格安SIMであるUQmobile(ユーキューモバイル)を申し込もうと思った時に疑問になるのが、通話に関してのことです。
通話料ってどれぐらいかかるのでしょうか?通話定額や無料通話やかけ放題ってあるのでしょうか?
UQmobileではプランによってかかる通話料を違うのでできるだけわかりやすく整理していきたいと思います。また通話料をできるだけ安くする方法も伝授していきたいと思います。
UQmobileの通話料はいくら?プランによって異なる!
UQmobileで通話ができる音声通話SIMタイプのプランは、
データ高速+音声通話プラン
データ無制限+音声通話プラン
ぴったりプラン
たっぷりプラン
おしゃべりプラン(S/M)2017年3月〜
となっています。ここに記載のないデータ高速プランとデータ無制限プランではデータ専用SIMになっているので090(080)番号を使った電話はできません。
それぞれの通話料は以下のようになっています。
プラン名 | 通話料金 |
データ高速 +音声通話プラン |
20円/30秒 (40円/1分) |
データ無制限 +音声通話プラン |
|
ぴったりプラン | 無料通話 最大3,600円分 (90分) |
たっぷりプラン | 無料通話 最大7,200円分 (180分) |
おしゃべりプラン(S/M) | 通話定額 1回あたり5分以内 |
では各プランごとにおよそいくらぐらいの通話料金がかかるのか?無料通話や通話定額とはどんなものなのか?を確認していきましょう。
データ高速+音声通話プランやデータ無制限+音声通話プランの場合の通話料の詳細
データ高速+音声通話プランやデータ無制限+音声通話プランの場合、月の通話料の目安はいくらぐらになるのでしょうか?
このプランでの通話料は30秒あたり20円の通話料になっています。1分あたりにすると40円です。
1分あたり40円かかるとすると、1日1分での電話をしたとして月に30分間の通話で、1,200円の通話料がかかります。
これを単純に2倍の1日2分での電話で月に60分間の通話で2,400円の通話料がかかってくるという計算になります。
この通話料をプラン料金に加算した月の支払い合計の目安は以下のようになります。
プラン料金+通話料の合計 | ||
プラン料金 | 通話が月30分 (1,200円)の 場合の 合計支払い |
通話が月60分(2,400円)の 場合の 合計支払い |
データ高速 +音声通話 プラン 1,680円/月 |
2,880円/月 | 4,080円/月 |
データ無制限 +音声通話 プラン 2,680円/月 |
3,880円/月 | 5,080円/月 |
UQmobileの音声通話プランでは通話料を抑えるのが上手に使うポイント!
UQmobileのデータ高速+音声通話プランやデータ無制限+音声通話プランにような音声s通話プランでは通話料をできるだけ安くするのが上手に使うコツです。
通話料のことを考えずの電話をいっぱいしてしまっては月々の請求をみたときに「どうしてこんなに高くなっているの?」とびっくりしてしまいます。
今までauやソフトバンクやドコモを使ってきた人だと通話定額のかけ放題に慣れているかもしれませんので気を付けましょうね。
とはいえこういったキャリアで通話をたくさんしてきた人にはUQmobileでは無料通話や通話定額のプランも用意されています。
それがぴったりプラン、たっぷりプラン、おしゃべりプランです。
詳しく詳細を確認しながら、更に通話料を安く抑える方法もご紹介していきたいと思います。
UQmobileには無料通話・通話定額・かけ放題の詳細
UQmobileでは料金プランに通話料が含まている無料通話や通話定額があります。プランの中にはかけ放題もあるので確認していきましょう。
また、現在申し込むタイミングによって、利用できる無料通話分やプランの移行などがあり少し複雑になっているのできるだけわかりやすく説明していきます。
