Ymobile(ワイモバイル)では余ったパケットの繰越ができません。
パケットとは、その月に使える高速データ通信容量のことですが、ワイモバイルではその月に余ったパケットを翌月に繰り越すことができないルールとなっています。
余ったパケットを繰越ができないというのであればちょっと損をしている気分になってしまうのですが、実際には繰越ができないことの注意点や解決方法をしっかりと確認しておけば、損をしないで利用することができます。
Ymobile(ワイモバイル)でパケット繰越のルールについて
ワイモバイルではパケット繰越ができないことを前提に利用すべし!
ワイモバイルでは余ったパケット(高速データ容量)を翌月に繰越すことはできないルールとなっています。
余ったパケットは翌月に繰越されない
使い切れなかったパケットはその月で消滅
追加チャージしたパケットが余っても翌月には繰越されない
となっています。
ワイモバイルではパケットを使い切ってしまった場合、500円/500MBでパケットを追加チャージできるのですが、これも翌月へは繰越されないので注意が必要です。
使わなかった分は翌月に自動繰越がされる携帯電話会社もありますが、ワイモバイルではそうではありません。
スマートフォンなどのパケットにあたる高速データ容量を、毎月きっちりと全て使い切るとというケースは少ないかもしれません。
ワイモバイルでのスマホプランにはS/M/Lがあり、データ容量2倍が適用される場合では
・スマホプランS:2GB
・スマホプランM:6GB
・スマホプランL:14GB
となります。上記のようなプラン内のパケットを余らせてしまうと翌月への繰越はできません。
例えば、スマホプランLの14GBがある場合、その月に10GBしか利用しなかった場合には、余った4GBは翌月への繰り越しができずその月で消滅してしまうということになります。
ですので、ワイモバイルではパケット繰越ができないということを前提に、次にご紹介する注意点を確認して損をしないように利用するのがおすすめの方法となります。
Ymobile(ワイモバイル)パケット繰越ができないことに関しての注意点
ワイモバイルでパケットの繰越ができないことに関しての注意点を確認していきましょう。
月末での申し込みではパケットが余る可能性あり!
まず、これからワイモバイルを申し込もうとお考えの場合には、月末での申し込みではパケットが余る可能性があるということです。
ワイモバイルでは初月に関しては、月のいつのタイミングに申し込もうともパケットは契約プラン分を丸々利用できることになっています。
その月の1日に申し込もうとも30日に申し込もうとも、契約したデータ容量を丸々使うことができます。
例えばスマホプランM(6GB)を契約した場合、1日などの月初に申し込もうとも、30日に月末に申し込もうとも、利用初月は契約プランのパケットを全て使用することが可能です。
スマホプランMであれば6GBとなりますが、月末が利用開始になった場合には、この6GBを使い切れずにパケットが余ってしまう可能性が高くなってしまいます。
その場合には、パケットは翌月には繰り越されずに当月で消滅してしまいます。
初月からパケットを無駄にせず使い切りたいという場合には、なるべく月初での申し込みがおすすめです。
とはいえ、ワイモバイルでは初月の月額料金に関しては日割りとなっているので、料金的に損をすることはなく、あくまでもパケットを余らせてしまう観点でのお話です。
大きめの容量プラン(スマホプランL)では特に注意
ワイモバイルのスマホプランはS/M/Lと3段階のプランが用意されていますが、特にスマホプランL(14GB)での大容量プランでは特に注意が必要です。
パケットをたくさんもらえるプランを契約しても、その月に容量を使いきれなかった場合にも翌月以降への繰り越しはできません。
動画をたくさんに見たり、アプリをダウンロードしたりする場合であれば14GBを使い切ることはできるかもしれませんが、これを毎月となるとたくさんの利用が必要となります。
そういったことからパケットを余らせてしまう可能性の高い大きめ容量プラン、特にスマホプランL(14GB)で契約をする場合にはパケットは繰越ができないということは注意をしておいてください。
少ない容量のプランほど余らせると損になる!?
