
「月額1,100円で動画以外データ無制限」という非常にシンプルな料金プランで人気のトーンモバイル。お子様やシニア世代を中心に支持されていますが、そのお得な回線をタブレットでも利用したいと考えている方も多いのではないでしょうか。
結論から申し上げますと、トーンモバイルでタブレットを利用することは可能ですが、いくつか注意点や知っておくべきポイントがあります。
トーンモバイルでタブレットをセット販売している?
まず最初に確認しておきたいのが、トーンモバイル公式サイトでの端末販売状況です。現在、トーンモバイルではオリジナルのAndroidスマートフォン(最新の「TONE e22」など)の販売に注力しており、タブレット端末自体のセット販売は行われていません。
売ってないのか、残念!!
そのため、トーンモバイルの契約と同時にタブレットを手に入れることはできません。もし、通信契約とタブレットをセットで購入したいと考えている場合は、他の「MVNO(格安スマホ会社)」を検討する必要があります。
トーンモバイルで手持ちのタブレットにSIMカードを差し替えて使えるか
次に、すでに持っているタブレットや、別途購入したタブレットにトーンモバイルのSIMカードを差し込んで使う方法についてです。
以前のトーンモバイルは、専用端末とSIMカードがセットでの販売が基本でしたが、現在は「TONE for iPhone」というSIMカードのみのプランも提供されています。
このSIMカードをiPadなどのタブレットに挿入して利用することは、技術的には可能です。
しかし、トーンモバイルはあくまで「スマートフォン(特にiPhoneや専用Android端末)」での利用を前提としたサービスです。タブレットでの動作は公式に保証されているわけではありません。
また、トーンモバイルの最大の特徴である「見守り機能(TONEファミリー)」の一部が、タブレットでは正しく動作しない可能性があります。
もしご自身でSIMカードを差し替えて設定を行う場合は、「APN設定」という作業が必要になります。
APN設定とは
「アクセスポイント名」の略で、スマートフォンやタブレットに「どのインターネットの入り口を使うか」を教えるための設定です。これを正しく入力しないと、SIMカードを挿してもインターネットに繋がりません。
トーンモバイルでタブレットを利用する最もおすすめな方法は「テザリング」での利用
トーンモバイルの回線でタブレットを最も安全、かつ手軽に使う方法は、スマートフォンを介した「テザリング」の活用です。
これは、トーンモバイルのスマートフォンを親機(Wi-Fiルーターのような役割)にして、タブレットをインターネットに接続する方法です。
この方法であれば、タブレット側にSIMカードを挿す必要がなく、Wi-Fi専用モデルのタブレットでも外出先でインターネットが楽しめます。トーンモバイルの現行プランは、基本的にテザリングが無料で利用可能です。
テザリングには主に3つの接続方法があります。
- Wi-Fiテザリング:最も一般的で通信速度も安定していますが、スマートフォンのバッテリー消費が早くなるのが難点です。
- Bluetoothテザリング:通信速度は低速になりますが、スマートフォンのバッテリーを節約できます。
- USBテザリング:USBケーブルで直接つなぐ方法で、通信が安定し、同時に充電も行える場合がありますが、タブレット側が対応している必要があります。
トーンモバイルでタブレットを使う際の通信速度と注意点
トーンモバイルをタブレットで利用する際、最も注意すべきなのが「通信速度」です。トーンモバイルは、月額1,100円でデータ容量が無制限ですが、通信速度自体は中速(動画視聴には不向きな速度)に制限されています。
タブレットは大画面で動画を楽しむために使われることが多いですが、トーンモバイルの標準状態ではYouTubeなどの動画再生はスムーズに行えません。動画を快適に見るためには「動画チケット(1GB 330円)」を別途購入する必要があります。
動画がスムーズに見れないのは痛いなぁ…
ここで、タブレットでの利用方法によるメリット・デメリットを表にまとめました。
| 利用方法 | メリット | デメリット |
| SIM差し替え | 荷物がタブレット1台で済む | 動作保証外。設定が難しい場合がある。 |
| テザリング | 設定が簡単。既存のスマホプランでOK | スマホの電池を消耗する。2台持ち歩く必要がある。 |
トーンモバイルでタブレットを使うにはテザリングでWeb閲覧がちょうどいい
現在のトーンモバイルでは、タブレットの販売はありませんが、テザリングを活用することで、家でも外でもタブレットを活用することが可能です。データ容量を気にせず使えるというトーンモバイルの強みを活かしつつ、動画を見たいときだけチケットを購入するという使い方が、最もコストパフォーマンスが良いでしょう。
もし、お子様の見守り機能をタブレットでもフル活用したいと考えている場合は、専用端末であるスマートフォンをメインにし、必要な時だけタブレットを繋ぐという運用がおすすめです!
賢く組み合わせて上手に活用してくださいね!


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