LINEモバイルの音声通話SIMでは、通話に関するオプションが用意されています。
留守番電話・割込電話・転送電話・国際通話・国際ローミングのオプション利用が可能なので詳細を確認していきましょう!
音声SIM用オプションは申し込み後からでも加入できる!
LINEモバイル音声SIMオプション
留守番電話 | 月額300円 |
割込電話 | 月額200円 |
転送電話 | 無料 |
国際電話 | 無料 |
国際 ローミング |
無料 |
LINEモバイルの通話SIMで用意されているオプションの料金は、上記の通りになっています。
転送電話、国際電話、国際ローミングに関しては無料で利用できるのですが、留守番電話や割込電話は月額が有料となっています。
音声SIMを申し込み場合には加入するかどうかを迷うケースもあるかもしれませんが、迷っている場合はとりあえず加入はしなくてもいいかもしれません。
というのもLINEモバイルのこういった通話系のオプションは、利用してからでも加入が可能となっているからです。
また後ほど説明するのですが、留守番電話サービスに関してはオプション加入しなくても無料で利用する方法も実はあったりします。
ではそのあたりも踏まえて詳しく詳細を確認していきましょう!
LINEモバイルの留守番電話オプションの詳細
そもそも留守番電話とは、不在時や電話に出られなかった際などに着信をした電話を、メッセージ録音して残すことのできるサービスです。留守電なんかとよばれますが、携帯電話やPHSではこの機能をボイスメールとも呼ばれたりします。
LINEモバイルでの留守番電話オプション
月額 | 300円 |
課金対象 | 利用開始月から (日割りなし) |
LINEモバイルでの留守番電話オプションは、どのタイミングでも加入が可能です。
新規でLINEモバイルを申し込む場合には⇒申し込み時に加入(申し込み後加入もOK)
すでにLINEモバイルを申し込んでいる場合は⇒マイページより加入可能となっています。
LINEモバイルでは、オプション加入後の留守番電話の開始や設定は次のようになっています。
留守番電話サービスの開始方法
留守番電話サービスを設定して開始するには以下の手順で行います。
1、「1411」に発信。
2、留守番電話サービス開始の音声ガイダンスが流れるので電話を切る。
留守番電話サービスの停止方法
留守番電話サービスを設定して停止するには以下の手順で行います。
1、「1410」に発信。
2、留守番電話サービス停止の音声ガイダンスが流れるので電話を切る。
LINEモバイルの留守番電話の注意点
LINEモバイルの留守番電話に加入すれば、自分のタイミングで上記にようにサービスを開始したり停止したりすることができます。
しかしここで注意しておきたいのが、LINEモバイルでの留守番電話サービスでは月額料金以外にも料金が発生してしまうということです。
これはどういうことかというと、留守番電話とは電話に出られない時に一旦メッセージを預かってくれるサービスです。
その預かってくれたメッセージを後ほど聞くということが、大前提になると思います。
実はその預かってもらっているメッセージを聞く際に、通話料金(20円/30秒)がかかってしまうということなのです。
通話定額やかけ放題のサービスのないLINEモバイルなので、この際の料金が月額のお支払い料金に上乗せされてしまいます。
こういったことも踏まえて、留守番電話オプションの加入は検討した方がいいかもしれません。
LINEモバイルの留守番電話サービスを加入しない場合の対策
伝言メモやアプリを使うという手段もあり!
