
楽天モバイルで新しいスマートフォンをセット購入しようとしたとき、ふと気になるのが「充電器は箱の中に入っているのか?」という点ではないでしょうか。
新しいスマホが届いて箱を開けた瞬間、充電器が入っていなくて「すぐに使えない!」と焦ってしまうのは避けたいものです。
先に知っておきたいですよね!
公式サイトのスペック表(仕様書)を見ても、付属品の項目は小さく書かれていて見落としがちですが、実は現在のスマートフォン市場では「充電器は自分で用意する」のが常識になりつつあります。
いちばんおとくな楽天モバイルの詳細はコチラこの記事では、楽天モバイルで取り扱っているiPhoneやAndroid端末の充電器の付属状況と、もし付属していなかった場合にどのような充電器を選べば失敗しないのかを、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。
最近のスマホは「充電器なし」が主流
数年前までは、携帯電話を買えば当然のように「充電コード」と「コンセントに挿す四角い機械」がついてきました。しかし、ここ数年でその常識は大きく変わっています。
現在、Apple(iPhone)をはじめ、Samsung(Galaxy)やSony(Xperia)などの主要メーカーは、環境保護(電子ゴミの削減)やコストダウンを理由に、ACアダプタなどの充電器を同梱しない方針をとっています。
なるほど、エコな方向に進んでいるんですね。
そもそも「充電器」とは何を指すのか?
初心者の方が混乱しやすいのが、何をもって「充電器」と呼ぶかです。スマホを充電するには、厳密には以下の2つのアイテムが必要です。
- ACアダプタ:コンセントに差し込む四角いプラグ部分。
- USBケーブル:ACアダプタとスマホをつなぐコード。

最近の楽天モバイル販売端末の傾向として、「USBケーブルはついているけれど、ACアダプタはついていない」というパターン、あるいは「両方ともついていない(箱にスマホ本体しか入っていない)」というパターンが非常に増えています。
つまり、「家にUSBの差し込み口がついたACアダプタがない」という方は、端末の購入と同時にACアダプタも別途購入しておかないと、コンセントからの充電ができないことになります。
まぁなくても百均で揃えてばいいですしね!
【メーカー別】楽天モバイル取り扱い端末の付属品の傾向
それでは、具体的にどの機種に充電器がついていて、どの機種についていないのか、メーカーごとの最新の傾向を見ていきましょう。
※機種ごとの正確な付属品は、必ず購入画面の「製品のスペック(仕様)」欄を確認してください。
1. iPhoneシリーズ(Apple)
付属品:USBケーブルのみ(ACアダプタなし)
iPhoneは現在、すべてのモデルでACアダプタが付属していません。箱に入っているのは「USB-Cケーブル」のみです。
これまでiPhoneを使っていた方でも、昔のサイコロのような小さな充電器(5Wアダプタ)では最新のiPhoneを充電するのに非常に時間がかかるため、新しく急速充電対応のアダプタを買うことをおすすめします。
2. ほとんどのAndroid(Xperia / AQUOS / OPPO / Galaxy A)
付属品:なし(ケーブルすら入っていない)
ここが最大の注意点です。以下のメーカー・機種は、ACアダプタもUSBケーブルも付属しません。
箱を開けても「スマホ本体」と「紙のマニュアル」しか入っていないため、充電器セットを別途購入する必要があります。
- Xperia(エクスペリア): 全機種、徹底して付属品がありません。
- AQUOS(アクオス): 付属品はありません(データ移行用の小さな変換アダプタが入っていることがありますが、充電器ではありません)。
- OPPO(オッポ): 最新の「Reno11 A」などの機種では、ケーブル等の付属品がなくなりました。
- Galaxy(ギャラクシー): 人気の「Aシリーズ(A55など)」はケーブルが入っていません。(※S24などの高級モデルにはケーブルが入っている場合があります)
- Xiaomi(シャオミ)の廉価版: 「Redmi 12 5G」などの安いモデルには、充電器・ケーブルは入っていません。
3. Xiaomi(シャオミ)の上位モデル
付属品:フルセット(ACアダプタ・ケーブルあり)
唯一の例外が、Xiaomiの高機能モデル(Redmi Note 13 Pro+ 5Gなど)です。
これらには、その機種の性能を活かす「超急速充電器」と「ケーブル」が最初から箱に入っています。
4. 楽天オリジナル端末(Rakuten WiFi Pocketなど)
付属品:USBケーブルのみ
楽天モバイルのモバイルルーター「Rakuten WiFi Pocket 2C」などには、充電用のケーブルのみ付属しています。ACアダプタはついていません。
▼ メーカーごとの付属品の目安表(2025年最新版)
| メーカー・機種 | ACアダプタ | USBケーブル | 用意が必要なもの |
| iPhone 全機種 | × なし | ◯ あり | ACアダプタ |
| Androidのほとんど (Xperia / AQUOS / OPPO / Galaxy A / Redmi 12) | × なし | × なし | ACアダプタ・ケーブル |
| Xiaomi 上位モデル (Note 13 Pro+ など) | ◯ あり | ◯ あり | 特になし |
| Rakuten WiFi Pocket | × なし | ◯ あり | ACアダプタ |
充電器が付属していなかった場合の正しい対処法と選び方
欲しい端末に充電器がついていないことがわかった場合、どうすればよいのでしょうか。手持ちのものを使うか、新しく買うかの判断基準を解説します。
1. 昔のスマホの充電器を使い回す場合の注意点
「家に昔のアンドロイドの充電器があるから大丈夫」と思っている方は、差込口の形を確認してください。
- USB Type-C(タイプシー):現在の主流。差込口が楕円形で、裏表の区別がなく挿せるもの。
- micro-USB(マイクロユーエスビー):数年前まで主流だったもの。差込口が台形で、向きが決まっているもの。
現在楽天モバイルで販売されているスマホは、ほぼ全て「USB Type-C」です。古い台形の端子の充電器は物理的に挿さらないため使えません。
逆にいえばType-Cがあれば大丈夫!
2. 新しく購入する場合の選び方
楽天モバイルの公式サイト(アクセサリー販売ページ)や、Amazon、家電量販店で充電器を購入する場合、以下のキーワードに注目して選んでください。
「PD対応(パワーデリバリー対応)」
これは、スマホを急速で充電できる規格のことです。最近のスマホはバッテリー容量が大きいため、PD対応ではない古い充電器や100円ショップの安価な充電器を使うと、充電が完了するまでに4〜5時間かかってしまうこともあります。
逆にいうと寝ている間に充電するなら百均で十分!
「20W(ワット)以上の出力」
パッケージに「20W」や「30W」といった数字が書かれています。今のスマホを快適に充電するには、最低でも20W以上の出力があるACアダプタを選ぶのが正解です。
まぁ大体大丈夫ですよ!
Android購入時は「充電器セット」も一緒に買おう
楽天モバイルで端末セットを申し込む際は、昔のように「充電器はついてきて当たり前」という感覚を一度捨てて確認する必要があります。
- iPhoneを買う人:ACアダプタ(四角いプラグ)だけ用意してください。
- Androidを買う人:ACアダプタとケーブルの両方を用意してください。(Xiaomiの上位機種を除く)
せっかく新しいスマホが届いたのに、充電ができなくてはお楽しみがお預けになってしまいます。
端末を選ぶ際は、デザインや性能だけでなく、ページ下部にある「付属品」のリストもしっかりチェックして、必要であればアクセサリーコーナーで充電器も一緒にカートに入れておくことをおすすめします。
いちばんおとくな楽天モバイルのお申し込みはコチラ

コメント