OCNモバイルONEではターボ機能が使える格安SIMです。
「ターボ機能」を使えば契約しているデータ容量の消費を抑えられるので、容量の少ないコースで契約しても安心して使えるようになっています。
かなり使えるOCNモバイルONEのターボ機能、詳細や実際の利用方法や活用方法、また注意点をわかりやすく確認していきましょう!
ターボ機能とは高速と低速を切り替えられる容量節約機能!
低速時には容量を消費しない機能がターボ機能!
まずはじめに格安SIMのOCNモバイルONEで使える「ターボ機能」について確認しておきましょう。
ターボ機能とは、ONとOFFを切り替えることによって高速通信と低速通信を自由自在に使い分けられる機能です。
これの何がいいのかというと、高速通信では常にアクセル全開なのでガソリンである容量を使用してしまうのですが、低速通信は徐行運転でガソリンである容量を使わずに通信ができるというイメージです。
またこういった機能にまだ慣れていない場合は、どちらがONでどちらがOFFなのかややこしいので確認しておきましょう!
ターボON…高速通信で容量消費あり
ターボOFF…低速通信で容量消費なし
OCNモバイルONEではターボONにすれば最大262.5Mbpsで、ターボをOFFにすれば200kbsでそれぞれ通信を行えるということですね。
またOCNモバイルONE以外にも低速と高速通信を切り替えられる機能が使える格安SIMがあるのですが、その中には3日間で使えるデータ量が設定されいる会社もあるので注意が必要です。
例えばある会社では200kbpsの低速モードにすると3日間で使えるデータ量が約350MBとなっていて、それ以上の通信を行うにはさらに遅い速度で通信を行わなくてはいけません。
その点OCNモバイルONEでのターボOFFでの低速モードでは、データ消費なしに無制限使えるのがメリットです。
それではOCNモバイルONEでのターボ機能の使い方や注意点を確認していきもましょう!
OCNモバイルONEのターボ機能はアプリ・ウィジェットで使用できて使い方が簡単!
OCNモバイルONEのターボ機能の何がいいのかというと、その使い勝手です。
低速や高速を切り替える機能があっても使いにくさにある格安SIMがあるのも事実です。
その点OCNモバイルONEでは、アプリやウィジェットを使ってターボON/OFFの切り替えが簡単に行えるんです!
専用アプリでの使い方
OCNモバイルONEではAndroid、iOS(iPhone)用に様々な機能が利用できる「OCNモバイルONEアプリ」をインストールすることができます。
そのインストールしたアプリをホーム画面から起動して「ON/OFF」ボタンを選択するだけで即時にターボ機能の変更が反映されます。
しかも1日に何回しか切り替えができないや月に何度いった切り替え制限があるけではなく、何回でも即時に反映がされることになっています。
ウィジェットでの使い方
いちいちアプリを起動してON/OFFの切り替えが面倒な場合はウィジェットの使用が便利です。
ウィケットとは、端末のホーム画面に設置できる小さなアプリのことです。
アプリを直接開かなくても、ホーム画面上で常に確認できる形で起動させておくことが可能です。
ターボ機能のように頻繁に使うアプリであれば、ワンタッチで切り替えられるこのウィジェット機能で利用することがおすすめです。
「切替」ボタンを選択することでもちろんこちらもターボ機能のON/OFFが即時で反映されます。
ウィジェットに関しては「OCNモバイルONEアプリ」をインストールした上で、ホーム画面を長押しまたはホーム画面をタップして、「ウィジェット」の選択画面からOCNモバイルONEアプリをウィジェットをホーム画面に追加することで利用が可能になります。
OCNモバイルONEアプリ(Android用)
OCNモバイルONEアプリ(iOS用)
マイページでの使い方
アプリを使わない場合、パソコンなどのWebブラウザから「OCNマイページ」からでもターボ機能のON/OFFの切り替えが可能です。
OCNモバイルONEのターボ機能のおすすめの使い方
ウィジェット機能はとっても簡単で便利!