パケット単価を考えると小量プランの方が余らせると損!
ワイモバイルでのプラン料金とパケットの関係性からパケットの単価を換算すると
容量 | プラン 料金 |
パケット単価 | |
スマホ プランS |
2GB | 1,980円 | 990円/1GB |
スマホ プランM |
6GB | 2,980円 | 約497円/1GB |
スマホ プランL |
14GB | 4,980円 | 約356円/1GB |
といったパケット1GBに対する単価を出すことができます。
これはあくまでも単純的な計算で、プラン料金は開始翌月から適用されるワンキュッパ割、パケットはデータ容量2倍無料キャンペーンの適用時を考慮して計算してしますが、こうみても少ない容量プランほどパケットを余らせてしまうと損をしてしまうことになってしまいます。
ですので、できるだけ使い切れる容量プランを契約して、パケットが余らないようにすることがおすすめの方法となるのはいうまでもありません!
Ymobile(ワイモバイル)でパケットを余らせないための対処法
ワイモバイルではパケットの繰越はできないので、次の方法を使ってパケットを有効活用することがおすすめです。
こまめにデータ使用量をチェックする
パケットを余らせないためには、こまめにデータ使用量のチェックをすることがおすすめです。
データ通信量の使用量のチェックは
My Y!mobile
から行うこともできますし、お使いの端末の【設定】→【データ使用量】から確認をすることができます。
月末前にはこのデータ使用量をチェックして、当月で余らないようにバランスよくパケットを使い切るように利用するのがおすすめです。
テザリングも利用する
ワイモバイルではテザリングなども利用可能なので、パソコンやタブレットやゲーム機といったモバイル端末でパケットを消費して余らせない工夫も可能です。
テザリングというのは、お使いのワイモバイル端末をモバイルWi-Fi代わりにして出先でもタブレットやパソコンでインターネット通信を行えるサービスです。
ワイモバイルの端末を使ってテザリングをするということは、ワイモバイルのプランからパケットを消費するということになるので、パケットを無駄なく使用することができます。
シェアプランも利用できる
ワイモバイルでは、”シェアプラン”といって、スマートフォンのデータ通信容量(パケット)を他のスマホやタブレットなどの別の端末でに分けて利用できる子回線専用のプランがあります。
このプランは「スマホプランS/M/L」または「データプランS/L」を契約の場合に、最大3枚のSIMカードを使えてタブレットやSIMフリースマホの端末でパケットをシェアできるプランです。
ワイモバイルで上記の該当プランで契約さえしていれば、他社のスマホへもタブレットへもパケットをシェアすることができます。
このシェアプランでは基本料金は
・スマホプランS…980円
・スマホプランM…490円
・スマホプランL…0円
で利用することができます。
特にパケットが余る可能性の高いスマホプランLでは基本料金が無料で利用できるので、毎月のパケットが余っていてなおかつタブレットなどにシェアしたい場合はこのシェアプランがとてもおすすめです。
ワイモバイルのシェアプランや家族割の詳細(参考記事)
利用分に合わせたプランを選択する、またはプランを変更する
ご自身に合ったプランを選択しましょう!
ワイモバイルでパケットを余らせないためにもっとも大切なことは、ご自身の利用分に合わせたプランを選択するということです。
これからワイモバイルを契約するという場合であれば、これまで利用してきたパケット量をおおまかでいいので把握しておき、それに見合ったプランを選択するのがおすすめです。
もう現在ワイモバイルを利用していて、たくさんのパケットが余ってしまう状況であれば、プラン変更をして容量の小さいプランへと切り替えることも可能です。
ワイモバイルのプラン変更に関しては注意点もあるので以下の記事を参考にしてみてください。
ワイモバイルのプラン変更の詳細(参考記事)
Ymobile(ワイモバイル)でパケットが繰り越せないけどパケットを活用する方法がある!
