通信速度はそこそこで十分な人
  • 今使っているスマホ(ドコモやauで購入した端末)をSIMロック解除の手間なくそのまま使いたい人
  • 複雑なオプションなしで、シンプルに料金を安くしたい人

QTモバイルは、難しい条件なしで誰でも安く使えるのが最大の魅力です。

特に20GB〜30GBの大容量プランを単独で契約する場合、他社と比較しても非常に安く利用できます。

ご自身の生活スタイルや、自宅のインターネット環境に合わせて、ぜひ最適なプランを選んでみてください。

どちらも解約金はかかりませんので、まずは気になった方を試してみるのも賢い選択ですよ。

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