au回線の格安SIMでタブレットはデータ通信できるの?
格安SIMが使えるのはもちろんスマートフォンだけではありません。タブレットでも運用が可能です。
「auでタブレットを購入したけど月々の料金が高いから安くしたい」
「SIMフリーのタブレットを持っているのだけれど、auの回線が使える格安SIMで使いたい」
「自分が持っているタブレットはau系格安SIMで運用できるの?」といった疑問を持つ人はたくさんいらっしゃると思います。
今まではauとの契約やSIMフリーでWi-Fiを飛ばしてインターネットに繋いできたけど、auの回線を利用している格安SIM(MVNO)でも利用できた方が絶対に安くなりますよね?
結論から言ってしまうとauの回線を使った格安SIMで運用した方が絶対にお得に使えるのです。タブレットをお安くしかも使い勝手もよくしてしまいましょう!
iPadの場合は以下のページを参考にしてください。
au回線でタブレットを使うメリットって?
タブレットを利用することきにauの回線を利用した格安SIMを利用する人は間違いなく増えてきているようです。
メリットがでくさんあり、まずは料金が安くなるからです。後ほど詳しくは説明しますが、auから格安SIMに変えるだけで約3,000円/月も安くなります。
またau回線はタブレットのようなデータ通信を用途に使用する場合には強い味方です。
auでは独自の回線を使っているため混雑が起きにくいののはもちろんですが、auでタブレットを使うメリットはやっぱりau4GLTEが利用できるという点です。
au4GLTEは人口カバー率99%で日本の全国エリアをカバーしているモバイル通信です。
そしてそのau4GLTEが格安で利用できるauのMVNO業社がmineoとUQmobileというわけです。
そこで本題が、タブレットでもこの2社のSIMを使って利用できるのか?ということなのですが、
はい、もちろん利用することが可能です。
auのタブレットを使えるmineoとUQmobileの動作確認は?
auのタブレットは以下の端末が販売されています。
・Google Nexus 7
・ASUS MEMO Pad 8
・Qua tab 01
・XPERIA Z4 Tablet SOT31
・Qua tab 02
・Qua tab PX
・Qua tab PZ
もちろんもっと以前にauでタブレットを購入した場合は上記に含まれていないと思います。
そのタブレットでもau系格安SIMでは利用することができるのでしょうか?
auの回線を利用しているmineoとUQ mobileではそれぞれタブレットの動作確認の内容が違い、今お使いのタブレットがどちらで使えるのかを事前に確認しておくことが必要となります。
本サイトでも一例ではあげておきますが、タブレットの動作確認verによって動作が違っていたりして複雑です。
タブレットはテザリングできるのもメリット!
タブレットをau系の格安SIMで利用するメリットは料金を安く使えるだけでなく、テザリングを行えることもメリットです。
テザリングとは簡単にいうと出先などのインターネット環境がない中で、タブレットをWi-Fi代わりにパソコンやスマートフォンにつなぐことができる機能です。
au系の格安SIMは、iPadではテザリングが利用できませんが、次に紹介するタブレットでは全機種でテザリング対応となっています。
mineoで使えるタブレットの参考例
auブランド端末
機種名 | SIMカード 種別 |
データ 通信 |
SMS | 動作確認 Ver. |
ASUS | ||||
MeMO Pad 8 【AST21】 |
micro | ◯ | ◯ | Android 4.4.2 (KVT49L.JP_epad-11.8.2.26.1) |
HUAWEI | ||||
Qua tab 02 【HWT31】 |
※au VoLTE (nano) |
◯ | ◯ | Android 5.1.1 (FDR-A04LC001B021) |
KYOCERA | ||||
Qua tab 01 【KYT31】 |
※ au VoLTE (nano) |
◯ | ◯ | Android 5.1 (100.0.1c10) |
SHARP | ||||
AQUOS PAD 【SHT22】 |
nano | ◯ | ◯ | Android 4.2.2 (01.00.02) |
AQUOS PAD 【SHT21】 |
micro | ◯ | ◯ | Android 4.1.2 (01.01.03) |
SONY | ||||
XPERIA Z4 Tablet 【SOT31】 |
※au VoLTE (nano) |
◯ | ◯ | Android 6.0 (32.1.C.0.281) |
XPERIA Z2 Tablet 【SOT21】 |
micro | ◯ | ◯ | Android 5.0.2 (23.1.G.2.151) |
SAMSUNG | ||||