LINEモバイルの留守番電話で月額料金がかかり、さらにメッセージを確認するのに料金が発生してしまうので、オプション加入をためらう場合もあるかと思います。
しかし「電話に出ることがない場合になんらかの対処をしておきたい」ということもあるかと思います。
そういった場合にはAndroidの場合には
伝言メモ
を活用することが可能です。
伝言メモは留守番電話とは違い、携帯電話本体にメッセージが保存されるため圏外などでは利用することはできませんが、無料で簡易的に不在時のメッセージを残すことが可能です。
保存されたメッセージを聞く際にも、通話料金が発生しないためLINEモバイルのような格安SIMでは、この伝言メモの方がおすすかもしれません。
この伝言メモの設定方法はスマートフォン機種によってことなりますが、多くの場合は【設定】⇒【電話(設定)】⇒【伝言メモ(簡易留守録)】などで設定が行えます。
ただiPhoneなどでは伝言メモ機能がないので、留守番電話オプションの加入の検討や、有料の留守番電話アプリ(スマート留守録)の利用も検討してみてもいいかもしれません。
いずれにしてもどうしても留守番電話サービスが必要がどうかということをしっかりと確認する必要があるということです。
LINEモバイルの割込通話オプションの詳細
割込通話とは、通話中に別の相手から電話がかかってきた際に、先に通話していた相手を保留し、後でかかってきた相手に切り替えて通話できるサービスです。キャッチホンとも呼ばれているサービスです。
LINEモバイルでの割込通話オプション
月額 | 200円 |
課金対象 | 利用開始月から (日割りなし) |
LINEモバイルでの割込通話オプションは、留守番電話オプションと同様どのタイミングでも加入が可能です。
新規でLINEモバイルを申し込む場合には⇒申し込み時に加入(申し込み後加入もOK)
すでにLINEモバイルを申し込んでいる場合は⇒マイページより加入可能となっています。
キャリア(au/ドコモ/ソフトバンク)では、この割込通話が当たり前につけられるオプションで、iPhoneなど利用する端末によっては自動的に無料で利用できる場合もあります。
実は割込通話に対応している格安SIMはそんなに多くなく、OCNモバイルONE、楽天モバイル、IIJmio、mineo(マイネオ)、UQモバイルなどの一部にMVNOとなっています。
LINEモバイルの転送電話オプションの詳細
かかってきた電話をあらかじめ登録した他の携帯電話やオフィス、自宅の電話などに転送できます。
電波の届かないところにいたり、携帯電話の電源を切っている場合でも連絡を逃すことがない機能です。
LINEモバイルでの転送電話オプション
月額 | 無料 |
転送先の 通話料 |
LINEモバイルの契約名義先 |
LINEモバイルでの割込通話オプションは、留守番電話オプションと同様どのタイミングでも加入が可能です。
新規でLINEモバイルを申し込む場合には⇒申し込み時に加入(申し込み後加入もOK)
すでにLINEモバイルを申し込んでいる場合は⇒マイページより加入可能となっています。
転送電話の注意点は月額料金は無料ですが、転送先への通話料金はLINEモバイルの通話料として負担しなくてはいけないということです。
転送電話サービスの開始方法
1、「1421」に発信。
2、設定している転送先電話番号の確認の音声ガイダンスが流れる。
3、留守番電話サービスを契約してない場合はそのまま電話を切る。
4、留守番電話サービスに契約の場合、転送先が通話中の時に留守番電話センターにメッセージの登録を行うかのガイダンスが流れますので、下記のいずれかの操作を行います。
-登録を希望される場合:「1」を押します
-登録を希望されない場合:「0」を押します
5、「設定いたしました」のガイダンスが流れたら電話を切る
転送電話サービスの停止方法
1.「1420」に発信します。
2.「サービスを停止しました」のガイダンスが流れたら電話を切ります。
LINEモバイルの国際電話(国外へ電話をかける)の詳細
LINEモバイルでは利用している端末が国際電話発信に対応している場合は、国外へ電話をかける国際電話のサービスの利用が可能です。
国際電話のかけ方、かけることのできるエリア(国)によって通話料金や掛け方が違うので詳細を確認していきましょう。
月額 | 無料 |
通話料 | 必要 |
LINEモバイルでの国際電話のかけ方
「+」「相手先の国番号」「相手先の電話番号(一般電話/携帯電話)」入力⇒発信
相手先の電話番号が0から始まる場合は最初の0を除いて入力してください(一部の国・地域を除く)。
「+」の表示方法
待受画面表示時に「0」を1秒以上長押しする。
LINEモバイルでの国際電話の通話料
通話料は各地域によって異なります。主要国をまとめて記載しておきますので参考にしてみてください。
国番号 | 国名 | 通話料金(30秒あたり) | |
平日昼間(8:00-19:00) | 平日夜間早朝(19:00-8:00)土日祝(終日) | ||
82 | 韓国 | 57円 | 49円 |
86 | 中国 | 57円 | 49円 |
886 | 台湾 | 57円 | 49円 |
