mineo(マイネオ)でスマートフォン機種とSIMカードがセットで手に入るmineo端末ですが、arrowsM03(アローズ)とZenfonGO(ゼンフォン)が人気を集めていますが、どちらがおすすめなのでしょうか?
比較して違いが一目で分かればいいのですが、mineoの公式サイトでは少し違いがわかりにくくくなっています。
しかし違いをしっかりと把握すれば、arrowsM03とZenfonGOをmineoで申込むなら、どんな方にどちらがいいのかがはっきりとわかってきます。
arrowsM03とZenfonGOを比較して違いがない部分は?
まず、arrowsM03とZenfonGOを比較して違いのない部分の確認です。
マルチキャリアに対応
利用できる料金プラン
テザリングが可能
この3つが違いの無い共通項目になります。
両機種ともマルチキャリア対応なのでauプランでもドコモプランでも利用が可能!
mineoの他社とは違う最大の特徴は、マルチキャリア対応の格安SIM会社ということです。
マルチキャリアとは複数のキャリアの回線を利用できる格安SIM会社のことをいいますが、これは現在日本でマイネオが唯一です。
マルチキャリアで使えればauの回線でもドコモの回線でも利用になるので、日本全国で使えない場所がほとんどないというがメリットです。
しかし今まででは、mineoから販売されているマイネオ端末には、arrwosシリーズしかマルチキャリアに対応していませんでした。
ZenfonGOが発売されたことを受けて、2シリーズ目のマルチキャリア対応端末となりました。
両機種ともマルチキャリア対応なので、料金プランはau(A)プランでもドコモ(D)プランでも選ぶことができるので、料金プランは同じということになります。
※月額料金に関しては次に詳しく説明させていただきます。
また両機種ともテザリングに対応しているということも注目です。
arrowsM03とZenfonGOを料金で比較
では次に最も気になる料金の比較をしていきましょう。
端末料金を比較すると以下のようになります。
arrowsM03 | ZenfonGO | |
端末 料金 |
一括 31,800円分割 1,325/月 ×24ヶ月 |
一括 19,800円分割 825/月 ×24ヶ月 |
端末料金の合計差額は12,000円となっています。
次に端末を分割で支払った場合の、料金プランとの合計の月々のお支払い料金です。
auプラン(Aプラン)の場合
arrowsM03 (1,325円/月) |
ZenfonGO (825円/月) |
|||
シングル タイプ |
デュアル タイプ |
シングル タイプ |
デュアル タイプ |
|
500 MB |
2,025円 (700円) |
2,635円 (1,310円) |
1,525円 (700円) |
2,135円 (1,310円) |
1GB | 2,125円 (800円) |
2,735円 (1,410円) |
1,625円 (800円) |
2,235円 (1,410円) |
3GB | 2,225円 (900円) |
2,835円 (1,510円) |
1,725円 (900円) |
2,335円 (1,510円) |
6GB | 2,905円 (1,580円) |
3,515円 (2,190円) |
2,405円 (1,580円) |
3,015円 (2,190円) |
10GB | 3,845円 (2,520円) |
4,455円 (3,130円) |
3,345円 (2,520円) |
3,955円 (3,130円) |
20GB | 5,305円 (3,980円) |
5,915円 (4,590円) |
4,805円 (3,980円) |
5,415円 (4,590円) |
30GB | 5,305円 (5,900円) |
7,835円 (6,510円) |
6,725円 (5,900円) |
7,335円 (6,510円) |
ドコモプラン(Dプラン)の場合
arrowsM03 (1,325円/月) |
ZenfonGO (825円/月) |
|||
シングル タイプ |
デュアル タイプ |
シングル タイプ |
デュアル タイプ |
|
500 MB |
2,025円 (700円) |
2,725円 (1,400円) |
1,525円 (700円) |
2,225円 (1,400円) |
1GB | 2,125円 (800円) |
2,825円 (1,500円) |
1,625円 (800円) |
2,325円 (1,500円) |
3GB | 2,225円 (900円) |
2,925円 (1,600円) |
1,725円 (900円) |
2,425円 (1,600円) |
6GB | 2,905円 (1,580円) |
3,605円 (2,280円) |
2,405円 (1,580円) |
3,105円 (2,280円) |
10GB | 3,845円 (2,520円) |
4,545円 (3,220円) |
3,345円 (2,520円) |
4,045円 (3,220円) |
20GB | 5,305円 (3,980円) |
6,005円 (4,680円) |
4,805円 (3,980円) |
5,505円 (4,680円) |
30GB | 5,305円 (5,900円) |
7,925円 (6,600円) |
6,725円 (5,900円) |
7,425円 (6,600円) |
※税抜価格で通話料・オプション料金は含んでいません。()内は料金プランです。
この料金差は気になるところ!