ぴったりプラン・たっぷりプラン・おしゃべりプラン場合の通話料の詳細
UQmobileで無料通話があるのは、ぴったりプランとたっぷりプランです。
ぴったりプラン | たっぷりプラン | |
月額料金 | 1年目1,980円 2年目2,980円 |
1年目2,980円 2年目3,980円 |
無料通話 2017年2月まで |
3600円分 | 7200円分 |
無料通話 2017年3月以降 |
5分以内のかけ放題 | 5分以内のかけ放題 |
パケット量 | 2GB (3年目以降は1GB) |
6GB (3年目以降は3GB) |
解約金 | 9,500円 | 9,500円 |
25ヶ月目での解約金 | 0円 | 0円 |
ぴったりプランでは月額1,980円ですが、この中に2GBのインターネット通信を行うためのパケット2GBと無料通話の3,600円分(90分)が含まれています。
たっぷりプランでは月額2,980円にパケット6GBと7,200円分(180分)の無料通話が含まれています。
つまりそれぞれの無料通話分を超えない限り月額の支払い料金はプラン料金しかかからないということです。ただし余った分の無料通話分は翌月への繰り越しはありません。
無料通話の対象・対象外
無料通話が対象になるのは、国内固定電話、国内IP電話、国内携帯、PHS電話、時報(117)、天気予報(177)、災害伝言ダイヤル(171)、番号案内(104)となっていて、
対象外となるのは国内SMS、国際電話、国際SMS、海外での発信/着信、海外でのSMS発信/着信、0180、0570で始まる電話番号衛星電話、衛生船舶電話、行政1XYサービス(188/189)、電報となっています。
2017年3月以降はおしゃべりプランに以降
2016年お10月25日から2017年2月21日までにぴったりプランやたっぷりプランの契約を行なった場合は、上記のような無料通話での利用が可能ですが、2017年3月以降は無料通話が終了となり、1回あたり5分以内の通話定額へと移行します。
これはぴったりプランとたっぷりプランが2017年2月末をもって廃止となって、おしゃべりプランが誕生するからです。プランの移行は自動的に行われ移行先は以下のようになります。
ぴったりプラン⇒おしゃべりプランS
たっぷりプラン⇒おしゃべりプランM
おしゃべりプランとは?何が変わるの?
ぴったりプランとたっぷりプランから移行になるおしゃべりプランとは一体どんなプランで何がかわるのでしょうか?
ぴったりプランとおしゃべりプランS
たっぷりプランとおしゃべりプランM
で比較すると月額料金、割引額、月間パケット容量、契約年数、解約金などは一切同じで変更になるのは、通話に関してだけです。
先ほども紹介した通り、無料通話は終了になり1回5分以内のかけ放題の通話定額となりなります。
ぴったりプラン・たっぷりプラン・おしゃべりプランの注意点は?
2年縛りやauからののりかえは割引の対象外には注意!
UQモバイルでぴったりプランやたっぷりプランやおしゃべりプランを利用するときにまず注意なのが、2年間の契約期間が設定されているということです。
これはキャリアなどで主流の”2年縛り”と呼ばれるもので、契約してから25ヶ月目以外の解約では9,500円の解約金がかかります。ですのでこれらのプランを契約する際にはこのことを頭に入れて契約してくださいね。
※データ高速+音声通話プランやデータ無制限+音声通話プランでは最低利用期間は12ヶ月となっていてそれ以内での解約では9,500円の解約金がかかります。
また、auやau系MVNO(mineoやiiJ)からののりかえでは月額料金から1000円割り引いてくれる割引が適用されません。
UQmobileはauの回線を利用した格安SIMなのでauからののりかえを検討している人も多いかと思いますが、このプランでの契約では注意が必要です。
UQmobileの通話品質ってどうなの?
