
これからワイモバイルを契約しようと考えている方の中には、新しいスマホを一緒に購入しようと検討している方も多いのではないでしょうか。
そこで気になるのが「機種代金の支払い方法」です。
「分割払いと一括払い、どっちが得なの?」
「36回払いにすると利息がかかって総額が高くなるんじゃないの?」
先にポイントをお伝えすると、基本的には支払い回数を変えても、一括払いにしても、機種代金の総額(支払い総額)は変わりません。
しかし、「一括払い限定」で行われている激安セールなどの例外も存在します。
これを知らずに購入すると損をしてしまうかもしれません。
今回は、ワイモバイルで機種購入をする際の「分割払い(24回・36回)」と「一括払い」の仕組みや、それぞれのメリット・デメリット、そして例外となる「一括限定割引」の注意点まで、最新情報を交えて詳しく解説していきます。
ワイモバイルの端末割引は「機種代金」からの直接値引き
オンラインストアなどで実施されている「大幅値引き」や「SALE」は、機種代金そのものから直接割り引かれます。
例えば、定価40,000円のスマホに18,000円の割引が入る場合、機種代金は22,000円になります。
この割引は、通常であれば分割払いでも一括払いでも同じように適用されます。
「分割にしたから割引が減る」といったことは基本的にはありませんので安心してください。
24回払いと36回払いで支払う総額は変わらない!
ワイモバイルで機種を購入する場合、分割払いの回数は主に以下の2パターンから選べます。
- 24回払い(2年払い)
- 36回払い(3年払い)
ここで多くの方が心配されるのが「金利手数料」ですが、ワイモバイルの分割払いには金利手数料がかかりません(金利0%)。
そのため、24回払いを選んでも、36回払いを選んでも、最終的に支払う機種代金の合計額は「一括払い(通常価格)」と同額になります。
月々の支払額のイメージ(総額36,000円の機種の場合)
- 24回払いの場合: 月々1,500円 × 24回 = 総額36,000円
- 36回払いの場合: 月々1,000円 × 36回 = 総額36,000円
このように、支払う総額は同じです。
違いは「毎月の負担額」と「支払い終わるまでの期間」だけです。
36回払いのメリットと注意点
36回払いのメリットは、毎月の支払い負担を軽くできることです。高額な最新iPhoneなどを購入する場合でも、月々の出費を抑えられます。
一方、注意点は「支払期間が長い」ことです。
2年で機種変更したくなっても、支払いはまだ1年分残ります。
もちろん、解約時に残りを一括で支払うことも可能ですし、そのまま分割払いを継続することもできます。
【重要】「一括払い限定」の特別セールに注意!
ここが一番重要なポイントです!
基本的には「分割でも一括でも総額は同じ」と説明しましたが、オンラインストアのタイムセールなどでは「一括払い限定」の割引が存在します。
よく見かける「一括1円」や「一括9,800円」といった激安端末がこれに当たります。
これらのキャンペーンは「一括で支払うこと」を条件に大幅な割引をしているため、もし分割払いを選択してしまうと、この特別割引が適用されず、通常の価格(数万円など)に戻ってしまうことがあります(あるいは、そもそもシステム上で分割払いを選べないようになっています)。
「一括〇〇円!」と大きく書かれている機種を購入する場合は、必ず「一括払い」を選択しましょう。
「一括払い」を選ぶその他のメリット
激安セール以外でも、一括払いを選ぶメリットはあります。
それは「分割審査」が不要であることです。
分割払い(割賦契約)をする際は、必ず信用情報機関(CICなど)を通じた審査が行われます。
過去にクレジットカードの支払い遅延などがあると、回線の契約はできても「分割払いの審査に落ちる」というケースがあります。
一括払いであれば、この「分割払いの審査」は行われません。
機種代金をその場で支払ってしまえば、ローンの審査を気にする必要がなく、毎月の請求もプラン料金だけになりスッキリします。
途中解約しても「違約金」は発生しないので安心
「分割払いの途中で解約したら違約金がかかる?」と不安になる方もいますが、現在のプランでは契約解除料(違約金)は撤廃されています。
もし36回払いの途中で他社に乗り換えたとしても、違約金はかかりません。
ただし、「払い終わっていない機種代金の残り(残債)」は支払う必要があります。
残債は、解約後もそのまま分割で払い続けることができますし、解約時に一括で精算することも可能です。
「解約=即一括返済」ではないのでご安心ください。
おさらい:セールの条件をチェックして選ぼう!
ワイモバイルの機種購入における支払い方法の選び方は以下の通りです。
- 基本ルール:24回・36回・一括払い、どれを選んでも総額(通常割引後の価格)は同じ。金利も0円。
- 例外(ここだけ注意!):「一括1円」などの激安セール機種は「一括払い」でのみ安くなる場合がある。
おすすめの選び方
- 「一括1円」などのセール品を狙う人 ⇒ 迷わず「一括払い」
- 月々の支払いを安く抑えたい人 ⇒ 「36回払い」
- 2年ごとの買い替えサイクルに合わせたい人 ⇒ 「24回払い」
- ローンの審査を避けたい、請求をスッキリさせたい人 ⇒ 「一括払い」
ご自身の家計やお財布事情に合わせて選べばOKですが、オンラインストアで「一括限定」の表記がある時だけは、一括払いを選ぶように気をつけてくださいね。


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