わかりにくいIIJmioのクーポンについて(容量データ追加/翌月繰り越し/みおぽん/残量確認)を徹底解説！

IIJmio(アイアイジェイミオ)のクーポン(高速通信データ容量)が少しわかりにくいので、なるべくわかりやすく徹底解説を行っていきます。

容量データ追加、余った場合の翌月繰り越し、クーポンのON/OFFの方法や残量の確認などを知りたい人はぜひ参考にしてみてくださいね！

IIJmio(アイアイジェイミオ)のクーポンとは

IIJmioで使われる用語の一つ、”クーポン”とは高速通信が可能なデータ容量のことです。

他社では高速データ通信量や、高速通信容量などと呼ばれて、パケットとも呼んでいる場合もあるのではないでしょうか。

割引対象になるようなクーポンではありません。

IIJmioではクーポンが残っている場合では、スマホやタブレットでの高速通信が可能となり、クーポンの残量がなくなってしまうと、高速通信ができなくなってしまいます。

クーポンを使った場合とそうでない場合の、通信速度は次のようになっています。

通信速度

	タイプD	タイプA
クーポン ON	下り最大788Mbps 上り最大50Mbps	下り最大370Mbps 上り最大25Mbps
クーポン OFF	最大200kbps

エリアや機種によって、速度は異なりますが、これがクーポン使用時と未使用時の理論上の最大速度となっています。

クーポンの残量がある限りクーポンをオンやオフに切り替えることができ、クーポンがなくなってしまうと、クーポンオフの状態で通信をしなければなくなり、遅い通信速度でしかインターネット通信をできなくなってしまいます。

