格安SIMである楽天モバイルではガラケーは利用できるのでしょうか?
ガラケーというのはガラパゴスケータイの略ですがフィーチャーフォンとも呼ばれて追います。
こういったガラケーやフィーチャーフォンでも格安SIMを利用したい人は増えています。楽天モバイルではどうなのでしょうか?
楽天モバイルでガラケーを利用する3つの方法!
楽天モバイルでガラケーを利用するには3つの方法があります。
1、ドコモで使っていたガラケーをドコモと同じ使い方で利用
⇒該当する端末であればOK!
2、ドコモで使っていたガラケーを限られた機能で利用
⇒メールなどの利用できない機能あり
3、楽天モバイルでガラケー端末セットを契約して利用
⇒電話もメールも可能!
このように楽天モバイルでは、3つのいずれかでガラケーを利用することが可能です。
根強いユーザーがまだまだいるガラケーを格安SIMで利用できればいいですよね!
楽天モバイル×ガラケーのおすすめ利用方法、そんな方法をご紹介していきます!
楽天モバイルでそのまま利用できるドコモのガラケー
ではまず一つ目のドコモで使っていたガラケーをドコモと同じ使い方で利用する方法です。
楽天モバイルでガラケーをドコモで利用していたのと同じように利用するには、前提条件があります。
それは楽天モバイルはドコモの回線を利用したMVNO(格安SIM)なので、ドコモのガラケーであるということはもちろん、該当する端末であるということが条件です。
楽天モバイルでドコモガラケー端末を今までのように利用できるのは、以下のような端末になっています。
メーカー | 端末名 | SIM サイズ |
富士通 | F-02J (らくらくホン) |
nano SIM |
パナ ソニック |
P-smartケータイ P-01J |
nano SIM |
SHARP | AQUOSケータイ SH01J |
nano SIM |
これは楽天モバイルの公式サイトの動作確認済み端末から確認することが可能となっています。
実は上記のような端末はLTE回線に対応した端末となっているため、インターネットを使った通信が楽天モバイルでも可能なため、通話はもちろん、メールもインターネットも利用できるということになります。
SIMカードをドコモのものと楽天モバイルのものに入れ替えることで利用することが可能となるので端末はそのままで良いということです。
またこういった端末をドコモでお使いの場合、楽天モバイルに電話番号そのままでのりかえをした際には、端末データもそのままとなるため、電話帳や画像などの移し替えは必要ありません。
つまり何も心配せずに楽天モバイルでそのまま利用できるということです。
ただドコモの特有のサービスである、ドコモメール、ドコモポイント、割引制度などは利用できなくなるということと、端末の分割金の残りがある場合は支払う必要があるということは、おさえておきたい注意ポイントです。
その他のドコモガラケーを楽天モバイルで使う場合
次に2つ目のドコモで使っていたガラケーを限られた機能で利用についてです。
実は上記のようなガラケー以外でも、楽天モバイルでは利用することができるのはできるのですが、利用できる機能が限られています。
このようなドコモガラケーは楽天モバイルのSIMカードを挿してもできる機能が限られる!
メーカー | 端末名 | SIM サイズ |
富士通 | ARROWS ケータイ F-05G |
nano SIM |
富士通 | F-07F | マイクロ SIM |
富士通 | F-08F (らくらくホン8) |
標準SIM |
富士通 | F-01G (らくらくホン ベーシック4) |
標準SIM |
SHARP | SH-07F | マイクロSIM |
SHARP | AQUOS ケータイ SH-06G |
nanoSIM |
これも楽天モバイルの動作確認済み端末から確認することができます。
しかしこれらの端末で利用する場合には、使える機能が限られています。
通話
SMS
このふたつの機能しか主に利用することができません。
というのもこれらの端末ではこのように表記されているからです。
・3G専用端末のため、データ通信はできません。
なのでこのような端末で上記のような機能しか使えず、メールやインターネットが利用はできません。
ドコモのガラケーに楽天モバイルのSIMカードを挿しても、通話と電話番号でやり取りを行うSMSしか利用できないということになります。
楽天モバイルでは3G回線でインターネットにつながらない!