63 | フィリピン | 68円 | 63円 |
66 | タイ | 68円 | 63円 |
84 | ベトナム | 68円 | 63円 |
1 | アメリカ | 34円 | 31円 |
1 | ハワイ | 34円 | 31円 |
1 | グアム | 34円 | 31円 |
1 | サイパン | 34円 | 31円 |
61 | オーストラリア | 68円 | 63円 |
33 | フランス | 108円 | 78円 |
39 | イタリア | 108円 | 78円 |
44 | イギリス | 108円 | 78円 |
各国の国番号や通話料金のさらに詳細は⇒こちら
LINEモバイルの国際ローミング(海外で使う)際の詳細
LINEモバイルを海外で使う際には、国際ローミングといったサービスを利用することで使用が可能となります。
国際ローミングとは海外からかける日本へかける場合も、海外から海外へかける場合も含まれます。
月額 | 無料 |
通話料 | 必要 |
LINEモバイルの国際ローミングで発生する料金
国際電話 通話料 |
滞在先による
(着信時にも料金が発生) |
国際SMS | 1送信につき100円〜170円(免税) /受信無料ただしドコモプランのシングル(SMS有り)は利用不可 |
データ通信 | 利用不可 |
滞在先によっての細かい料金はドコモ公式サイトから確認ができるのですが、主要国をピックアップして記載させていただきます。
渡航先での 国内電話 |
日本への 国際電話 |
日本以外への 国際電話 |
渡航先で 着信した場合 |
|
韓国 | 50円/分 | 125円/分 | 265円/分 | 70円/分 |
中国 | 70円/分 | 175円/分 | 265円/分 | 145円/分 |
台湾 | 70円/分 | 175円/分 | 265円/分 | 145円/分 |
フィリピン | 75円/分 | 175円/分 | 265円/分 | 155円/分 |
タイ | 75円/分 | 175円/分 | 265円/分 | 155円/分 |
ベトナム | 75円/分 | 280円/分 | 280円/分 | 80円/分 |
アメリカ | 125円/分 | 140円/分 | 265円/分 | 175円/分 |
ハワイ | 125円/分 | 140円/分 | 265円/分 | 175円/分 |
グアム | 80円/分 | 180円/分 | 280円/分 | 130円/分 |
サイパン | 80円/分 | 140円/分 | 210円/分 | 130円/分 |
オーストラリア | 80円/分 | 180円/分 | 280円/分 | 80円/分 |
フランス | 80円/分 | 180円/分 | 280円/分 | 110円/分 |
イタリア | 80円/分 | 280円/分 | 280円/分 | 110円/分 |
イギリス | 80円/分 | 180円/分 | 280円/分 | 110円/分 |
利用端末が渡航先で接続する海外の通信会社に対応しているか確認する方法
国際ローミングで国外でスマートフォンを使用する際には、利用端末が渡航先で接続可能かを調べる必要があります。
ドコモ公式サイトから進み、国名・都市名を入力、利用機種で対応しているかどうかを判定することができます。
利用可否が「○」「×」表示されるので確認をしてください。
LINEモバイルでの国際電話、国際ローミングでの注意点
LINEモバイルで、国際電話や海外で使う場合の国際ローミング利用する際には、以下の注意が必要ようです。
通話料金には注意!
LINEモバイルの国際電話や国際ローミングを利用する際には、通話料金には注意をしてください。
すでに紹介している通り、国内での通話よりも高額な通話料金が発生するため、長時間の通話には特に注意が必要です。
支払いはどうなるの?
国際ローミングや国際電話で海外で利用した通話料は、利用月の翌々月末頃に登録しているクレジットカードに請求があります。
引き落としはクレジットカード会社の引き落とし日に準じて引き落とされます。
限度額が決まっている!
LINEモバイルでは、国際電話と国際ローミングによる通話料金の限度額が決められています。
国際電話⇒利用限度額20,000円
国際ローミング⇒利用限度額50,000円
国際電話や国際ローミング月間利用額が利用限度額を超過した場合は、LINEモバイルでの国際電話や国際ローミングサービスの提供を停止されてしまいます。
この場合には同月末日までの間、国際電話や国際ローミングサービスを利用することができなくなってしまいます。
LINEモバイルの音声通話SIM用オプションまとめ
LINEモバイルでは必要に応じてオプションを上手に活用しましょう!
LINEモバイルの音声通話SIMの詳細は以上となりますが、できるだけ無駄な出費にならないように上手に活用しましょう!
申し込み時に加入するかどうか決断する必要もなく、代替で同サービスを利用できる手段もあります。
一度LINEモバイルを利用してみて、どうしても必要な場合は加入を検討してみてはいかがでしょうか?
また月額料金が無料で利用できるオプションであっても、利用の際には料金が発生してくるのでそのあたりも注意しておいてくださいね!