
「家族みんなでワイモバイルに乗り換えたい」
「子供のスマホを追加で契約したい」考えたとき、気になるのが契約のルールです。
特に2025年9月から始まった新プラン「シンプル3」では、データ容量や割引の仕組みが変わり、さらにオンラインストアでの契約事務手数料のルールも以前とは変更されています。
この記事では、最新の「シンプル3」を前提に、複数回線を契約する際のルールや、契約者と利用者の違い、そして損をしないための申し込み方法をわかりやすく解説していきます。
ワイモバイルで同一名義人が契約できる回線数の上限

まず最初に、一人の人間(同一名義)がワイモバイルで契約できる回線の「上限数」を確認しましょう。
一人の名義で契約できる音声通話機能付きSIM(スマートフォンや携帯電話)は、最大5回線までです。
これとは別に、通信専用のデータSIM(タブレットやPocket WiFiなど)も最大5回線まで契約可能です◎つまり、スマホとデータ専用端末を合わせると、一人の名義で最大10回線まで契約できる計算になります。
5人家族であれば、お父さん(代表者)一人の名義で家族全員分のスマホを契約し、管理することが可能です。
「名義」と「利用者」の違いについて
携帯電話の契約には、料金を支払う「契約者」と、実際にその端末を使う「利用者」という2つの立場があります。
例えば、お父さんが契約者となり、子供が使うスマホを契約する場合、契約者はお父さんですが、利用者は子供として登録します。
ワイモバイルの「5回線まで」というルールは、あくまで「契約者」を基準にカウントされます。
オンラインストアと店舗、どっちで申し込む?(最新の手数料事情)
「オンラインストアなら事務手数料が無料」というのが常識でしたが、2025年8月の改定により、現在はオンラインストアでも店舗と同じく3,850円の契約事務手数料がかかります。
これを踏まえて、店舗とオンラインのどちらを選ぶべきか見ていきましょう。
店舗での申し込み
- メリット: 店員さんが全て手続きしてくれる。家族全員の本人確認がその場で完了する。口座振替の手続きがスムーズ。
- デメリット: 待ち時間が発生する。来店予約が必要な場合が多い。事務手数料が4,950円かかる(※店舗によって異なる場合がありますが、オンラインより高額な傾向です)。
オンラインストアでの申し込み
- メリット: 24時間いつでも自宅から申し込める。事務手数料が3,850円(店舗より割安な設定)。
- デメリット: 自分で入力をする必要がある。
★ここがポイント! 基本は有料ですが、オンラインストアでは不定期に「事務手数料無料キャンペーン」や「PayPayポイント還元キャンペーン」を実施していることがあります。
特に「5のつく日」や「ゾロ目の日」、あるいは「夜間のタイムセール」などを狙うと、店舗で契約するよりも実質負担を大幅に減らせる可能性があります。申し込む前には必ずトップページのキャンペーン情報をチェックしましょう!
オンラインストアで複数回線(家族分)を申し込む手順
オンラインストアで家族全員分を申し込みたい場合、知っておくべき重要なルールがあります。
それは「契約者」と「利用者」の登録方法です。
オンラインストアのシステム上、「契約者も利用者も同じ人(自分)」という内容で、短期間に複数回線を申し込むことは制限される場合があります(転売防止等のため)。
しかし、「契約者は同じでも、利用者が異なる(家族)」という申請であれば、問題なく複数回線を申し込むことができます。
正しい申し込みの手順例
お父さんが代表して家族3人分(父・母・子)の契約をオンラインで行う場合
- 1台目(父用): 契約者「父」、利用者「本人(父)」で申し込み。
- 2台目(母用): 契約者「父」、利用者「家族(母)」を選択し、母の名前・生年月日を登録。
- 3台目(子用): 契約者「父」、利用者「家族(子)」を選択し、子の情報を登録。
※利用者が家族であることを証明する書類(利用者の健康保険証やマイナンバーカードなど)のアップロードが必要になる場合があります。
最新プラン「シンプル3」と家族割引サービス
2025年9月から提供開始された「シンプル3 S/M/L」は、データ容量が増え、割引の仕組みが強化されています。
シンプル3のプラン構成
- シンプル3 S: データ容量 5GB(シンプル2より1GB増量)
- シンプル3 M: データ容量 30GB(※総量など要確認)
- シンプル3 L: データ容量 35GB(※総量など要確認)
※プランの基本料金はシンプル2より少し上がりましたが、その分「割引」が強力になっています。
家族割引サービスで安くなる!
複数回線を契約する最大のメリットは割引です。
1回線目(主回線)は通常料金ですが、2回線目以降(副回線)は「家族割引サービス」により、毎月1,100円の割引が適用されます(最大9回線まで)。
- PayPayカード割: 支払いをPayPayカードにすると最大割引(ゴールドなら-550円、通常なら-330円)。
- おうち割 光セット(A): 自宅のネットがソフトバンク光などの場合、全プラン一律で1,650円割引(シンプル3からの変更点)。
※「家族割引サービス」と「おうち割 光セット(A)」は併用できません。
どちらか割引額が大きいほうが優先されます。(シンプル3では、光回線があるなら「おうち割」の方が1,650円引とお得です!)
これから申し込む人へのアドバイス
- MNP予約番号は全員分取得: 電話番号そのまま乗り換えなら、家族全員分のMNP予約番号を事前に発行しておきましょう。有効期限(通常15日)に注意してください。
- 支払いはクレジットカード推奨: オンラインストアではクレジットカード払いが基本です。口座振替は審査や郵送やり取りで時間がかかるため、急ぎならカードがおすすめです。
- 「家族確認書類」の準備: 契約者と利用者の苗字や住所が違う場合(離れて暮らす家族など)、家族であることを証明する書類(戸籍謄本など)が必要になることがあります。
最後におさらい!
- ワイモバイルは同一名義で最大5回線の音声SIMを契約可能。
- オンラインストアでも現在は事務手数料(3,850円)がかかるのが基本(キャンペーン実施時を除く)。
- オンライン申し込み時は、2台目以降の「利用者情報」を必ず「家族」にして登録する。
- 最新の「シンプル3」は、家族割引(-1,100円)や、おうち割(-1,650円)を適用することでリーズナブルに使える。
ルールを理解して、賢くお得にワイモバイルを始めましょう!


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