
楽天モバイルの契約の際に気になるのは、「解約時にかかる費用と注意点」です。
これまでは「15日までの締め日」や「高い違約金」といった問題がありましたが、現在の楽天モバイル(最強プラン)には当てはまりません。
解約についてはほとんど心配なし!
最新の情報を踏まえて、損をしないための解約手順と注意点を分かりやすく解説します。
楽天モバイルの解約手続きはスマホ一つで完結します
以前の楽天モバイルでは電話や店舗での手続きが推奨されていましたが、現在は専用アプリの「my 楽天モバイル」から、24時間いつでも数分で解約手続きを終えることができます。
アプリを開いて「契約プラン」の項目から「その他のお手続き」へ進み、「手続きへ進む」をタップするだけで、面倒な書類のやり取りや電話の待ち時間も一切なく完了します。
「解約を伝えてから受理されるまでのタイムラグ」を心配する必要もありません。手続きをしたその瞬間に、解約やMNP予約番号の発行が行われるため、自分の好きなタイミングで動けるのが最大のメリットです。
めっちゃ簡単!
楽天モバイルの気になる解約事務手数料と「1,078円」のルール
多くのユーザーにとって最も嬉しい変化は、契約解除料(違約金)が原則として「0円」になったことです。以前は12ヶ月や24ヶ月といった最低利用期間があり、期間内の解約には1万円近い費用がかかっていましたが、現在はいつ解約してもペナルティはありません。
ただし、2024年より導入された新しいルールには注意が必要です。「契約から1年以内に解約し、かつ一度もサービスを利用した実態がない」と判断された場合に限り、解約事務手数料として1,078円(税込)が発生します。これは契約直後に全く使わず解約するような不正利用を防ぐための対策です。
それは当然の制度だね!
普通に日常利用をしていた方であれば、基本的に解約費用はかからないと考えて差し支えありません。
楽天モバイルの解約のタイミングは「データ使用量」で見極める
現在の楽天モバイルは、使ったデータ量に応じて料金が決まる「段階制プラン(最強プラン)」を採用しています。そのため、「15日までに手続きすれば当月解約」といった固定の締め日は存在しません。
解約月も、その月までに使ったデータ量に応じた料金(3GBまでなら1,078円、20GBまでなら2,178円、それ以上は3,278円)が請求されます。
日割り計算は行われないため、月初に解約しても月末に解約しても、その段階の満額が請求されます。
損をしないためのコツは、「次のデータ料金のステップに上がる直前」に手続きをすることです。例えば、現在2.8GB使っているなら、3GBを超えて料金が上がる前に解約するのが最も賢いタイミングと言えるでしょう。
なるほど!
楽天モバイルから他社への乗り換えをスムーズにする「MNPワンストップ」
電話番号をそのまま他社へ引き継ぐ「MNP転出」も、とっても簡単になりました。現在は「MNPワンストップ」という制度が普通になってきていて、乗り換え先の通信会社で手続きを進めるだけで、楽天モバイル側の解約手続きも自動的に進みます。
MNPワンストップとは
乗り換え元で事前に「MNP予約番号」を取得する手間を省き、乗り換え先のWebサイトだけで手続きを完結させる仕組みのことです。
ドコモやau、ソフトバンクといった大手キャリアや、主要な格安SIMへの乗り換えであれば、楽天側で何もしなくても手続きができるようになっています。
ただし、ワンストップ非対応の小さな通信会社へ移る場合は、これまで通り「my 楽天モバイル」から予約番号を発行する必要がありますが、この発行手数料も現在は無料です。
昔はお金がかかったよねー!
楽天モバイルの解約時はSIMカードの返却義務はなくなりました
「SIMカードを郵送で返却し、送料もユーザー負担」という時期もありましたが現在の最強プランではSIMカードの返却は一切不要です。
解約後は、お手元の物理SIMカードにハサミを入れて破棄するだけで構いません。また、スマートフォン本体にデータを書き込む「eSIM(イーシム)」を利用している場合は、物理的なカード自体が存在しないため、端末の設定から情報を消去するだけで完了です。
ほんと簡単!
楽天モバイルを解約後も残るものと、消えてしまうもの
解約ボタンを押す前に、以下の2点だけは必ず確認しておきましょう。
まず一つ目は「メールアドレス」です。楽天モバイル独自のメール(@rakumail.jp)を使っている場合、解約と同時に送受信ができなくなります。もし銀行や各種サイトの登録に使っている場合は、事前にGmailなどのフリーメールに変更しておく必要があります。どうしても使い続けたい場合は、月額330円の「楽メール持ち運び」オプションを申し込むことで維持が可能です。
Gmailで十分ですね
二つ目は「端末の分割代金」です。スマートフォンを分割で購入し、支払いがまだ残っている場合、回線を解約しても支払いは継続されます。解約したからといって残債がなくなるわけではなく、クレジットカード等から引き続き引き落とされる点に注意してください。
買ったものだから当然ですね!
なお、貯まっている「楽天ポイント」については、楽天会員を退会しない限り、解約後もそのままお買い物などに利用できるので安心してください。
これは安心して使えるわ!


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