ワイモバイル(Y!mobile)の料金プランや各種手数料の仕組みは、大きく変化しています!
「結局、毎月いくらかかるの?」
「解約金は今でもあるの?」
といった疑問をお持ちの方に向けて、ワイモバイルの料金体系について、消費税の扱いや最新の割引ルールを交えながら詳しく解説していきます。
特に、これから契約を検討している方や、機種変更を考えている方にとっては、契約する場所(店舗かネットか)によって初期費用が変わる重要なポイントもありますので、ぜひ最後までご確認ください。
料金体系について詳しくお伝えします!
Ymobile(ワイモバイル)の現在の月額料金と消費税の表示について

ワイモバイルで提供されている主要な料金プランやオプション料金について解説します!
2021年4月より「総額表示(税込価格の表示)」が義務化されたため、現在ワイモバイルの公式サイトやカタログで見かける金額は、基本的にすべて「消費税10%込み」の金額です。
「税抜価格」を見て自分で計算する必要がなくなり、実際に支払う金額がひと目でわかるようになっています◎
最新プラン「シンプル2」の仕組み
現在ワイモバイルの主力となっているプランは「シンプル2 S/M/L」というものです。
これは、毎月使えるデータ通信量(ギガ数)によってS、M、Lの3つのサイズから選ぶ仕組みになっています。
例えば、動画をたくさん見る人は容量の大きい「Lプラン」、LINEやメールが中心の人は「Sプラン」を選ぶのが一般的です。
このプランの大きな特徴は、各種割引を適用することで料金が大幅に安くなる点です。
基本料金だけを見ると少し割高に感じるかもしれませんが、「おうち割 光セット(A)」または「家族割引サービス」といった割引を組み合わせることで、格安SIMならではの安さを実現できる仕組みになっています。
なお、これらのプラン料金や、留守番電話などのオプションサービスの月額料金は、利用した月の末日に締め切られ、翌月に請求されるのが一般的です。
通話料金と「かけ放題」オプションについて
オプションについても確認しておこう!
スマートフォンの通話料金については、かけた時間に応じて料金が発生する従量制が基本です。
ワイモバイルの場合、30秒あたり22円(税込)の通話料がかかります。
ここで注意したいのが、LINE通話などのアプリを使った通話とは異なるという点です。LINE通話はインターネット回線を使うため通話料はかかりませんが、電話番号を使ってかける通常の音声通話は料金が発生します。
仕事や予約の電話などで通常の電話をよく使う方のために、ワイモバイルでは2つの定額通話オプション(かけ放題)が用意されています。
一つ目は、1回あたり10分以内の国内通話が無料になる「だれとでも定額+」。二つ目は、24時間いつでも国内通話がかけ放題になる「スーパーだれとでも定額+」です。
ただし、これらのオプションに加入していても、「ナビダイヤル」と呼ばれる「0570」から始まる電話番号(宅配便の問い合わせやチケット予約などでよく使われます)への通話は無料の対象外となり、別途料金がかかることは覚えておきましょう。
機種代金の分割払いと支払いのタイミング
スマートフォン本体を購入する際、一括払いではなく分割払いを利用される方も多いでしょう。
機種代金に関する消費税は、購入手続きを行った時点での税率で確定します。現在は10%ですが、今後もし税率が変わることがあっても、契約完了時の総額が変わることは基本的にありません。
ワイモバイルで機種を購入する場合、24回払いや36回払いなどを選択できますが、これらは一般的なクレジットカードの分割払いとは異なり、分割手数料(金利)がかからないのが特徴です。
つまり一括で買っても分割で買っても、支払う総額は同じ!
また、最近では「ソフトバンク認定中古品」という、メーカー認定の高品質な中古iPhoneなどもワイモバイルで取り扱っており、これらも分割払いで購入することが可能です!新品にこだわらず費用を抑えたい方には、こうした選択肢も用意されています◎
解約金(違約金)は廃止!手数料に関する最新事情

