
Ymobile(ワイモバイル)は、ソフトバンクの回線を利用しているため通信速度が非常に安定しており、日本国内での知名度も高い人気の携帯電話会社です!
これから日本で生活を始める外国籍の方や、他の会社からの乗り換えを検討している方にとっても、非常に有力な選択肢となります。
しかし、外国籍の方が日本の携帯電話を契約する場合、日本人とは異なるルールや準備物が必要です。
ここを間違えてしまうと、せっかく申し込みをしても審査に通らなかったり、店舗まで行ったのに手続きができなかったりすることがあります…涙
今回は、最新の情報を踏まえ、外国人の方がワイモバイルをスムーズに契約する方法や、絶対に間違えてはいけない書類のルール、そして注意すべきポイントをわかりやすく解説していきます。
詳しくお伝えします!
Ymobile(ワイモバイル)を契約する2つの方法と選び方

ワイモバイルを契約するには、大きく分けて「実店舗(ワイモバイルショップなど)」に行く方法と、「オンラインストア(インターネット)」で申し込む方法の2種類があります。
外国籍の方でも、どちらの方法でも契約が可能ですが、それぞれのメリットとデメリットを理解して選ぶことが大切です。
ワイモバイルの店舗で契約する場合
街中にあるワイモバイルショップや家電量販店のカウンターで契約する方法です。
店員さんと直接顔を合わせて手続きができるため、不明点をその場で質問できる安心感があります。
しかし、店舗によっては希望するスマートフォンの在庫がなかったり、外国人特有の契約手続きに慣れていないスタッフにあたると時間がかかったりすることがあります。
また、契約時には通常「契約事務手数料」という初期費用(3,850円程度)がかかるのが一般的です。
オンラインストアで契約する場合
インターネットから申し込む方法です。24時間いつでも好きな時に手続きができ、オンラインストア限定のキャンペーンで「事務手数料」が無料になることが多いのが最大の特徴です。
また、店舗に行く必要がないため、待ち時間もありません。最近では、翻訳ツールを使いながら自分のペースで入力できるため、日本語での会話に不安がある方にも選ばれています。
クレジットカードを持っていて、少しでも費用を抑えたい場合は、オンラインストアでの契約がおすすめです。
外国人の方が契約する際に必要な「本人確認書類」

外国籍の方が契約する際、最も重要なのが本人確認書類です。
お持ちの在留資格や証明書の種類によって、必要な組み合わせが厳格に決まっています。
ここを間違えると契約できませんので、よく確認してください!
A. 「特別永住者証明書」をお持ちの方
在日韓国・朝鮮人の方などが保有する「特別永住者証明書」をお持ちの場合は、このカード1枚だけで本人確認書類として認められます。
パスポートの提示は基本的に不要です。
B. 「在留カード」をお持ちの方(永住者を含む)
上記以外の、中長期在留者の方が持つ「在留カード」の場合は、これ単体では契約できません。必ず「在留カード」と「外国パスポート」の2点をセットで用意する必要があります。
注意が必要なのは、在留資格が「永住者」の方であっても、身分証が「在留カード」である限りは、パスポートとのセットが必要になるケースがほとんどであるという点です。
念のため、必ず両方を用意して手続きに臨んでくださいね!
書類に関する共通のルール
どの書類を使用する場合でも、以下の条件をすべて満たしている必要があります。
まず、すべての書類が「有効期限内」であること。
そして、「書類に記載されている住所」と「現在住んでいる住所」が一字一句完全に一致していることです。
もし引っ越しをしたばかりで、在留カードの裏面に新しい住所が記載されていない場合は、契約前に市役所や区役所で住所変更の手続きを済ませる必要があります。
また、現住所と本人確認書類の住所が異なる場合や、書類の住所が正しいものであっても、補助書類として「発行から3ヶ月以内の住民票」や「公共料金(電気・ガス・水道など)の領収書」の提出を求められることがあります。
補助書類も手元にあれば用意しておきましょう!
支払い方法の選び方と注意点

