UQmobile(ユーキューモバイル)で海外である国外に電話をかけたり、海外旅行や海外出張の際に海外で使うことができるのでしょうか?
そもそも、この海外への電話と海外での電話の違いを整理しておきましょう。
日本にいて海外(国外)への電話をかけることを”国際電話”といいます。
海外出張中のお父さんや、海外留学中のお子さんに電話をするときにUQmobileでこの”国際電話”が利用できたら便利ですよね。
一方で海外での電話の利用を”国際ローミング”や”海外ローミング”といいます。
海外旅行などの際にわざわざ現地でSIMカードを借りて利用するより、日本で使っているそのままで利用できた方が便利ですよね?
結論からいうと”国際電話”も”国際ローミング”もUQmobileでは利用することが可能です!
UQmobileなら海外へかける”国際電話”も海外で使う”国際ローミング”も利用可能!
UQmobileの音声通話SIMのデータ高速+音声通話プラン、データ無制限+音声通話プラン、スマホプランS/M/Lなら国際電話も国際ローミングも対応機種なら可能です。
申し込みも不要で海外モードに切り替えるだけです。
ただし通話料は各滞在先やかける地域によって異なるのでこれから確認していきましょう。
またスマホプランS/M/Lの無料通話や通話定額では国際電話、国際SMS、海外ローミング、海外でのSMSは対象外となっています。
つまりこれらのプランは国際電話も海外ローミングも使えるけど無料通話や通話定額(かけ放題)は対象ではないということです。
国際電話/ 海外ローミング |
国際電話・海外ローミングでの 無料通話/ 通話定額 |
|
データ高速+ 音声通話プラン |
◯ | ー |
データ無制限+ 音声通話プラン |
◯ | ー |
スマホプランS | ◯ | 対象外 |
スマホプランM | ◯ | 対象外 |
スマホプランL | ◯ | 対象外 |
以上を注意して更に詳しくUQmobileの国際電話と国際ローミングについてみていきましょう。
海外使用も国際電話もOK
UQmobileの一番おトクな詳細はこちら
UQmobileで国外へ電話をかける国際電話の詳細
UQmobileでは利用している端末が国際電話発信に対応している場合は、国外へ電話をかける国際電話のサービスの利用が可能です。
国際電話のかけ方、かけることのできるエリア(国)、通話料金を詳細を確認していきましょう。
UQmobileはauの回線を利用しているau系MVNOなのでここからはauの提供している情報を参考に確認していきます。
UQmobileでの国際電話の詳細
国際電話の詳細はどの通話可能なプランであればどのプランで利用しても内容は同じです。
電話のかけ方、各国への通話料金などを確認していきましょう。
国際電話のかけ方
国際電話をかけなれている人はいいですが、これから初めて国際電話をかける人はしっかり確認しておいてください。
ダイヤル方法
010+国番号+相手先電話番号
また相手先の電話番号が「0」で始まる場合には「0」を除いてダイヤルをしてください。ただし、イタリアの一般電話にかける場合は「0」が必要です。
「010」の代わりに「005345」をダイヤルしても利用できます。
通話料
通話料は各地域によって異なります。主要国をまとめて記載しておきますので参考にしてみてください。
国番号 | 国名 | 通話料金 (30秒あたり) |
82 | 韓国 | 55円 |
86 | 中国 | 55円 |
886 | 台湾 | 55円 |
63 | フィリピン | 65円 |
66 | タイ | 65円 |
84 | ベトナム | 65円 |
1 | アメリカ | 20円 |
1-804 | ハワイ | 20円 |
1-671 | グアム | 20円 |
1-670 | サイパン | 20円 |
61 | オーストラリア | 20円 |
33 | フランス | 65円 |
39 | イタリア | 65円 |
44 | イギリス | 65円 |
各国の国番号や通話料金のさらに詳細は⇒こちら
UQmobileを海外で使う国際ローミングの詳細
UQmobileを海外で使う際にはどういったサービス内容となるのでしょう?
