OCNモバイルONEを解約をする際には、解約の方法だけでなく、違約金(契約解除料金)・最低利用料金や解約月での利用料金の日割りなどには事前の確認が必要です。
音声通話SIMの解約であれば、OCNモバイルONEで使っていた電話番号を他社へそのままのりかえたい場合もあるはずです。
そういった場合はOCNモバイルONEをMNP転出することになるのですが、これには手数料やタイミングに注意が必要です。
またSIMカードを返却しなくてはいけないのですが、返却の仕方や返却しないとどうなるの?ということが気になるポイントだと思います。
まずは完全解約とMNP転出は方法と注意点が異なるの要チェック!
解約に関してまず確認しておきたいのは、OCNモバイルONEを完全に解約する場合と、MNP転出をして電話番号そのままで他社にのりかえる際の違いです。それぞれで注意するポイントやかかる費用が違うということです。
特に今使っている電話番号をそのまま使うMNP転出での解約は、音声対応SIMでの契約となっているので解約違約金には気をつけなければいけません。
またSIM以外のOCNのサービスを利用している場合であればさらに注意が必要となります。
解約自体はOCNマイページですることが可能ですが、実際の解約方法やMNP転出方法、その際の注意点を確認していきましょう!
OCNモバイルONEの解約方法
まずは、MNP転出を伴わない解約方法を確認していきましょう。
この場合、データSIMでは関係ありませんが、音声対応SIMで契約の場合にはこの方法で解約を行うと今お使いの電話番号がなくなってしまいます。
OCNモバイルONEで使っていた電話番号をそのまま次の他社でお使いになりたい場合は、下記でご紹介するMNP転出の方法を確認してください。
それでは完全に解約する方法のご紹介です。
実際の解約はOCNマイページにログインして行うことができます。電話での解約はできません。
解約の手続きをクリックすると次のページがでてきます。
次にOCNモバイルONEのみの利用での解約、複数SIMを契約していて全てのSIMを解約する場合には、右を選択します。
その他のOCNのサービス、MNP転出の場合は左を選択します。
そのあとの手順は次の通りです。
解約の手続きに進む
↓
「OCN契約のご解約」をクリック
↓
「お客様番号(Nから始める10桁の番号)」、「認証ID」「認証パスワード」を入力をします。
解約の完了
解約自体はとっても簡単!「お客様番号(Nから始める10桁の番号)」、「認証ID」「認証パスワード」も簡単にわかりますよ!
以上の作業でOCNモバイルONEを解約することができるのでとっても簡単ですよね?
「お客様番号(Nから始める10桁の番号)」、「認証ID」「認証パスワード」などは、OCNモバイルONEを申し込んだ際に送られて[OCN会員登録証]、または[お申込内容のご案内]、または請求書にに記載しています。
不明な場合はOCNモバイルONEカスタマーズフロント(0120-506506)で問い合わせることも可能です。
OCNモバイルONEでのMNP転出方法
MNP転出はOCNモバイルONEから「MNP予約番号」というものを取得することで行えます。
MNP転出も解約と同じくOCNマイページにログインして行うことができます。
解約と同じく「解約の手続き」を選択します。
次の画面では、左を選択します。するさらに下にMNP手続きを選択するところがあります。
ログインアドレスとパスワードを入力してログインします。
次に「お申し込み者情報入力」画面になるので、転出したい携帯電話の電話番号を選択し、「個人(男性)/個人(女性)/法人」の中から、あてはまるものを選択します。
以上でMNP転出の申し込みは完了となります。申し込み後の流れは以下のようになります。
MNP転出の申し込み
↓
ショートメールにて「MNP予約番号」が届く
↓
新契約先へMNP予約番号を入力して契約
↓
この時点でOCNモバイルONEとの解約が成立
また、10:00から19:00の時間帯であればなら「カスタマーズフロント(0120-506506)」への電話でもMNP予約番号の取得が可能です。
OCNモバイルONEのオプション解約について
050Plusなどのオプションも自動的に解約されます!
OCNモバイルONEを解約やMNP転出を行うと、050plusなどのオプションサービスも自動的に解約となります。
以前は050plusは自分でアプリから解約をしなくてはいけないようだったのですが、現在は一緒に解約されることになっています。
ですので050plusを他社でもそのまま利用したい場合は、OCN モバイル ONE 音声対応SIMを解約前に、050 plusのお支払い方法変更を行う必要があります。
お支払い方法はアプリの[設定一覧]→[管理メニュー]→[お支払方法の変更]から変更することができます。
また個別でオプションを解約したい場合は、マイページより行うことが可能となっています。
以上がOCNモバイルONEでの解約の方法になりますが次に注意しておきたいことは、解約をする際の注意点です。
それぞれ確認していきましょう!