ターボ機能の中でおすすめの使い方はウィジェットを使った方法です。
アプリよりもスムーズに即座に使えるのでこういった1日に何度も利用する機能を使うにはとってもメリットなんですよね。
天気予想や、ニュースといったアプリをウィジェットにしている場合も多いと思いますが、OCNモバイルONEのターボ機能もそのひとつに加えてみると容量を節約という重要なこともワンタッチで行えることになりますよ!
OCNモバイルONEのターボ機能を使った容量節約のイメージとルール
それでは肝心のこのターボ機能を使った容量を節約した際のイメージです。
LINEやメールなどのメッセージ
ニュースのチェックやSNSなどで通信容量をほとんど使わない場合
こういった場合にはターボOFFにして容量を節約するようにしましょう!
通信速度がそんなになくても利用できるメッセージや、ニュースやSNSなどのWeb閲覧の場合にはターボ機能をOFFにしておくことで通信速度が最大200Mbpsになり、全く通信容量を消費せずに通信を行うことが可能になります。
例えば110MB/日コースを契約の場合、午前の通勤中や夜から高速通信を利用したい場合があるとします。
こういった場合、お昼の時間帯ではターボ機能をOFFにしておき通信容量をゼロに抑えておきます。
そうすることで少ない契約データ容量であっても、高速通信を使いたいときに使えるということになるのです。
節約して余った容量は自動的に繰り越しされる!
またここでのポイントですが、ターボ機能を活用して節約できて余った容量は自動的に繰り越しがされることになっています。
例えば110MB/日コースの場合でその日に50Bの容量しか利用しなかった場合、翌日に60MBの容量が繰り越され170MBが1日で使えるようになるわけです。
3.0GBコースなどの月次コースの場合は、節約して余った容量は翌月に繰り越されて利用が可能になるというわけです。
OCNモバイルONEの容量繰り越しに関してさらに詳しく確認したい場合は、次の記事を参考にしてみてください。
SIMごとにON/OFFできるのでシェアSIMでも便利!
複数のSIMカードで容量を分け合えるシェアSIMを契約している場合でも、SIMカードごとに好きなタイミングでターボ機能ON/OFFにできるのでとっても便利です。
特に家族で容量をシェアしている場合、容量を使いすぎるのを防ぐためにターボ機能は活用することができます。
また一人でスマホやタブレットなどによって端末ごとにSIMカードを分けて使用している場合でも、使用用途によってON/OFFの切り替えすることできるので便利です。
200kbpsで何ができる?こんな場合はターボONでの利用がおすすめ!
ターボOFFでできること、ONにした方がいいのは次の操作!
次に気になるターボOFFでの200kbpsでできることとできないことについてです。
あくまでも参考になるのですが、200kbpsでは次のことができたりできなかったりするので確認してみてください。
LINE◯
メッセージ(トーク)、無料通話など200kbpsでも使える機能がたくさんあり。しかしビデオ通話の映像の画質は悪くなる可能性があります。
メール◯
通常の文字テキストのみの送信であれば問題なく使えます。画像や動画などの大きなファイルを送るのには時間がかかってしまう場合も。
SNS(Twitter、Facebook、Instagramなど)の閲覧◯
テキストなどの読み込みは200kbpsでもスムーズに行えます。ただ大きファイルの画像や動画などの表示や投稿などには時間がかかってしまう場合が多いです。
Web閲覧△
あくまでも何を見るかによるのですが、文字中心のニュースであったりサイトの閲覧はストレスなく読み込むことが可能です。ただしどんどん次のページへ読み込まなくてはいけないサイトだとさすがに時間がかかってストレスを感じてしまうかもしれません。
Youtubeなどの動画サービス△
200kbpsでも全く観ることができないわけではなく、画質は悪くなってしまったり止まったりする可能性もありますが、視聴可能です。もちろん高画質なのか低画質なのかの設定によったり使っている機種によるようです。
アプリのダウンロード×(おすすめできない)
アプリなどのダウンロードは可能は可能なのですが、かなりの時間がかかってしまいます。やはりアプリによって容量の大きさもあるのでその辺も注意点です。
Googleマップ×(おすすめできない)
こちらも使用するデータ容量がたくさん必要になるため、地図の表示までのたくさんの時間がかかってしまいます。急いでいる時などでは高速通信のターボONにすることがおすすめです。
端末の使い方は人それぞれによって違いがあるので、全ての場合に当てはまるわけではないので断言は難しいですが、一度利用してみてターボOFFではご自身が利用するどのシーンで使えるのかを把握していくのがおすすめです。
OCNモバイルONEのターボ機能の注意点
それではOCNモバイルONEでターボ機能を利用する際の注意事項も確認しておきましょう!