国際ローミングとは海外からかける日本へかける場合も、海外から海外へかける場合も含まれます。
国際電話 通話料 |
滞在先による (着信時にも料金が発生) |
国際SMS | 1送信につき100円(免税) /受信無料 |
データ通信 | 利用不可 |
滞在先によっての細かい料金はau世界サービスで確認ができるのですが、主要国をピックアップして記載させていただきます。
渡航先での 国内電話 |
日本への 国際電話 |
日本以外への 国際電話 |
渡航先で 着信した場合 |
|
韓国 | 50円/分 | 120円/分 | 265円/分 | 70円/分 |
中国 | 70円/分 | 175円/分 | 265円/分 | 145円/分 |
台湾 | 70円/分 | 175円/分 | 265円/分 | 145円/分 |
フィリピン | 75円/分 | 175円/分 | 265円/分 | 155円/分 |
タイ | 70円/分 | 175円/分 | 265円/分 | 155円/分 |
ベトナム | 70円/分 | 195円/分 | 280円/分 | 80円/分 |
アメリカ | 120円/分 | 140円/分 | 210円/分 | 165円/分 |
ハワイ | 120円/分 | 140円/分 | 265円/分 | 165円/分 |
グアム | 80円/分 | 140円/分 | 210円/分 | 130円/分 |
サイパン | 80円/分 | 140円/分 | 210円/分 | 130円/分 |
オーストラリア | 80円/分 | 180円/分 | 280円/分 | 80円/分 |
フランス | 80円/分 | 180円/分 | 280円/分 | 110円/分 |
イタリア | 80円/分 | 280円/分 | 280円/分 | 110円/分 |
イギリス | 80円/分 | 180円/分 | 280円/分 | 110円/分 |
利用前に必ず確認しておきたいことがふたつあります。
一つは渡航前ににローミングエリア情報(PRL)の更新の実施と、もう一つは利用端末が渡航先で接続する海外の通信会社の周波数に対応しているかどうかということです。
①渡航前にローミングエリア情報の更新方法
日本国内で「*5050」に電話発信し、〔au ICカードのデータ更新が完了しました〕の表示を確認して〔了解〕をタップし、電源を一度オフにしてから再起動してください。
②利用端末が渡航先で接続する海外の通信会社に対応しているか確認する方法
au世界サービスにアクセスしてエリア、国名の順に選択し、自分が使用する機種名を入力します。
利用可否が「○」「×」表示されるので確認をしてください。
その下の「ご利用可能事業者一覧」で対応ネットワークも確認できます。
この利用できるかどうかを確認できるのは、auが販売した端末のみです。
海外でSIMフリー端末を使用する場合は、SIMフリー端末の対応周波数帯を調べて、渡航先の通信会社の周波数帯が利用できるのかを別途調べる必要があります。
UQmobileの国際電話や国際ローミングでのその他注意点
UQmobileを海外で使う場合の国際ローミングでのその他の注意点です。
無料通話や通話定額は使える?
冒頭でもご紹介した通り、UQmobileでは国際電話でも国際ローミングでの無料通話や1回あたり5分以内の通話定額の利用はできません。
また他社のサービスですが、楽天モバイルが提供する「楽天でんわ」(UQmobileでも利用可)でもこの海外で使う国際ローミングは対象ではありません。
支払いはどうなるの?
国際電話や国際ローミングで海外で利用した通話料は、利用月の翌々月末頃に登録しているクレジットカードに請求があります。
引き落としはクレジットカード会社の引き落とし日に準じて引き落とされます。
限度額はある?
UQmobileでは国際電話の場合でも国際ローミングの場合でも、通話料金の限度額ははありません。
通話料の限度額がないというのは国際電話や国際ローミングを行うでもっとも注意しなければいけないポイントです。
国際ローミングでの通話料は決して安いものではありません。
ですので、ついうっかり通話しすぎて電話をしすぎて高額請求にならないように注意をしてくださいね。
私の知人はUQmobileではありませんが、これを知らず海外旅行で電話をかけすぎて高額な料金を請求されたケースもあります。
また利用限度額は登録クレジットカードによっても異なるので、たくさんの通話が必要な場合は限度額の枠の大きめのクレジットカードに変更する必要があります。
UQmobileなら国外でも国外へも利用ができる優れもの!
以上がUQmobileでの国際通話と国際ローミングの詳細でした。両方ともできるなんて珍しいとってもグローバルな格安SIMですよね。
少し利用に関してややこしいかもしれませんが、電話のかけ方と料金さえしっかりおさえてしまえば大丈夫だと思います。
これからすぐに海外旅行など利用する場合でも海外へ電話をかける場合でも安心して申し込むことができますよね。
また今はすぐに国際ローミングや国際電話の利用の予定はなくても、いずれは使うかもしれないのであればUQmobileを選んでおけば間違いなしというけです!