GALAXY Tab S 【SCT21】 |
micro | ◯ | ◯ | Android 5.0.2 (LRX22G.SCT 21KDU1BOK1) |
※au VoLTE SIMでSIMロック解除が必要になります。
SIMフリー端末
ASUS | ||||
ZenPad3 8.0 【Z581KL】 |
micro
au VoLTE |
◯ | ◯ | Android 6.0.1 (MMB29M.JP_P008- V3.3.10201608170 60020786_201606 010922) |
ZenPad 8.0 【Z380 KNL】 |
micro
au VoLTE |
◯ | ◯ | Android 6.0.1 (MMB29M.JP_P024- V5.4.72016062106 0020704_2016020 40034) |
ZenPad 10【Z300 CNL】 |
micro | ◯ | ◯ | Android 6.0.1 (MMB29P.JP_epad- 13.8.1.30-20160 513060020723_ 201603020037) |
HUAWEI | ||||
MediaPad T2 7.0 Pro 【PLE-701L】 |
nano | ◯ | ◯ | Android 5.1.1 (PLE-701LC2 29B002) |
MediaPad T1K 10.0 LTE <K-OPT仕様> |
micro
au VoLTE |
◯ | ◯ | Android 4.4.4 (T1-A22LV100R0 01C403B001) |
HP | ||||
HP Elite x2 1012 G1 for au | micro | ◯ | ◯ | Windows10 Pro |
UQmobileで使えるタブレットの参考例
UQmobile(UQモバイル)ではauブランドやSIMフリー端末ではなく、SIMロック解除が必要な端末かそうでないかでの表示でみていきましょう。もちろんSIMフリー端末はロック解除が不要ですが、そういった場合はUQmobileのSIMカードを挿すだけでタブレットでデータ通信が可能です。
SIMロック解除が不要な端末
機種名 | SIM カード種別 |
データ 通信 |
SMS | 動作確認Ver. |
ASUS | ||||
ASUS Memo Pad 8 AST21 |
micro | ◯ | ◯ | Android 4.4.2 |
ASUS ZenPad 10 (Z300CL) |
micro | ◯ | ー | Android 5.0.1 |
ASUS ZenPad 7.0 (Z370KL) |
micro | ◯ | ー | Android 5.1.1 |
ASUS ZenPad 8.0 (Z380KL) |
micro | ◯ | ー | Android 5.0.2 |
FUJITSU | ||||
ARROWS Tab FJT21 |
micro | ◯ | ◯ | Android 4.2.2 |
HP | ||||
HP Elite x2 1012 G1 for au |
micro | ◯ | ー | Windows10 |
Huawei | ||||
MediaPad T2 7.0 Pro |
マルチ(nano) / nano | ◯ | ー | Android 5.1.1 |
LG Electronics | ||||
LG G pad 8.0 L Edition | micro | ◯ | ー | Android 5.0.2 |
SAMSUNG | ||||
GALAXY Tab S SCT21 | micro | ◯ | ◯ | Android 4.4.4 / Android 5.0.2 |
SHARP | ||||
GALAXY Tab S SCT21 | micro | ◯ | ◯ | Android 4.0.4 / Android 4.1.2 |
AQUOS PAD SHT22 | nano | ◯ | ◯ | Android 4.2.2 |
Sony mobile communications | ||||
XPERIA Z2 Tablet SOT21 | micro | ◯ | ◯ | Android 4.4.2 / Android 5.0.2 |
SIMロック解除が必要な端末
Huawei | ||||
Qua tab 02 | マルチ(nano) | ◯ | ◯ | Android 5.1.1 |
KYOCERA | ||||
Qua tab 01 | マルチ(nano) | ◯ | ◯ | Android 5.1 |
Sony mobile communications | ||||
XPERIA Z4 Tablet SOT31 | マルチ(nano) | ◯ | ◯ | Android 5.0.2 Android 6.0 |
SIMロック解除は無料でウェブ上で簡単にできる!