数年前までは、携帯電話の契約には「2年縛り」と呼ばれる期間拘束があり、更新月以外に解約すると9,500円(税抜)などの高額な解約金が発生していました。
しかし、現在は電気通信事業法の改正や各社のルール変更により、ワイモバイルでも契約解除料(解約金)は完全に撤廃されています。
つまり、いつ解約しても、いつ他社へ乗り換えても、違約金を請求されることはありません。これはユーザーにとって非常に大きなメリットと言えます!
また、電話番号をそのままで他社へ乗り換える際に必要だった「MNP転出手数料」も、現在は無料になっています。「MNP(エムエヌピー)」とは、今使っている電話番号を持って他社の携帯会社へ移る制度のことです。
注意が必要なのは「契約事務手数料」
解約時はお金がかからなくなりましたが、新しく契約する際や機種変更をする際には「契約事務手数料」という初期費用がかかる場合があります。
現在、店舗(ワイモバイルショップ)で新規契約や機種変更の手続きを行うと、事務手数料として3,850円(税込)が発生します。(以前は3,300円でしたが、現在は値上がりしているため注意が必要です。)
しかし、ワイモバイル公式オンラインストアで手続きを行う場合、この事務手数料が無料になるケースがほとんどです。
店舗スタッフによる対面サポートが必要ない場合は、オンラインストアを利用することで、この約4,000円近い初期費用を節約することができます。
| 手数料の種類 | 店舗での手続き | オンラインストアでの手続き |
| 新規契約・MNP事務手数料 | 3,850円 | 0円(無料) |
| 機種変更手数料 | 3,850円 | 0円(無料) |
| 解約金(契約解除料) | 0円 | 0円 |
| MNP転出手数料 | 0円 | 0円 |
※オンラインストアの事務手数料無料キャンペーン等は予告なく変更される場合がありますので、最新情報は公式サイトをご確認ください。
ワイモバイルをお得に使うための割引サービス

ワイモバイルの料金を安くするためには割引サービスの活用が不可欠です!ここでは主要な2つの割引について解説します。
1. おうち割 光セット(A)
これは、自宅のインターネット回線(ソフトバンク光やソフトバンクエアー)と、ワイモバイルのスマホをセットにすることで受けられる割引です。
「ソフトバンク光」とは、光ファイバーを使った高速な固定インターネット回線のことで、「ソフトバンクエアー」とは、工事不要でコンセントに挿すだけで使えるWi-Fi機器のことです。
これらを契約している場合、スマホ1台あたり毎月1,000円以上の割引が適用されるため、家族で使うと非常に大きな節約効果があります。
2. 家族割引サービス
自宅のインターネットがソフトバンク系ではない場合でも、家族で複数のワイモバイル回線を契約していれば「家族割引サービス」が適用されます。
これは2回線目以降の月額料金が割引になるサービスです。
同居している家族だけでなく、離れて暮らす家族や、同居しているパートナー(事実婚など)も対象になる場合があります。ただし、「おうち割 光セット(A)」との併用はできないため、どちらか割引額が大きい方が適用されます。
現在は解約金なし!オンライン契約なら初期費用もお得に

「いつ契約するかで損をする」という心配は、現在のワイモバイルにはほとんどありません。
- プラン料金や機種代金はすべて税込表示でわかりやすい
- 解約金やMNP転出手数料は撤廃されている
- ただし、店舗での契約には事務手数料がかかる(オンラインなら無料)
という状況です。
特に、契約事務手数料の3,850円を節約できるオンラインストアでの契約は、現代の賢い節約術と言えます。送料も無料で、24時間いつでも待ち時間なしで手続きができるため、スマートフォンでの入力に抵抗がない方には非常におすすめです。
最新のiPhoneやAndroidスマートフォンのセール情報、SIMカード単体での高額キャッシュバックキャンペーンなどもオンラインストア限定で行われていることが多いので、ぜひ一度チェックしてみてくださいね。


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