契約する場所によって支払い方法が違うので注意!
ワイモバイルの料金を支払う方法は、「クレジットカード」と「口座振替(銀行引き落とし)」の2種類がありますが、契約する場所によって選べる方法が異なります。
クレジットカード払い(推奨)
VISA、Mastercard、JCB、AMEX、Diners Clubなどの国際ブランドのカードが利用できます。オンラインストア、店舗のどちらでも利用可能です。審査がスムーズに進むため、クレジットカードをお持ちの場合はこの方法が最も確実です。
デビットカードについて
銀行口座から即座に引き落とされる「デビットカード(VISAデビットなど)」は、使えますか?という質問が多くあります。ワイモバイルでは一部利用できる場合もありますが、カードの種類や審査によっては使えないこともあり、推奨はされていません。確実に契約したい場合はクレジットカードを用意しましょう。
口座振替(銀行引き落とし)
日本の銀行口座から毎月自動で引き落とす方法です。
この方法は、基本的に「店舗での契約」のみ対応しています。オンラインストアで新規契約をする場合は、クレジットカード払いが必須となることが大半ですので注意が必要です。
店舗で口座振替の手続きをする場合は、銀行のキャッシュカードまたは通帳と、銀行への届け印(ハンコ)を忘れずに持参してください。
契約審査に落ちないための重要なポイント

外国籍の方が契約する際、日本人とは違う「審査の壁」があります。
以下のポイントを知っておかないと、申し込みがキャンセルされてしまう可能性があります。
ビザの残り期間と分割払いのルール
新しいスマートフォンを「分割払い(24回払いや48回払い)」で購入したい場合、非常に重要なルールがあります。
それは、「分割回数よりも長い在留期間(ビザの残り期間)」が必要だということです。
例えば、24回払いを選択するには、ビザの有効期限が残り24ヶ月以上必要です。
もし、在留期限があと1年(12ヶ月)しか残っていない場合、24回払いの審査には通りません。この場合は、機種代金を「一括払い(最初に全額を支払う)」で購入する必要があります。
ご自身の在留カードの「在留期間の満了日」を必ず確認してください。
名前の表記(アルファベットとカタカナ)
クレジットカードで支払う場合、申し込み時に入力する「契約者の名前」と「クレジットカードの名義」は完全に一致していなければなりません。
よくある間違いが、在留カードの名前はアルファベット表記(例:MICHAEL SMITH)なのに、申し込み画面でカタカナ(例:マイケル スミス)と入力してしまうケースです。
これでは別人扱いとなり審査に通りません。ミドルネームも含め、在留カードに書かれている通りのアルファベットで申し込みを行ってください。
知っておくと便利な用語と最新の契約方法
最新の契約方法をお伝えします!
最後に、契約時によく出てくる専門用語や、最近の便利なシステムについて簡単に解説します!
MNP(エムエヌピー)とは
現在使っている携帯電話番号(090や080など)を変えずに、そのままワイモバイルに乗り換える仕組みのことです。「Mobile Number Portability」の略です。これを利用すれば、友人に電話番号が変わったことを知らせる必要がありません。
SIMロック解除とは
以前、ドコモやau、ソフトバンクなどで購入したスマートフォンには、その会社の電波しか使えないように「鍵(ロック)」がかかっている場合があります。
この鍵を外して、どこの会社の電波でも使える状態にすることを「SIMロック解除」と言います。今のスマホをそのままワイモバイルで使いたい場合は、事前に前の携帯会社でこの手続きが必要になることがあります。
eKYC(イーケーワイシー)とは
「オンラインでの本人確認」のことです。
これまでは本人確認書類を郵送したり、画像をアップロードして審査を待つ必要がありましたが、eKYCではスマホのカメラで「在留カード」と「自分の顔」を撮影するだけで、すぐに本人確認が完了します。
eSIM(イーシム)とは
従来のプラスチック製の小さなチップ(SIMカード)ではなく、スマホ本体にあらかじめ埋め込まれているデジタルなSIMのことです。
eSIM対応のスマホ(最近のiPhoneなど)を持っていれば、郵送を待つことなく、契約審査が完了したその日のうちにすぐ電波が使えるようになります◎
外国人の方がワイモバイルを契約する際のポイントを確認しよう!

外国人の方がワイモバイルを契約する際は、日本人に比べて確認事項がいくつか増えますが、決して難しいことではありません。
- 必要書類: 「特別永住者」以外は、在留カード+パスポートのセットを用意する。
- 支払い: オンラインならクレジットカードが必要。
- 機種購入: ビザの残り期間が短い場合は、分割払いができないため一括払いを準備する。
- 名前入力: 在留カードと同じアルファベットで入力する。
これらのポイントさえ押さえておけば、店舗でもオンラインでもスムーズに契約が可能です◎
特にオンラインストアは、言葉の壁を越えて自分のペースで手続きができるため、非常におすすめですよ!準備物をしっかり整えて、お得で快適なスマホライフをスタートさせてくださいね!


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