もし、SIMロック解除が必要な端末をお持ちの場合難しそうに思えるかもしれませんがSIMロック解除はとっても簡単です。auお客さまサポートサイトから行えます。
auショップでも解除してくれるのですが、3,000円(税抜)かかるの対してauお客さまサポートサイトからだと無料です。
auでは
2015年5月以降に発売された対応機種
機種購入日から180日以上経過
ネットワーク利用制限中ではない
という条件を満たしていればSIMロック解除が可能です。
流れとしては
「SIMロック解除の可否判定」⇒「SIMロック解除の手続き」となっています。
事前にIMEIまたはMEIDの番号を確認しておく必要がありますが、それもお使いのタブレット端末から確認・コピーができます。※もし確認方法がわからない場合は「(お使いのタブレット名+IMEI確認方法」で検索してみてください。
タブレットをau回線の格安SIMを利用した時の料金
タブレットをau回線の格安SIMで運用する場合には月々の料金はどうなるのでしょう?
まず大切なのは、すでに紹介させていただいていますが、現在ご利用中のタブレットとそのSIMカードで運用できるのかどうかという動作確認がとれているかどうかです。
それをクリアできれば次に各社の料金プランを確認することになります。
ちなみにauでタブレットを使ってる場合の料金は…
これから紹介するmineoやUQmobileでタブレットを使うと料金は驚くほど安くなるのですが、auで利用すると料金はいくらぐらいになってしまうのでしょうか?
まずデータ定額プランの基本使用料が5,700円(税抜)です。
月間データ容量は7GBでそれ以上を超えるネット通信は通信速度が128kbpsに低速化されます。
料金は契約時にLTEフラットfor Tab(i)スタート割で最大2年間500円/月OFFになるので5,200円/月になります。
さらに固定通信サービスと利用してauスマートバリューを申込で3790円になり、もしくは、auスマートフォンとセットで利用すればスマホセット割引で4,266円になります。
これにiPadの端末代金がかかるので、機種代金の分割代金を合わせるとこれに1000円
〜3000円ぐらいが上乗せになるのです。
つまりauでタブレットを運用しようと思うとどれだけ安くても、4,000円〜8,000円はかかってしまうということですよね。
話はそれましたが、本題のau回線の格安SIMでのiPadの運用料金です。
mineoでのタブレット運用の料金
mineoでタブレットを使おうと思うとほとんどの場合、auプラン(Aプラン)のシングルタイプを利用することになります。シングルタイプとは090音声通話を伴なわない、データ通信のみのSIMカードのことです。
mineoでの月額料金プランは
データSIM | |
容量 | 月額料金 |
500MB | 700円 |
1GB | 800円 |
3GB | 900円 |
6GB | 1,580円 |
10GB | 2,520円 |
20GB | 3,980円 |
30GB | 5,900円 |
タブレット用のSIMカードを申込むときのmineoでのメリットは、データコースの選択肢の多さです。
はじめはどのコースにしようか迷われるかもしれませんが、同一プラン・同一タイプ内であれば手数料が無料で自由に変更することができます。
(※例えば3GB⇒10GBに変更しても無料です。)
最初は無難に3GBコースを選択しておいて、外出や出張が重なり月には容量を増やすという方法も取れるのは使い方の用途が増えると思います。
パケット繰り越し・フリータンク・パケットギフト・パケットシェアもmineo(マイネオ)で申込むメリットですよね。
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UQmobileでのタブレット運用の料金
UQmobileでタブレットを利用するときはデータ高速プランかデータ無制限プランかの2パターンです。