注意事項のポイントとしては、ONかOFFかの初期状態がコースによって違うということと、500kbpsコースでは特別に注意事項があるということになります。
ターボの初期状態について
契約しているコースによってあらかじめ設定されている初期状態が異なります。
「110MB/日」「170MB/日」「3.0GB/月」「6.0GB/月」「10.0GB/月」「20.0GB/月」「30.0GB/月」コースの場合
⇒ターボの初期状態はON
「500kbps」コースの場合
⇒ターボの初期状態はOFF
つまり500kbpsコース以外では高速通信の状態で設定がされているということになります。
500kbpsコースでの注意点
どうして500kbpsコースでは初期状態がターボOFFになっているのかというと、このコースでは通信最大速度が500kbpsのプランだからです。
つまり元々の設定ではこのコースではターボ機能は使用することはできず、コースに含まれる月間15GBを使い切った後に200kbpsとなります。
万が一500kbpsでターボ機能を利用したい場合は、容量追加オプションを有料で申し込み高速通信を使える環境を作った上で、ターボONにすることで、最大通信速度262.5Mbpsが使えるということになります。
ターボ機能の利用はいつから?利用申し込み翌日から可能!
またOCNモバイルONEのターボ機能での疑問点として多いのは、いつから切り替えが可能なのか?ということです。
OCNモバイルONEを新規または追加で申し込んだ場合、利用申し込み当日はターボ機能のON/OFFができないことになっています。
翌日から利用が可能となっているので注意が必要です。
また、利用申し込み当日はアプリ上でターボ機能の表記がOFFとなっていて、速度制限中と表記さるのですが、通信容量を超えるまでは速度の制限はありません。
OCNモバイルONEのターボ機能が使えない場合の対処方法
OCNモバイルONEでターボ機能を利用していく中で多い疑問がターボ機能が使えなくなってしまったという問題です。
こういった場合にはしっかりと解決方法があるので確認しておきましょう。
ターボ機能が切り替えができてない場合
⇒この場合、OCNモバイルONEのSIMカードが挿さっている端末の電源を一旦OFFにして切って通信を切断して、再度電源をONにすることで再接続することがおすすめです。
ターボ機能のON/OFFの表示が切り替わっていない場合
⇒ターボON/OFFの状態表示が切り替えたはずなのに変わっていない場合があります。こういった場合はホーム画面の「手動更新」ボタンを押して情報の更新を行うことがおすすめです。
OCNモバイルONEのターボ機能まとめ
ターボ機能はあっても損をしない機能!
しかもOCNモバイルONEでは使いやすさが抜群!
OCNモバイルONEのような格安SIMでは、料金をできるだけ安くするのがひとつの目的ですよね?
そういった場合使うか使わないかわからない容量の大きすぎるプランで契約するのはもったいないことです。
確かに余ったデータ容量は翌日や翌月に繰り越すことができますが、繰り越した容量には利用期限があったりして無駄になってしまう場合もあります。
そういった場合、できるだけ容量の少ないプランに申し込んでおいて、データ容量を節約していくというのも格安SIMの楽しさでもあります。
そう考えると、使い勝手の悪い低速↔︎高速の切り替えのある格安SIMよりは、OCNモバイルONEのようなウィジェットで即時に切り替えられるターボ機能はとっても便利なんですよね!
ぜひOCNモバイルONEのターボ機能を目一杯活用してデータ容量をうまく節約してみてくださいね!