OCNモバイルONEの最低利用期間/解約違約金について
まず一つ目の解約での注意点は、OCNモバイルONEには契約するプランによって最低利用期間があって、その最低利用期間以内に解約するのであれば解約違約金がかかるということです。
データSIM | 音声対応SIM | |
最低 利用期間 |
なし | 6ヶ月 |
データSIMでは最低利用期間はなしとなっていますが、利用開始月(1ヶ月目)の月末までに解約をしてしまうと、本来初月無料であるはずの料金が月額料金が発生してします。
つまり、データSIMでは最低利用期間はなく解約違約金も発生しないものの、初月無料ではなく、初月有料となってしまうということです。
情報によってはデータSIMは、1ヶ月間の最低利用期間となっていることもあるのですが、これは初月無料がなくなるという意味です。
これは、初回のいたずら申し込みやお試し申し込みを防ぐ意味合いがあるようです。
一方で音声対応SIMでは利用開始日を含む月を1ヶ月目として、1ヶ月目から6ヶ月目までに解約をすると解約金が発生します。
音声対応SIM | 解約違約金 |
1〜6ヶ月目までの解約 | 8,000円 (不課税) |
つまり、データSIMでは初月を経過している場合、音声対応SIMでは7ヶ月目以降に入っている場合には解約違約金は発生せずに費用を無料で解約をすることができるということです。
またOCNモバイルONEでは、解約手数料などの解約をする際の費用も発生しません。
費用をかけずに解約をしたい場合は利用期間に注意してください。
OCNモバイルONEのMNP転出料金について
特に注意しておきたいのは、OCNモバイルONEの音声対応SIMを解約して他社にMNPでのりかえる場合です。
MNP(ナンバーポータビリティ)とは、今お使いの電話番号を維持したまま他社にのりかえることです。
その際にはOCNモバイルに支払うMNP転出手数料が必要となります。
MNP転出 手数料 |
3,000円 (税抜) |
MNP転出の際には、OCNモバイルONEにMNP予約番号を発行してもらうことになるのですが、その際にMNP転出料金が必要となります。
解約違約金とは異なり、消費税の加算があるので、実際には3,240円となります。
また音声対応SIMでは、先ほどの最低利用期間内での解約時の解約違約金で確認してもいただいた通り、8,000円の解約金が発生してしまうのでMNP転出+最低利用期間以内での解約となると11,240円の出費となってしまうということです。
OCNモバイルONEの解約月の日割りについて
OCNモバイルONEを解約する際に気になるのは、利用料金に対しての日割り計算です。
日割り計算とは、例えば30日ある月の利用料金で10日に解約した場合に、残りの20日分を支払わなくもいいという制度です。
格安SIMの中には初月が日割り計算となっている会社もあるのですが、OCNモバイルONEでは利用初月は無料となっていて日割り計算ではありません。
また解約月には日割り計算は解約の場合でも、MNP転出の場合もありません。
つまり月のいつ解約してもその月の月額料金はそのまま発生して請求がされることとなっています。
ですので、月初めに解約するのと月末に解約するのは月末に解約したほうがお得ということになります。
MNP転出の場合、次の転入先との兼ね合いがあるので、できるだけ費用をおさえたいということであれば、格安SIMには初月無料や初月日割りがそれぞれあるということを知っておくのもいいかもしれません。
どういった形でいつ解約するのかが重要!
OCNモバイルONEを解約する際には、ご自身がどういった形で、いつ解約するのかが重要になります。
どういった形かというのは、完全解約なのかMNP転出による解約なのかです。いつかというのは、最低利用期間内の解約ではないかと、解約するのはその月のいつにするのかということです。
特にMNP転出の場合では費用がかかる上に、のりかえ先の会社に契約事務手数料(概ね3,000円支払う必要があります。)
契約事務手数料などはエントリーパッケージを利用することでおさえることが可能なので、ぜひそのあたりまで乗り換え先のSIM会社を調べておくことをおすすめします。
OCNモバイルONEで発生する費用を抑えてもっともお得に解約するには、最低利用期間以上のタイミングでの解約、月末での解約ということになるわけです。
OCNモバイルONEのSIMカード返却について/しないとどうなる?
OCNモバイルONEでは解約手続きを行った後には、SIMカードを返却する必要があります。
これはSIMカード自体はOCNモバイルONEから貸し出しているという認識で、その借りたものを返すと考え方です。
SIMカードの返却方法としては、 SIMカードを端末から抜きだして紙でもなんでもいいので台紙にテープで貼り付けます。
そのSIMカードを貼り付けた台紙を封筒に入れて、所定の郵便料金分の切手を貼ってOCNモバイルONEへ送付するということです。またこの際にかかる発送料金はもちろん私たちユーザー持ちです。
SIMカード返却先
〒143-0006
東京都大田区平和島3-6-1
東京団地倉庫A2棟
住友倉庫内「OCN SIMカード回収係」行
SIMカードを返却しないとどうなるの?
ここで気になるのはOCNモバイルONEを解約後SIMカードを返却しないとどうなるの?ということです。
格安SIMの会社の中には、SIMカードを返却しないことによって違約金を請求してくる会社もあります。またうっかり忘れていて返却していなかった場合もありますよね。
OCNモバイルONEでは、原則返却することが前提となっていますが、SIMカードの未返却に対しての違約金や罰金はありません。
すごく良心的な会社だと思います。
しかし、SIMカードは貸与されているということを考ええるとモラル的には返却するのがベストな選択なのではないかと思います。
OCNモバイルONE解約方法や注意点まとめ
以上がOCNモバイルONEを解約する際の方法や注意点でした。
OCNモバイルONEを解約する際には、以下のことを注意する必要があります。
完全解約とMNP転出の違いに注意
最低利用期間とそれに関わる解約違約金に注意
MNP転出の場合は手数料とMNP転入先の契約事務手数料に注意
解約月の日割りはなし
SIMカード返却が原則必要
解約に関してユーザー想いなOCNモバイルONE!
OCNモバイルONEを調べる人の中には、これから解約しようと思う場合と、解約のことを事前に調べておいてこれから申し込もうと思う人がいると思います。
OCNモバイルONEは最低利用期間の短さや、違約金、解約方法の簡潔さは他社の格安SIMと比べてユーザー想いとなっています。
解約方法がわかりにくく、最低利用期間がもっと長かったり料金の締め日が月の途中にあったりしてややこしい格安SIMがあるので、それを考えると本当に優良な格安SIMだと思います。
以上ご紹介した内容を参考にOCNモバイルONEを解約したり申し込んだりしてみてくだしね!