ワイモバイルではパケットの繰越はできませんので、
パケットを余らせないためにも、なるべく月間で利用する分だけの容量のプランを選択するようにするのがポイントです。
ワイモバイルでは、パケット繰越ができない代わりといってはなんですが
パケットを節約する
パケットをもらう
ということが可能で、パケットを活用する方法があります。
下記でご紹介する方法を利用すれば、少ない容量のプランを契約の場合であってもパケットを無駄に消費することなく利用することができます。
ソフトバンクWi-Fiスポットを無料で利用する
ワイモバイルはソフトバンクの子会社にあたるため、「ソフトバンクWi-Fiスポット」利用することができます。
ソフトバンクWi-Fiスポットというのはソフトバンクが提供している、公衆無線LANサービスのことで、駅や空港、カフェやショッピングモールなどの日本全国の対応エリアに入れば無料で高速インターネットが利用できるサービスです。
このソフトバンクWi-Fiスポットでのインターネット通信は、ワイモバイルのパケットを消費することなく利用することが可能です。
このソフトバンクWi-Fiスポットが利用できることはワイモバイルでの大きなメリットとなっていて、使い方も一度設定してしまえば自動的に接続を行なってくれるので大いに活用が可能です。
自宅や職場のWi-Fiを使ってパケットを節約
自宅や職場のWi-Fiをワイモバイルにつなげることによって、ワイモバイルのパケットを消費することを抑えることができます。
特にデータ通信量が大きくなる、動画の視聴やアプリのダウンロード、アプリやOSのアップデートといった動作では、自宅や職場のWi-Fiで行うことがおすすめです。
パケットマイレージを貯めてパケットをもらう
ワイモバイルにはパケットマイレージというサービスがあり、貯まったマイルに応じてランクが決まり、そのランクによってパケットを無料でもらうことができます。
パケットマイレージは
Yahoo!JAPANへログイン
Yahoo!ショッピング、LOHACO、ヤフオクで買い物
パケくじでマイルを当てる
といった方法でマイルを貯めることができます。
YmobileとYahoo!の連携サービスによって、上記のようなYahoo!関連のサービスを利用すればするほどマイルが貯まり、もらえるパケットの容量も大きくなる仕組みです。
容量の少ないプランで契約していても、いざとなった時にランクが条件を達していたら無料でパケットを追加することができるサービスです。
ワイモバイルのパケットマイレージの貯め方・使い方の詳細(参考記事)
Enjoyパック加入で500円分のパケットがもらえる
ワイモバイルには月額500円で利用できるEnjoyパックというオプションサービスがあります。
こちらもYahoo!と連携したサービスで、Yahoo!ショッピングで使えるクーポン(500円分)はもらえたり、ポイントがたくさん付いたりするサービスです。
このEnjoyパックの特典の中には、“パケットが500円分毎月もらえる”というものがあり、パケットを使い切った場合の、500MB分の追加チャージが500円割引となり無料となります。
Yahoo!ショッピングなどをよく利用するのであれば、500円クーポン+500円分のチャージ分がもらえるということなので、月額料金500円の元が取れるどころかそれ以上にお得になります。
まとめ
ワイモバイルではパケット繰越不可を見越してプランを選ぶべし!
パケットをお得に活用するのが解決方法!!
ワイモバイルでは余ったパケットは翌月に繰り越しはされませんが、今回ご紹介させていただいた方法などを活用すれば、損をすることなく利用すること可能となっています!
ワイモバイルではキャンペーンによってパケットがデータ容量2倍という特典でついてくるので、多少なりともパケットが余っても損になることはありません。
ただしパケットがあまりすぎるようなプランの選択では損をしてしまいますので、プランを選ぶには十分に気をつけてくださいね。
このようにワイモバイルではパケットの繰越はできませんが、Yahoo!関連のサービスやパケットに関するサービスをうまく活用することで、よりお得に利用することができますのでぜひ参考にしてみてくださいね!