楽天モバイルを申し込む際に気になるのはSMSについてだと思います。
格安SIMを選ぶ際にSMSを重視するケースは非常に多く、楽天モバイルでも気になるところですよね!
特に今までキャリア(au/ドコモ/ソフトバンク)を利用してきた人にとってはauでいうとcメール、ドコモでいうとspモードメールというものが標準でついてきたりしていたので特に深くは考える必要はなかったと思います。
SMSって!?結構重要な機能なんです!
そもそもSMSとは「ショートメッセージサービス」の略で英語での頭文字をとったものです。
電話番号を知っているだけで、携帯電話同士で最大全角70文字までのメッセージを送信したり受信したりすることができるサービスです。
現在はLINEなどのコミュニケーションアプリを使うことが増えていたり、1通あたり送信が3円かかることからSMS同士でメッセージのやりとりをすることは少なくなっているかもしれませんが、結構重要な機能なのです。
というのも後ほどご説明はいたしますが、SMS機能が重要なのはもちろんメッセージ機能なのですがそれ以外にも受信ができるかどうかということも大切です。
SMS機能がないと利用できないサービスがあったりそのほか起きる問題もあるので、そのあたりも合わせて楽天モバイルでのSMSを確認していきましょう!
楽天モバイルでSMSが使えるプランはこれ!
楽天モバイルではSMSが利用できるのですが、プランによってできるできないがあります。
楽天モバイルでは次のプランの提供があり、それぞれのサービスを利用できるできないも次のようになっています。
通話SIM
050データSIM
データSIM
電話 | インター ネット |
SMS | |
通話SIM | ◯ | ◯ | ◯ |
050データ SIM |
× | ◯ | ◯ |
データSIM | × | ◯ | × |
楽天モバイルでは大きくわけて通話SIMとデータ専用SIMの二つに分かれています。
通話SIMというのは、090や080などの”通常の電話”が使用できるプランのことです。
一方データ専用SIMは”通常の電話”が使用できないプランのことです。
データ専用SIMではさらに二つに分かれてSMSが使用できるかできないかによってプラン料金が異なります。
それぞれの料金は次のようになります。
楽天モバイルでSMSを利用できるプラン料金
通話SIM | 050 データSIM |
データ SIM |
|
SMS機能 | 利用可能 | 利用可能 | 利用不可 |
ベーシック プラン |
1,250円 | 645円 | 525円 |
3.1GB | 1,600円 | 1,020円 | 900円 |
5GBプラン | 2,150円 | 1,570円 | 1,450円 |
10GBプラン | 2,960円 | 2,380円 | 2,260円 |
20GBプラン | 4,750円 | 4,170円 | 4,050円 |
30GBプラン | 6,150円 | 5,520円 | 5,450円 |
楽天モバイルでSMSありSMSなしどっちを選べばいい?
MNPの場合は通話SIM!データSIMで迷ったらSMS付きがおすすめ!
楽天モバイルをこれから利用しようという場合であればMNPでの申込みの場合もあるかと思います。
MNPというのはナンバーポータビリティの略で、他社から電話番号そのままでのりかえることです。ですのでMNPの場合はSMSが使えるかどうかが基準ではなく通話ができるかどうかが基準になります。
つまり楽天モバイルへMNPのりかえの場合には有無を言わせず通話SIMでの申し込みになるということになります。
またご紹介した通りデータ専用SIMの中では、SMS機能が付いているものと付いていないものがあります。
データSIMのSMSがあるかないかのその差額は120円/月でペットボトルのお茶を買うぐらいの値段の差しかありません。
SMSは送信に関して1通3円かかりますし、SMS同士で何度も連絡を取ることはあまりないのそこまで頻繁に送信することはありませんが、利用する場面が全くないとういうわけでありません。
迷ったらSMS付きがおすすめというのは次にご紹介する理由があるからです。
楽天モバイルでSMSが利用できればここが便利!
楽天モバイルでも利用ができるSMSとは、申し込みが不要ま相手先の電話番号がわかれば送ることのできる70文字以内で送ることのできるショートメッセージサービスのことです。
キャリア(auやドコモやソフトバンク)をずっと使いってきた場合では、auのcメールのように当たり前についていたのでその重要性はわかりくいかもしれません。
SMSがないと困るというケースは結構多くあるのです。
最近ではLINEなどのコミュニケーションアプリなどが普及して利用する人も多いのですが、SMSを使えることによってのメリットはたくさんあります。
SMSは利用するサービスによっては必須!