IIJmio(アイアイジェイミオ)のバンドルクーポン

次にIIJmioの用語として”バンドルクーポン”というものがあります。

バンドルクーポンとは、IIJmioが提供している、各プランで月々に配られる一定量のクーポンのことです。

IIJmioでは、基本プランとして、Dタイプ/Aタイプ、データ通信専用SIM、SMS機能付きSIM、音声機能付きSIMのそれぞれのプランで

・3GB
・6GB
・12GB

が用意されています。

そのプランごとに設定し月々に用意されているクーポン(月間高速通信容量)が、バンドルクーポンと呼ばれています。

初月のバンドルクーポンは日割り

IIJmioでは契約初月(利用開始月)のこのバンドルクーポンは、日割りでの付与となっています。

IIJmioでは、契約初月(利用開始月)の月額料金も日割り計算となるので、料金も容量も日割りで使えるということになります。

ですので、IIJmioの利用開始が、月初になろうが月途中になろうが、月末になろうが、月額料金とバンドルクーポンは平等になる仕組みになっています。

IIJmioではバンドルクーポンを使い切らないことがポイント

iijmioのクーポンの追加方法

では万が一バンドルクーポンを、当月中に使い切ってしまった場合にはどうすればいいのでしょうか。

IIJmioではクーポンを次の3通りの方法で追加することができます。

IIJmioホームページから追加する
IIJmioクーポンカードを購入してチャージする
大容量(データオプション)で増やす

IIJmioホームページからクーポンを購入して追加チャージする

追加クーポンの購入は、IIJmioのホームページのチャージ(クーポンの購入)会員専用ページから可能です。

・mioIDまたは登録メールアドレス
・mioパスワード

を入力してログインすることでチャージが可能となります。

オンラインで追加できるクーポンのデータ容量は、1枚100MBとなっています。

金額は1枚(100MB)あたり200円(税抜)となっています。

またクーポンには、追加購入できる1ヶ月の上限枚数が設定されていて、1ヶ月最大30枚のまでの追加を行うことが可能です。

つまり1枚100MBなので、3000MB、3GBを追加購入できることになります。

IIJmioクーポンカードを購入してチャージする

IIJmioでは、オンラインで購入するクーポンの他に、全国の家電量販店やコンビニなどの店頭で購入できるクーポンカードを購入して追加チャージを行うことが可能です。

こちらは月額契約の場合だけでなく、IIJmioのプリペイドSIM、JAPAN TRAVEL SIMを利用の場合でも購入することが可能です。

こちらは1回あたりのデータ容量の上限は決まっていないので、好きなタイミングで好きな分だけチャージすることが可能です。

追加チャージがオンラインでするのか店頭でするのかどちらがお得かといのは、

・500MBまでの場合はオンラインの方がお得

ということになっています。オンラインの場合は、500MBで1,000円、店頭購入のクーポンカードの場合は1500円となっています。

それに加えて、店頭購入をしたとしても結局クーポンカードからのチャージも、「クーポンコード(会員専用)」から手続きする必要があります。

ただし、オンラインの場合では3000円で1.4GB分しか購入できませんが、店頭購入の場合は3000円で2GBのクーポンカードを購入できるので、1.4GB以上であれば店頭購入の方がお得です。

大容量オプション(データオプション)で増やす

一般的に使われる追加チャージの方法ではありませんが、IIJimioでは大容量オプション(データオプション)に加入することでもデータ容量を追加することができます。

ただし、この方法は大容量の高速データ通信が追加される上、最低利用期間が利用開始翌月の翌月末までとなるので、一時的な増量をしたい場合にはおすすめできません。

大容量オプション(データオプション)とは

20GB…月額3,100円
30GB…月額5,000円

を通常の月額料金プランに追加して利用できるオプションサービスです。

20GBと30GBは同時に申し込むことができて最大50GB(8,100円)まで利用することが可能です。

このオプションは、使い切りではなく毎月決まってクーポンが付与されるものです。

申し込み当日から、追加クーポンあが利用できるので、今後も大容量のクーポンを継続して必要だという場合にはこういった追加チャージの方法もあります。

IIJmioでは余ったデータ量は翌月に繰り越せる

IIJmioでは、余ったバンドルクーポンも、チャージして追加のクーポンも繰り越すことが可能となっています。

当月余ったバンドルクーポンは、翌月月末まで繰り越しが可能です。

チャージして追加したクーポンは、3ヶ月後の末日まで利用が可能です。

どの種類のクーポンかによって、有効期限が違いますがここは特に気にする必要なく、

”有効期限が近い順に自動で消費”されます。

例えば、

・4月にバンドルクーポンが余った場合、5月末までが有効期限
・5月に購入した追加クーポンは8月末日が有効期限

となるのですが、有効期限の近い順に消費をしてくれます。(この場合ではバンドルクーポンから)

またIIJmioには、”SIMに割り当てられたクーポンの有効期限は無期限”というルールがあります。

これはどういうことかというと、

IIJmioでは、バンドルクーポン・追加クーポンなどは、まずIIJmioが管理するデータベース上にチャージして保存されます。

クーポンの利用を「ON」にした場合に、データベース上に保存されたクーポンのうち、有効期限に近いクーポンから、SIMカードへ10MBずつ割り振られて高速通信に利用されることになっています。

SIMに割り当てられたクーポンとは、上記のように一旦データベースに預けられてSIMカードに割り当てられたクーポンということになります。

つまりSIMに割り当てられたクーポンは無期限というのは、データベース上での話ではないので注意が必要です。

ややこしいので、余ったクーポンの有効期限については、バンドルクーポンは、翌月月末まで、追加したクーポンは、3ヶ月後の末日までと覚えておくといいかもしれません。

IIJmioクーポンスイッチ(みおぽん)の使い方やデータ残量の確認について

IIJmioでバンドルクーポンを余分に使ったり、余計に余らせずにするには、クーポンのONとOFFをうまく切り替えて利用することがポイントとなります。

IIJmioには、このクーポンのON/OFFを簡単に行える、「IIJmioクーポンスイッチ(みおぽん)」というアプリが用意されています。

クーポンのON/OFFの方法

・mioID、mioパスワードでログイン
・対象の電話番号を選択
・適用を押す

クーポンの残量の確認

hddからはじまるサービスコードを押すと、クーポンの残量を確認することができます。

データ利用量の確認

対象のSIMカードの電話番号を押すと、当日を含む直近4日間のデータ利用量が表示され確認することができます。

まとめ