スマホ機種代金を一括で支払うとなるその差額は1,2000円(税抜)です。
しかし分割支払いであればその差額は500円/月(税抜)です。
これを安いとるか高いととるかは、スマートフォンに何を求めるかによって違ってくると思います。
もし私が初めてのスマートフォンデビューであれば、間違いなくZenfonGOを選択します。
機能がシンプルで料金もスマートフォンにとっては破格のお値段でコストパフォーマンスも優れています。
難しいことは考えず、シンプルにスマホを使いた人にはZenfonGOはぴったりです。
一方で、スマートフォンが何台目だとか、スマホに多くを求める場合だとarrowsM03を選択した方がいいでしょう。
その理由は次に説明していくのですが、安かろう悪かろうではないですがスペックや付随している機能がarrowsM03の方が良く、できることが多いからです。
arrowsM03とZenfonGOのスペック比較
arrowsM03とZenfonGoの比較していくとその違いがよくわかってきます。
見た目や使いこなしやすさはもちろん、どういった機能に違いがあるのかしっかりチェックしておきましょう。
薄さや持ちやすさは?
まずは見た目は形の部分ですが、薄さや持ちやすい端末はarrowsM03ではないでしょうか。
ここを見落としてスマホ端末を選んでしまう人も多いですが、片手打ちができるかどうかは重要なポイントになってくると思います。
大きさを比較すると
(幅×高さ×厚さ)
arrowsM03
72×144×7.8mm
(5インチ)
ZenfonG
76.9×151×10.7mm
(5.5インチ)
大きさを比較するとarrowsM03が薄さを含めてコンパクトに仕上がっています。
前作のarrowsM02より角ばっていた側面は丸みを帯びて手に馴染みやすいデザインに変わり薄型化したこともり、片手で持ちやすいボディとなっているので、片手持ちしやすいのはarrowsM03ではないでしょうか。
バッテリーはの持ちは?
arrowsM03 | ZenfonGO | |
充電 時間 |
150分 | 3時間 |
バッテリー 容量 |
2,580mAh | 3,010mAh |
連続通話時間 | VoLTE:770分 3G:700分 |
auVoLTE:1,020分 3G:960分 |
連続待受時間 | LTE:640時間 3G:780時間 |
LTE:400時間 auVoLTE:408時間 3G:514時間 |
大きさとの関係もありますが、バッテリーの部分では若干ではありますがZenfonGoの方が持ちいいようです。ただarrowsM03も“3日の充電持ち”を売りにしていて、そこは使い方次第になると思います。
カメラで選ぶならarrowsM03
カメラで選ぶならさすが富士通製のスマートフォンということもあり、画質や機能でもarrowsM03が圧勝といったところです。
arrowsM03 | ZenfonGO | |
カメラ | メイン: 1,310万画素 |
メイン: 800万画素 |
サブ: 500万画素 |
サブ: 500万画素 |
ちなみにarrowsM03メインカメラはF値2.0の1,310万画素に強化されました。
F値は小さいほど明るく綺麗な写真を撮ることができます。
画素数はあまり大き過ぎても画質が良くなるわけではありませんが、前作のarrowsM02と比べると良くなっているのは間違いないでしょう。
ZenfonGoも同様ですが、フロントカメラの画素数が240万画素から500万画素にアップしたのは大きな進化です。
カメラ重視でスマートフォンを選ぶのであればarrowsM03で間違いないでしょう。
その他主要機能は?