SMSを利用するいちばん大きなメリットは一部のオンラインサービスなどで必要になる「SMS認証」ができるようになるということです。
わかりやすい例でいうと「LINE」なんかでは新しくアカウントを作る際や、機種変更などで新しい端末で新たにログインする際には、4桁の認証コードを入力する必要があります。
またTwitterで新しいアカウントを作成する際などでもこのSMS認証が求められます。
こういったサービスを利用する際には、事前に認証コードがSMS機能を使って送られてきてそれを入力することでサービスの利用を開始することが可能となります。
こういったサービスを利用したい場合は、「通話SIM」では標準でSMSがついているので気にススことはありませんし、データ通信専用SIMを選ぶ際にはSMS付きを選ぶようにしてください。
アンテナピクト問題とセルスタンバイ問題
またよくいわれるのが、SMS機能がついていないSIMの場合、アンテナピクト問題とセルスタンバイ問題があります。
アンテナピクトというのは、スマートフォンなどの画面上部に表示される電波の強さを表示するアンテナ型のアイコンのことです。
それがSMSが利用できないものであれば常に圏外を表示してしまうという状況になってしまう場合もあります。これがアンテナピクト問題です。
また利用する機種によっては、何も操作していなくてずっと待ち受け中にもかかわらず、バッテリーの消費量が異常に多くなる場合もあるのがセルスタンバイ問題というわけです。
この現象はSMSオプションを利用することで解決することが有名です。
楽天モバイルでは「通話SIM」または「050データSIM(SMSあり)」であればSMSを利用できるので、こういった問題が一切ないということが大きな特徴となっています。
だからSMSは使えた方がお得!
ご紹介した通りSMSを利用するメリットはたくさんあります。データSIM内でもたかが120円/月の差しかありませんので付けておいて損はないということになります。
ただ上記のような利用目的でなかったり、タブレットやiPadを純粋にデータSIMで運用しようという場合にはSMSがなくてもいいかもしれません。
そういった目的用途によって多少の違いはありますが、ほとんどの場合にはSMSがあった方が便利ということになっています。
特にMNPや音声通話ありで申し込もうと思っている場合には標準でのサービスとなっていますので特に心配はありませんよ!
楽天モバイルでのSMS送受信料金と利用方法(iPhone・Android)
楽天モバイルではSMSメッセージを送信したか受信したかによって料金が異なります。
SMS送受信料金
受信料 | 無料 |
送信料 | 3円/1通 |
受信料は無料になっているので、SMS認証サービスなどを利用するための認証コードなどを受け取る際には費用は発生しないということです。
一方で送信料は1通あたり3円かかります。なんだたった3円かと思われるかもしれませんが、これを200通のやりとりをしてしまうと600円です。これ30日繰り返しただけで18,000円までに膨れ上がってしまいます。
もちろんそういったケースはほとんどありませんが、なるべくお得に使うには送信に関して最低限の利用にしておいた方がいいということです。
またSMSの実際の利用方法もとっても簡単です。
楽天モバイルだからといって特別な送受信方法があるわけではなく、利用している端末によって利用方法が異なります。
iPhoneの場合のSMS利用方法
iPhoneでSMSを利用する際には「メッセージ」というアプリを利用します。
アプリ内から連絡先を選択できるのでメッセージを送りたい相手を選んでメッセージを送るだけです。
Androidの場合のSMS利用方法
AndroidでSMSを利用する際には「ハングアウト」というアプリを利用します。
こちらもメッセージ同様にアプリ内から連絡先を選択できるのでメッセージを送りたい相手を選んでメッセージを送るだけです。
楽天モバイルのSMSについてのまとめ
楽天モバイルではSMSがあった方が便利だと思いますよ!
私の結論としてはよっぽどのことがない限りSMS付きのSIMでの申し込みがいいんではないかと思います。
SMSには一見みえにくいですがとっても重要な機能が付いています。あとで「やっぱり付けておけばよかった」という気持ちになってもSIMカードの種別を変更しなくてはいけないので手続きや手数料のコストがかかってしまいます。
その辺のことを考えるとちょっとだけの料金プラスをケチるよりは最初から通話SIMや050データSIMでの契約がいいのではないしょうか!
後悔のないように契約プランを選んでみてくださいね!