だからLTE対応のガラケーでないとメールやネットが使えない!
どうしてこのように、メールやネットを使えないものが端末によって異なるかというと、楽天モバイルでは3G回線の提供がないからです。LTE回線の提供しかありません。
3G回線というのはLTE回線の一つ前の通信方式のことで古い回線となります。
1つ目の方法の場合、LTE回線を利用したガラケー端末なので楽天モバイルでもほぼ同様の利用の仕方ができるというわけです。
2つ目の場合は、LTE回線に対応していない、3G通信専用のガラケーということになるので、インターネット通信が行えません。だからインターネットはもちろん、ネット回線を利用するメールも使えないということなのです。
ちょっとややこしいですが、こういった事情があって楽天モバイルではガラケーの利用が限られた端末になっているというわけです。
では、利用目的に当てはまらなかった場合、楽天モバイルでのガラケー利用は諦めるしかないのでしょうか?
いえ、そんなことはなく、楽天モバイルは格安SIMでは珍しくガラケーの端末セットが販売されているの利用することが可能となっています!
楽天モバイルではガラケーの端末セットあり!
格安SIMでガラケーを利用したい場合には、ガラケーの端末セットとなっているのが楽天モバイルです。
AQUOS ケータイ SH-N01
購入できる端末は上記の1種類となっていますが、格安SIMではガラケーを使える貴重な会社となっています。
正式にはガラホと呼ばれている、LTE通信が可能な折りたたみ式のケータイです。
耐衝撃・防水・防塵でテザリングにも対応しているのでほとんどスマホと同じ形式で使えるのが特徴です。
ただひとつ注意点がGoogle Playというアプリを取るためのアプリには、非対応なのでゲームアプリなどは利用できません。またLINEもインストールされていないためアプリでの利用はできません。
楽天モバイルには通話SIM/050データSIM(SMSあり)/データSIM(SMS)のSIM種別がありそれぞれに以下のプランが用意されています。
通話SIM | データSIM |
||
ベーシックプラン | 1,250円 | ||
3.1GB プラン |
1,600円 | ||
5GB プラン |
2,150円 | ||
10GB プラン |
2,960円 | ||
20GB プラン |
4,750円 | ||
30GB プラン |
6,150円 |
※楽天モバイルでこの機種を利用するには通話SIMのみでの契約が可能となっています。
ガラケーを利用するには、楽天でんわという5分かけ放題オプションをつけることがおすすめですが、通話SIMにこのオプションを加えても以下のような料金になります。
通話SIM | 楽天でんわ | 合計 月額料金 |
|
ベーシックプラン | 1,250円 | 850円 | 2,100円 |
3.1GB プラン |
1,600円 | 850円 | 2,450円 |
5GB プラン |
2,150円 | 850円 | 3,000円 |
10GB プラン |
2,960円 | 850円 | 3,810円 |
20GB プラン |
4,750円 | 850円 | 5,600円 |
30GB プラン |
6,150円 | 850円 | 7,000円 |
また端末価格は次のようになっています。
一括26,784円(税込)
分割1,116円/月×24ヶ月(税込)※
※支払い方法によっては分割手数料あり
端末料金は分割の場合には約1,000円ちょっとということになるので、この料金に加算されますがキャリアでの利用よりもずっとお得になるということです。
またタイミングによっては期間限定で端末料金が安くなっている場合もあるので、も逃せないポイントとなっています。
楽天モバイルでのガラケー利用のまとめ
楽天モバイルはガラケーユーザーのことを考えてくれている格安SIM!
以上が楽天モバイルでガラケーを利用する方法でした。
格安SIMではガラケーを利用できる会社はとっても少なく、ガラケーユーザーにとっては選択肢があまりありません。
しかし、楽天モバイルでは条件を満たせばドコモで利用していたガラケーも利用できますし、ガラケー端末の販売もあるのでガラケーユーザーにすれば選んでおいて間違いない格安SIMとなっています。
ぜひ楽天モバイルでガラケー利用をお得にしてみてくださいね!