その他3つの主要機能は以下のようになります。
arrowsM03 | ZenfonGO | |
防水 | ◯ | × |
指紋認証 | × | × |
おサイフ ケータイ |
◯ | × |
最近発売されたiPhone7/7Plusにも防水機能は搭載されていていまでは必須の重要機能になっています。万が一の水没に備えてリスクをマネージメントするのであれば防水機能のついた機種を選んでおくのは賢い選択かもしれません。
また指紋認証はお互い搭載していませんが、便利な電子マネー決済のおサイフケータイはarrowsM03のみの搭載となっています。
arrowsM03とZenfonGOの比較して総評は?
5.5インチの大画面の格安スマホで、一番安く買えるのがZenFone Goです。
ZenFone Goは大画面と低価格以外にこれといった特徴はありませんが、蓋を開けてみたら、格安SIMを使うビギナーなユーザ層にとっては人気の格安スマホです。
その結果、5.5インチの格安スマホでは現在ZenFone Goが人気トップです。
以前はゲームアプリへの対応がおろそかだったのですが、最近ではポケモンGOにも対応しています。
大きめのサイズ、シンプルに使いたい(スマホビギナー)であればZenFone Goを選んで間違いなしです。
一方arrows M03ははっきり言いまして、前作のarrows M02と比べると、スペック表では見えにくい部分で大きく進化しています。
軽量薄型化されたにも関わらずバッテリー容量は大きくなり、耐衝撃性能も約2倍にアップしています。
それでいて背面がガラスのメタルフレームなので高級感があります。
相変わらずのミドルスペックですが本体価格は3万円ほどに抑えられており、充実した機能や前作から進化した点を考慮すればコストパフォーマンスの高さは健在と言えるでしょう。
2016年度後期ではiPhone7に次いで売れ筋端末となるともいわれています。
結局オススメはどっち??
ごめんなさい、私ならarrows M03を購入します。
もちろんZenFone Goは低価格でインパクトのある本体で、スマホビギナーやスマホ2台目で、できるだけ料金を抑えたいっていう人にはぴったりだと思います。
本当にそこは使うひとの立場とか価値観とか思考にもよるので一概にはいえません。
ただ私は、スマートフォンは長く一緒に生活を共にするパートナーだと思っているのでコストも多少かかりますが、arrows M03を選びます。
arrows M03のスペックや便利性を考えると月々500円アップの負担は許容範囲です。
それにしてもそこは利用するご自身の裁量だと思うので後悔しないように選んでくださいね!
arrowsM03 | ZenfonGO | |
マルチキャリア | ◯ | ◯ |
料金 | 一括 31,800円分割1,325/月×24ヶ月 |
一括 19,800円分割825/月×24ヶ月 |
製造元 | 富士通 | ASUS |
テザリング | ◯ | ◯ |
防水 | ◯ | × |
指紋 認証 |
× | × |
おサイフケータイ | ◯ | × |
重さ | 141g | 160g |
サイズ(幅×高さ×厚さ) | 72×144×7.8mm | 76.9×151×10.7mm |
メモリ | 内蔵 ROM:16GB RAM:2GB |
内蔵 ROM:16GB/RAM:2GB |
外部 microSD microDHC microSDXC (最大64GB) |
外部 microSD microDHC microSDXC (最大64GB) |
|
CPU | クアッドコア | クアッドコア |
カメラ | メイン 1,310万画素 |
メイン 800万画素 |
サブ 500万画素 |
サブ 500万画素 |
|
充電時間 | 150分 | 3時間 |
バッテリー容量 | 2,580mAh | 3,010mAh |
連続通話時間 | VoLTE 770分3G 700分 |
auVoLTE 1,020分3G 960分 |
連続待受時間 | LTE 640時間3G 780時間 |
LTE 400時間auVoLTE 408時間3G 514時間 |
こんな人にオススメ | コストは抑えながらもスマホにこだわりたい人 | とにかくコストを抑えたい人 |