次に気になるのはUQmobileの通話品質です。
UQmobileは格安SIMだから通話が聞き取りにくかったり、雑音が多いじゃないの?と思われるかもしれませんが実際にはそんなことはありません。
インターネットなどのデータ通信でもUQmobileは速度面では優れている上に、通話は本家だるauの回線を使用できるのでauとの通話品質になんら違いはありません。
これは通常の通話でも、無料通話でも通話定額でも同じことです。
格安SIMによってはプレフィックス方式と呼ばれる相手先の電話番号の前に数字を追加する方式で通話をする会社もあるのですが、UQmobileはそうではなく、全ての通話で通話回線をそのまま使いきれいな音質を維持しているということなのです。
UQmobileで通話料を安くする方法
UQmobileでぴったりプランやたっぷりプランやおしゃべりプランでは無料通話や通話定額がるのでいいですが、それ以外のデータ高速+音声通話プランやデータ無制限+音声通話プランでの契約での通話料を安くする方法をご紹介しておきます。
まず、いずれも「電話アプリ」や「通話アプリ」と呼ばれるアプリを利用するのですが、種類もいくつかありそれぞれの特徴もあるのでまとめみました。
電話番号はなし、同じアプリ間で通話ができるサービス
050の番号がもらえるIP電話サービス
UQmobileで使っている090/080の番号をそのまま使えるサービス
同じアプリ同士で使える無料通話を利用する
まず、電話番号はなし同じアプリ間で通話ができるサービスですが、LINEアプリの機能であるLINEでんわを利用する方法です。
通話する相手がLINEに登録していれば無料で通話ができるサービスです。できるだけ通話料をかけたくない場合で通話をする相手も登録していれば是非活用したいアプリですよね。
またLINE以外にもSkype(スカイプ)やFaceTimeも(フェイスタイム)もこの類のサービスです。
IP電話を利用する
次に050の番号がもらえるIP電話サービスを利用する方法です。代表的なサービスでは「050プラス」や「LaLaCall」などがあります。
データ高速+音声通話プランやデータ無制限+音声通話プランのような音声通話プランでは次に紹介する方法で十分かもしれませんが、データSIM専用の通話でも固定電話や携帯電話に電話できるサービスです。
特徴としてはこのIP電話サービスはインターネット回線を利用しているので通常の電話回線を利用した通話より安く利用することができます。
ちなみに050PLUSでの料金は以下のようになっています。
基本料金300円
通話料金
・固定電話8円/3分
・携帯電話16円/1分
・050プラス同士無料
UQmobileで使っている090/080の番号をそのまま使えるサービスを利用する
最後に紹介するのは、UQmobileで契約している電話番号がそのまま利用できて、本来の通話料より格安の通話料で利用できるアプリです。
この種類の通話アプリは、料金の安い海外を経由するなどして料金を安くしており、電話番号の頭に識別番号を付けて発信することで料金が安くなる仕組みです。
私たちユーザーに難しい設定は必要なくアプリをインストールするだけで電話料金が安くなる優れものです。
同じ電話番号での通知なのでかけた相手にも安心です。
電話回線を使用するため、通話品質は良好な上に料金を安く電話がかけられるので人気のアプリです。
その代表例が楽天でんわです。
UQmobileの通話機能をそのまま利用すると、20円/30秒ですが楽天でんわを利用すれば半額で利用することが可能です。
もちろん楽天の提供する楽天モバイルだけではなく他社であるUQmobileでも利用が可能です。
ちなみに楽天でんわでの料金は以下のようになっています。
基本料金無料
通話料金
・固定電話10円/30秒
・携帯電話10円/30秒
UQmobileでは通話の方法を使い分けるべし!
以上がUQmobileでの通話に関しての詳細の全てでした。
UQmobileはプランによって通話料金の形態が違うので少しややこしかったかもしれませんが、お安く使うためには注意点を知っておいてアプリなどを利用すればお得に利用することができます。
”通話を制すれば格安SIMを制する”という言葉があるぐらいです。
今回ご紹介した注意点をしっかりと把握した上で、通話の方法を使い分けるべしだと思います。
そうすることで、格安SIMであるUQmobileをとってもお得に使えて通話料をうまくコントロールできるはずです。