データ高速プラン | ||
容量:3GB | 月額:980円 | 特徴:月間データ容量3GBまでで、それを超えれば低速化制限がかかります。 |
3GBプランはデータ通信が速いですが、毎日ちょこちょこ動画を見ていると(15分/日程度)、データ通信容量を使い切ってしまい低速化の対象になってしまいます。
タブレットをどのように使うにもよりますが、1時間以上の動画視聴を月に1度でもしてしまうと、その月のデータ容量はピンチになることが多いということです。
無制限プラン | ||
容量: 無制限 |
月額: 1,980円 |
特徴:月間データ容量は無制限ですが、通信速度の最大が500kbpsと通常の150Mbpと比べて遅くなっています。 |
無制限という部分に目がいきますが、通常の速度から500kbpsとはっきりいって動画などをみるのはストレスの溜まる速度です。
高画質の高解像度をあきらめて画像の粗いモードで動画をみればまだましですが、それでもストレスを感じる速度だと思います。
元々から無制限プランの用途としては、動画をそれほど見ない、スマホで操作をするくらいだという人に向けて作られたプランです。
自宅にWi-Fi環境があって外で通信をするのは、比較的速度の必要ない通信だという人にはオススメかもしれませんね。
高速3GBプラン・無制限プランのある
UQ mobileの一番おトクなお申込みはこちら
タブレットを使うならやっぱりmineoがオススメ!
以上のように、タブレットをau回線の格安SIMで運用するならUQmobileよりもmineoがおすすめです。
サポートが充実していてプランも色々選べるので、スマートフォンに比べて使い方が特殊なタブレットではmineoが無難でしょう。
ただし、UQmobileの実効速度はauやドコモソフトバンクに匹敵するといわれているの、データ高速プラン(3GB)で十分ということでればUQmobileの選択もありかもしれません。
いずれにしても動作確認が取れていないと元も子もありませんので、注意し契約先を選んでくださいね。
以上でau回線の格安SIMでタブレットを利用する際の詳細でしたが、続いては現在auで購入したタブレットを使っていて格安SIMにのりかえて運用を考えている人への注意点です。
auでタブレットを解約する時の注意点
auでタブレットを利用するよりもmineoやUQmobileの格安SIMで利用する方が料金を抑えて使えることはわかっていただけたと思いますが、のりかえる際に注意なのが契約解除料金です。
契約解除料金には契約更新月以外では9500円(税抜)がかかってしまいます。
契約更新月での解約となれば契約解除料金である解約金は0円でかかりません。
※契約更新月は「auお客様サポート」から確認ができます。
またタブレット本体の分割支払いの残りがある場合も支払う必要があります。また、今まで無料だったau Wi-Fi SPOTも使えなくなります。
ですので、今解約をしてどれぐらいの分割支払いが残っていて、契約解除料金を支払っても差し引きがお得であるのであれば、のりかえるべきだと私は考えています。
損益分岐点としては1年間使用している場合だったら、mineoかUQmobileに乗り換えた方がお得になります。
まとめ:タブレットをau回線の格安SIMで運用すればお得に!
タブレットをmineoかUQmobileで利用すればとってもお得!
タブレットを格安SIMで運用できれば絶対にお得です。
その際には現在お使いであったりこれから購入しようとお考えの
・端末の動作確認
をしかっり事前に行っておきましょう。タブレットはスマートフォンのようにたくさん情報があるわけではありませんが、本サイトでも記載している動作確認端末も参考にしてみてください。また、
・それぞれのプラン
もしかっりと確認して申込むようにすると失敗せずにお得にタブレットを使いこなせるのではないかと思います。