楽天モバイルはプリペイドSIMを提供している格安SIMです。お試しには便利ですよね!
プリペイドを利用すれば、他社からのりかえる際に通信速度や使い勝手を確かめてから利用ができるので、これから格安SIMを利用したい方にはおすすめとなっています。
また色んな格安SIMを試した人にとっては、プランを選んだり契約が難しくなく短期間での利用ができるのでとっても便利なサービスです。
ただお試しやちょっとした時に利用が便利なのですが、おさえておきたいポイントなどもあります。
プリペイドSIMとは?他の格安SIMもある?
プリペイドSIMとは「使い切りのSIM」!
そもそもプリペイドSIMとは利用できるデータ容量(パケット)や期間が定められている”使い切りのSIM”のことです。
プリペイドとは前払い式という意味で、事前に払ったお金の分だけ利用ができる仕組みになっています。
「短期間だけの利用」や「お試しでの利用」にはとっても最適なんですよね。
また、ネットからだけではなく店舗でも買えて開通手続きも簡単にできるのが特徴です。
プリペイドSIMのメリットしては、
年齢制限なく誰でも申し込みができる
審査はなく、クレジットカードがなくてもOK
使い切りなので解約手続きは不要
ということが挙げられます。”手軽さ”という点においてプリペイドSIMを利用する人が多いというわけですね。
格安SIMでプリペオドSIMを提供している会社は主に次のようになっています。
・mineo(マイネオ)
・OCNモバイルONE
・IIJmio
・BIGLOBE SIM
・FREETEL
・b-mobile
・U-mobile
などなどです。
その中でも楽天モバイルのプリペイドSIMは人気となっているのですが、実際にはどういった特徴になっているのか、注意点はないのかな、プリペイドSIM以外でお試しする方法はないのか、などを確認していきましょう!
楽天モバイルのプリペイドSIMの詳細や注意点
楽天モバイルのプリペイドSIMはその他のプリペイドSIMと同様に、前払いの使い切りのSIMカードとなっています。
料金や有効期限とSIMサイズ
楽天モバイルのプリペイドSIMでは、1GBと2GBの2種類のデータ容量が用意されています。
それぞれの価格や有効期限は次のようになっています。
データ容量 | 1GB | 2GB |
価格 | 2,980円 (税別) |
3,980円 (税別) |
有効期限 | 初回通信をした日から30日間 | 初回通信をした日から90日間 |
SIMサイズ | 標準SIM、マイクロSIM、nanoSIM |
各データ容量での料金は上記のようになっています。
有効期限は初回通信をしてから30日と90日となっているのですが、ここにはちょっとした注意が必要です。
というのも、それぞれのSIMには初回利用期限というものが設定されていて、その期限には利用開始しないといけないといことになっています。この初回利用期限はSIMパッケージに日付が記載されています。
つまり購入したものの使うタイミングがなかったり、買い置きのように長期間置いておいて後ほど使うということはできないということです。
リチャージについて
リチャージとは、利用しているプリペイドSIMのデータ容量がなくなった際や少なくなった際には、追加でチャージできるというものです。
リチャージしてからの有効期限と料金は次のようになっています。
500MB | 1GB | 2GB | |
リチャージ 価格 |
1,500円 (税別) |
2,000円 (税別) |
3,000円 (税別) |
リチャージ してからの 有効期限 |
30日間 | 60日間 | 90日間 |
最初に購入する価格と比較してもらうとわかるのですが、リチャージの方が安くなっています。ラーメン屋さんの替え玉みたいなのもので、おかわり分は安くなるイメージです。
その他の注意点はデータSIMのみなど!
通話SIMはありません!また端末は自分で用意いないといけません!
ここで確認しておきたい注意点が何点かあります。
まずこのプリペイドSIMはデータ専用のSIMしか提供がなく、通話SIMはありません。楽天モバイルに限らず格安SIMのプリペイドでは原則データ専用になっています。
通話SIMでの利用ができないということは、電話番号そのままでのMNPのりかえのお試しをするには不向きです。キャリア(ドコモなど)で使っている端末をそのままでお試ししようとする場合にも、通話はできません。
通話ができないということは、楽天でんわも利用できないということなので、実質的な乗り換え前のお試しという形をとることはできません。
またSMSが付いていないので、LINEやモバゲーなどの「SMS認証」ができないため利用ができません。もちろんLINEではFacebook認証で利用することもできますが、その際にはLINE電話などができなかったり欠点も多くなってしまいます。
その上端末は自分で用意することになるので、SIMフリースマホか、ドコモ端末をデータ専用で運用するということになります。
つまりデータ専用で、対応しているスマホをご自身で用意できる場合のみこのプリペイドSIMが向いているということになります。
それ以外の場合はお試しをせずに、楽天モバイルを正式に申し込むということの方が結局は面倒な手間がないかもしれません。
楽天モバイルは初月無料だからお試し相当になる?
プリペイドSIMでお試しをお考えの場合には、ここまでご紹介してきた通りネックになるポイントがあるのも事実となっています。
ここで一つ考慮しておきたいのが、楽天モバイルは初月が無料ということです。
初月無料はプラン料金が該当となっていて、以下の料金が利用開始月の無料適用になるのものです。
通話SIM | 050データSIM (SMSあり) |
データSIM (SMSなし) |
|
ベーシック プラン |
1,250円 | 645円 | 525円 |
3.1GB プラン |
1,600円 | 1,020円 | 900円 |
5GB プラン |
2,150円 | 1,570円 | 1,450円 |
10GB プラン |
2,960円 | 2,380円 | 2,260円 |
20GB プラン |
4,750円 | 4,170円 | 4,050円 |
30GB プラン |
6,150円 | 5,520円 | 5,450円 |
プリペイドSIMと比較していただくとわかるのが、正規に契約した方が割安で利用できるということです。
またデータ専用SIMでは最低利用期間が設定されていないため、いつ解約しても解約金はかかりません。
ただ通話SIMの場合には、12ヶ月間の最低利用期間があり、その期間内での解約では9800円の契約解除手数料がかかってしまいます。
また初月無料を活かして、データ専用SIMで契約して後に通話SIMに変更するという手段も思いつくのですが、このSIM種別違いの変更はできないことになっていて、新たに契約となり手数料がかかってしまいます。
楽天モバイルのお試しをプリペイドで利用するまとめ
どうしてもプリペイドSIMを利用したい場合はプリペイドが便利!
その他のお試しなら正式契約も選択肢かもしれません!
プリペイドSIMは年齢制限などもなく、店舗での販売もあるため支払い方法も特に決まりはありません。
そういう理由でプリペイドSIMを利用したい場合には、楽天モバイルのプリペイドSIMはおすすめとなっています。
ただ通信速度などを試したい場合では、初月無料で使えて、コストが安く、最低利用期間のない正規契約でもお得に試すことは可能です。
ただMNPのりかえの場合などの、通話SIMが必要な場合はプリペイドSIMはなく、最低利用期間などを踏まえた上で正式に契約する他ありません。