楽天モバイルのような格安SIMを利用する際に気をつけておきたいのは、名義変更についてです。
名義変更と一口にいっても
単純に契約者名義を変更したい
結婚や離婚による改姓の名前変更をしたい
MNP前後の名義変更は?
未成年者にかかわる名義変更は?
など名義変更にかかわる疑問は様々です。
楽天モバイルでは名義変更はできるのでしょうか?
楽天モバイルでは人から人への名義変更(譲渡)は未対応!
楽天モバイルでは基本的に名義変更不可!
楽天モバイルでは、奥さんから旦那さんや、お父さんからお子さんへなどの家族への名義変更であっても
名義変更はできない!
ことになっています。
こういった名義変更は主に譲渡といわれるのですが、いくら家族であっても楽天モバイルでは現状受け付けてくれません。
楽天モバイルのような格安SIMでは基本的に、「契約者」と「クレジットカードの名義」が同じである必要があります。
名義変更ができないということは、契約者とクレジットカードの名義を異なる人のものにはできません。
また契約者とクレジットカードの名義を、両方とも他の人にそのまま変えるということもできないので注意してください。
楽天モバイルは名義変更ができない格安SIMなのですが、それによって起こる様々な問題があるので、それに対する解決方法も合わせて確認していきましょう。
楽天モバイルでは改姓による名前(名字)変更は可能!離婚は?
楽天モバイルでは人から人への、譲渡となる名義変更は対応していませんが、結婚などによる改姓では名義変更を受け付けてくれます。
結婚による名字変更は、人から人への譲渡ではなく、個人間での変更にあたるので変更が可能となっています。
また、離婚した場合に改姓になった場合にも、名字変更が必要となる場合があると思います。
この場合、契約者が自分であった場合には、結婚の場合と同じく名字変更を行えます。
ただしクレジットカードの名義変更も合わせて必要となるので注意が必要です。
一方で離婚の場合、契約者名義が元旦那さんや元奥さんだった場合には、人から人への譲渡となるため名義変更はできない可能性が大です。
楽天モバイルでは、こういった改姓による名字の変更などは、直接電話での確認が確実となっています。
楽天モバイルへのMNP時での名義変更
楽天モバイルで名義変更ができないことがネックになるのは、MNP時でのタイミングです。
他社から楽天モバイルへMNPのりかえ(転入)
楽天モバイルから他社へMNPのりかえ(転出)
こういったそれぞれのケースで名義変更を行いたい場合には、名義変更を行うタイミングが異なります。
他社から楽天モバイルへMNPのりかえ(転入)での名義変更
現在楽天モバイル以外の携帯電話を利用していて、楽天モバイルへMNPのりかえをしたい場合には、前の携帯電話会社との契約中に名義変更をしておく必要があります。
というのも楽天モバイルでは名義変更が不可なので、MNPとなる楽天モバイルと契約をしてからでは、名義変更できなくなり手遅れとなってしまいます。
ドコモやauやソフトバンクといったキャリア
で契約中であれば契約中に名義変更は可能です。
こられのキャリアの店舗に、名義変更をする人とされる人が一緒に本人確認書類を持参して行けば、名義変更を簡単に受け付けてくれます。
問題となるのは、格安SIM(MVNO)から楽天モバイルへMNPする場合の名義変更で、ほとんどの格安SIM(MNVO)では、名義変更を取り扱っていません。
現在では
mineo(マイネオ)
OCNモバイルONE
といったぐらいのものなので、それ以外の格安SIMからのりかえでは名義変更をしてからの楽天モバイルへのMNPはできないことになります。
こういった名義変更に対応していない格安SIMから格安SIMへの乗り換えでは、一旦解約して変更したい名義で楽天モバイルに申し込む手段しかありません。
楽天モバイルから他社へMNPのりかえ(転出)での名義変更
楽天モバイルから他社へMNPのりかえする場合には、次の契約先が名義変更に対応している携帯電話会社を選ぶことがポイントです。
楽天モバイルでは名義変更ができないので、のりかえた先で名義変更をする必要があります。
先ほどもお伝えした通り、
ドコモやauやソフトバンクといったキャリア
では名義変更が簡単に行えます。名義変更する人と、される人が一緒に店舗にいけない場合は家族の本人確認書類と家族関係を証明する戸籍謄本があれば手続きが行えます。
またキャリアではなく、楽天モバイル以外の格安SIMへMNPのりかえをしたい場合には、
mineo(マイネオ)
OCNモバイルONE
といった名義変更に対応しているMVNOへの申し込みでのみ実現します。
この場合間違っても名義変更に対応していない、携帯電話会社、MVNOなどへの乗り換えは避けるべきだということです。
MNPの際は前後の会社で名義変更を行うべし!
つまり上記の内容をまとめると、
楽天モバイルは名義変更が未対応なので
のりかえ前(後)の会社で名義変更を行うべし!
ということになります。行うべしというかその道しか残されていません。
このようにのりかえ前後の会社で名義変更を行うことで、番号をそのままで名義変更を行うことが可能となります。
少し手間ではありますが、楽天モバイルでのMNPに関する名義変更での解決方法は以上になります。
楽天モバイルを未成年者が利用して成人してからの名義変更に関して
楽天モバイルを未成年者が利用する場合には、親権者名義で契約を行い(クレジットカード名義も親権者)、利用者登録をすることで利用が可能になります。
未成年の方が楽天モバイルをこの方法で利用していて、後に成人した場合、自分で支払いを行うようにしたり、契約者を本人の名義に変更をしたい場合があるかもれません。
しかしこういった場合も、譲渡による名義変更となるため
未成年者が成人しても名義変更は行えません!
こういったケースでは、利用者が成人したら早めに楽天モバイルを解約して新たに楽天モバイルを本人名義で契約するのがいいかもれません。
しかしその場合には、成人となった方の回線は解約となるので、新たに楽天モバイルを契約しても電話番号は変更になってしまいます。
電話番号を変更したくない場合には、上記でご説明させていただいた、
他社へMNPのりかえ後に名義変更手続き
が唯一の解決方法となっています。
そのためには名義変更を行えるキャリア、もしくは名義変更に対応しているOCNモバイルONEやmineo(マイネオ)などの格安SIMへの乗り換えに絞られます。
未成年で楽天モバイルを利用している場合、名義変更ができない故にこういったしがらみはあるので、成人した時に自立という面も含めて先を見通しておくことも必要です。
まとめ
楽天モバイルでは名称変更は可能だけど名義変更が不可!
名義変更をしたい場合は対応他社で行うようにしてください!
ご確認していただいた通り、楽天モバイルでは改姓による本人の中での名義変更は可能です。
名字が変わった場合には、楽天モバイルのカスタマーセンターに電話で確認してみてくださいね。
しかし一方で人から人への名義変更は不可となっています。これは家族間であってもです。
楽天モバイルのような格安SIMでは、予算の少ない中で運営がされているため、手続きに人員が必要となる名義変更までサービスが追いついていなことが考えられます。
そうはいっても、名義変更が必要な場合は必ずあると思いますの、そういった場合には乗り換え前の乗り換え先の”名義変更に対応している携帯電話会社”で変更を行うようにしてください。
また電話番号にこだわりがなかったり、データSIMを契約していて一旦解約しても支障がない場合は、解約後に再契約という方法もありだと思います。
いずれにしてもベストな方法で名義変更を行ってみてくださいね!