
ワイモバイルには、通話時間を気にせず電話がかけ放題になる強力なオプション「スーパー誰とでも定額+(プラス)」があります。
最新プラン「シンプル3」では、選ぶデータ容量(S/M/L)によって通話定額の扱いが大きく変わりました。
特に「シンプル3 L」を選んでいる方は要注意です。
知らないと損をしてしまう仕組みになっています!
「結局、かけ放題オプションには入るべきなの?」
「昔のプランと何が違うの?」
そんな疑問を持つ方のために、長年ワイモバイルを利用している私が、最新のシンプル3プランを前提に、本当にこのオプションが必要かどうかをユーザー目線で解説します。
ポイントを先におさえておくと、「60歳以上なら絶対加入、それ以外のシンプル3 S/Mユーザーはまずは様子見」が正解です。その理由を詳しく見ていきましょう。
「スーパー誰とでも定額+」とは?シンプル3での料金設定
まず、基本の通話料を確認しましょう
オプションに入らない場合、通話料は30秒ごとに22円かかります。
5分話すと220円、1時間で2,640円です。
これを防ぐための「スーパー誰とでも定額+」ですが、実は契約しているプラン(S/Mか、Lか)によって料金が異なります。
シンプル3 S / M の場合
基本プランに通話無料はついていません。
- だれとでも定額+(10分かけ放題): 月額880円
- スーパー誰とでも定額+(24時間かけ放題): 月額1,980円
S/Mプランの方は、月に合計45分以上(スーパーなら)電話をするかどうかが損益分岐点になります。
シンプル3 L の場合(ここが重要!)
実は「シンプル3 L」プランには、最初から「10分以内の国内通話無料」がコミコミで含まれています。そのため、かけ放題オプションの料金も安く設定されています。
- スーパー誰とでも定額+(L): 月額1,100円
Lプランの方は、すでに10分かけ放題を持っているので、プラス1,100円払って「24時間かけ放題」にグレードアップするかどうか、という選択になります。
60歳以上の方は「迷わず加入」が鉄則!
もし契約者や利用者が60歳以上であれば、迷う必要はありません。「60歳以上 通話ずーっと割引キャンペーン」が適用されるからです。
このキャンペーンを適用すると、「スーパー誰とでも定額+」の月額料金から永年1,100円割引されます。これがシンプル3ではどうなるかというと…
- シンプル3 S/Mの方: 月額1,980円が、月額880円に!
- シンプル3 Lの方: 月額1,100円が、なんと月額0円に!
特にシンプル3 Lを利用している60歳以上の方は、追加料金なしで完全かけ放題が使える計算になります。
これを利用しない手はありません。申し込みが必要なキャンペーンですので、対象の方は必ず手続きをしましょう。
注意!「かけ放題」でもお金がかかる3つの落とし穴
「誰とでも定額」という名前ですが、無料にならない例外があります。
ここを勘違いしていると、思わぬ高額請求につながります。
1. 留守番電話の「再生」は有料(重要)
ここが一番の誤解ポイントです。「スーパー誰とでも定額+」に加入すると、通常330円かかる「留守番電話プラス」などのオプションサービスの月額料は無料になります。
しかし、「留守番電話センター(1416)に電話をして伝言を再生する時の通話料」は無料になりません。
かけ放題に入っているからといって留守電を何度も再生していると、再生した時間分だけしっかり30秒22円が請求されます。
留守電をよく使う方は注意が必要です
2. ナビダイヤル(0570)は対象外
宅配便の再配達や、企業のカスタマーサポートでよく使われる「0570」から始まる番号。
これは他社(NTTコミュニケーションズなど)が設定している料金のため、ワイモバイルのかけ放題対象外です。(20秒10円〜などの料金が別途発生)
3. SMS送信料
電話番号でメッセージを送るSMSも、通話とは別料金です。
送信には1通あたり3.3円〜がかかります(受信は無料)。
おさらい:シンプル3での賢い選び方

結局のところ、ご自身の状況に合わせて以下のように判断するのがベストです!
【シンプル3 S / M の方】
LINE通話がメインなら、最初はオプションなしで契約しましょう。
月額1,980円(かけ放題の料金)分も通常の電話を使うことは、現代では意外と少ないものです。使ってみて通話料が高ければ、翌月から加入すればOKです。
【シンプル3 L の方】
最初から「10分無料」がついているので、ほとんどの方はオプション不要です。
1回10分を超える長電話が多い場合のみ、月額1,100円でのグレードアップを検討してください。
【60歳以上の方】
キャンペーンで大幅割引(Lプランなら実質無料)になるため、必ず「スーパー誰とでも定額+」に加入してください。 ガラケー時代のように時間を気にせず電話を楽しめます。


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