
以前まで、Y!mobile(ワイモバイル)の申し込みにおける支払い方法は「店舗」と「オンラインストア」で大きく異なり、オンラインではクレジットカードしか使えないという制限がありました。
現在はその仕組みが大きく改善され、オンラインストアからの申し込みであっても、クレジットカードに加え、デビットカードや口座振替での契約が可能になっています。
これにより、クレジットカードを持っていない学生の方や、カードを作りたくない現金派の方でも、わざわざ店舗に足を運ぶことなく、自宅からスマホひとつで契約手続きを完結させることが可能になりました◎
それぞれの支払い方法にはメリットや注意点、そして毎月の引き落とし日などのルールが異なります。
これからワイモバイルを契約しようと考えている方に向けて、それぞれの詳細をわかりやすく解説していきます。
Ymobile(ワイモバイル)のおすすめはクレジットカード払い

ワイモバイルを利用する上で、最も一般的かつスムーズな支払い方法はクレジットカード払いです。
店舗、オンラインストアのどちらでも問題なく利用でき、Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Clubといった主要な国際ブランドのカードに対応しています。
特にワイモバイルユーザーにとってメリットが大きいのが、PayPayカード(旧Yahoo! JAPANカード含む)です。
ワイモバイルはソフトバンクグループのサービスであるため、PayPayカード、特に「PayPayカード ゴールド」で支払いを設定すると、毎月のスマホ料金に対してポイント還元率が大幅にアップする特典が用意されていることがあります。
もし手持ちのカードにこだわりがなければ、ワイモバイル契約と同時にPayPayカードを作成・設定するのが、長期的に見て最もお得な選択肢と言えるでしょう。
クレジットカード払いの締め日と引き落とし日
クレジットカード払いを選択した場合、ワイモバイルの利用料金の締め日は「毎月末日」です。
つまり、1日から31日までの1ヶ月分の利用料金が計算されます
ただし、実際に銀行口座からお金が引き落とされる日は、ワイモバイルが決めるのではなく、あなたが利用しているクレジットカード会社によって異なります。
例えば、PayPayカードや楽天カードであれば「毎月末日締め・翌月27日払い」が一般的ですが、カード会社によっては翌々月の支払いになる場合もあります。
これは、クレジットカード会社が一旦ワイモバイルに対して料金を立て替えて支払い、その後カード会社から利用者に請求が来る仕組みだからです。
そのため、実際に通話やデータ通信を利用した月から、支払いのタイミングまでには1〜2ヶ月程度のタイムラグ(時間のずれ)が発生することを覚えておきましょう。
公式に解禁!デビットカードでの支払詳細

以前の記事や古い情報サイトでは「ワイモバイルはデビットカードが使えない」「使えるカードと使えないカードがあって不安定」といった情報が見受けられましたが、現在は状況が変わっています。
ワイモバイル公式サイトにて、「VISA/Mastercard/JCBのマークがついているデビットカード」であれば利用可能であることが明記されました。
これにより、クレジットカードのような審査が不安な方や、使いすぎを防ぎたい方でも、デビットカードを使ってオンラインでスムーズに契約することができます。
デビットカードの引き落とし日と注意点
デビットカードを利用する際に最も注意が必要なのは、お金が動くタイミング
通常、デビットカードはお買い物の瞬間に口座から引かれる「即時決済」が基本ですが、ワイモバイルのような月額料金の支払いに関しては少し動きが異なります。
ワイモバイルの公式サイトによると、デビットカードでの引き落とし日は、毎月8日から11日頃になることが一般的とされています(カード発行会社によって多少前後します)。
そのため、もしこの引き落としのタイミングで銀行口座の残高が不足していると、支払いができず「未払い」の状態になってしまいます。
未払いが続くと、スマホの回線が停止されるだけでなく、信用情報(個人の支払い能力に関する記録)に傷がつく可能性があります。
デビットカードを利用する場合は、毎月の月初めには口座残高を確認し、余裕を持って入金しておく習慣をつけることが大切です。
なお、一部のデビットカード(J-Debitなど)や、発行している銀行の規定によっては、月額料金の支払いに対応していないカードも稀に存在します。
不安な場合は、申し込み前にカード発行元の銀行に「携帯電話料金の支払いに使えるか」を確認しておくと安心ですよ◎
オンラインでも口座振替が可能に
「クレジットカードもデビットカードも使わず、銀行口座からの引き落としにしたい」という方にとっても朗報です。
以前は店舗でしか受け付けていなかった口座振替ですが、現在はオンラインストアからの申し込みでも選択可能になりました。
オンラインで口座振替を選ぶ場合、申し込みの操作中に金融機関のサイトへ一時的に移動し、そこで本人確認を行うことで手続きが完了します。
このシステムを利用すれば、面倒な「口座振替依頼書」への記入や銀行印の捺印、そして郵送といった手間が一切不要になります。
対応している金融機関は、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行といった都市銀行をはじめ、ゆうちょ銀行、PayPay銀行などのネット銀行、そして多くの地方銀行が含まれています。
ご自身の持っているメインバンクが対応していれば、非常にスムーズに手続きが進みます◎
口座振替の引き落とし日は毎月26日
口座振替を選択した場合、料金のスケジュールは非常に明確です。
毎月末日に料金が締め切られ、翌月の26日に指定した銀行口座から引き落とされます(26日が土日祝日の場合は翌営業日)。
クレジットカード払いのような1〜2ヶ月の遅れはなく、使った月の翌月にはすぐに支払うことになるため、家計の管理がしやすいのが特徴です。
ただし、デビットカード同様、26日の前日までに口座残高を確認しておく必要があります。
残高不足で引き落としができないと、振込用紙が送られてきてコンビニで支払う手間が発生したり、延滞利息がかかったりすることもあるため注意しましょう。
ユーザーに優しい最新プラン「シンプル3 S/M/L」
料金プランについても触れておきましょう。
現在ワイモバイルでは、9月に登場した最新プラン「シンプル3 S/M/L」が主流となっています。
このプランは、データ通信量に合わせてS(小容量)、M(中容量)、L(大容量)の3つのサイズから選べるわかりやすい仕組みです。
「シンプル3」の特徴は、余ったデータ容量を翌月に繰り越せる機能や、家族で複数回線契約した場合の「家族割引」、もしくはお家のインターネット(SoftBank 光やSoftBank Air)とセットで契約した場合の「おうち割 光セット(A)」による大幅な割引が適用される点です。
支払い方法を検討する際は、ご自身だけでなく、家族のスマホ代や家のネット回線と支払いをまとめることで、この「シンプル3」の料金をさらに安く抑えることができます。
特にクレジットカード払いであれば、家族全員分の支払いを世帯主のカード1枚にまとめることも容易ですので、家計全体の通信費削減につながります。
まとめ:自分に合った支払い方法でスムーズな契約を
Y!mobile(ワイモバイル)では、オンラインストア・店舗を問わず、クレジットカード、デビットカード、口座振替のすべての方法が選択しやすくなっています。
- ポイントを貯めてお得に使いたい方:PayPayカードなどのクレジットカード
- 使いすぎを防ぎ管理したい方:VISA/Master/JCBブランドのデビットカード
- カードを使わず堅実に管理したい方:口座振替
ご自身のライフスタイルや家計管理のしやすさに合わせて、最適な支払い方法を選んでくださいね。
オンラインストアであれば、24時間待ち時間なしで、これらの支払い方法を選んで申し込みが可能です。


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