キャリア(ドコモ/au/ソフトバンク)から格安SIMにのりかえる際の疑問のひとつになるのが、おサイフケータイは使えるの?引き継ぎはどうなるの?ということだと思います。
LINEモバイルではおサイフケータイを使用することが可能です。持っているの端末が機能に対応している場合やこれから購入する端末が機能に対応している場合利用ができるからです。
LINEモバイルではおサイフケータイが利用可能!ただし使い方によって注意点もあるので要確認!
実はおサイフケータイというのは、その携帯電話会社によって利用できるかどうかではなく、その端末が利用できるかどうかが大切です。
LINEモバイルに以前おサイフケータイを使っていた機種そのままで乗り換える場合は、何も問題なくLINEモバイルでも利用できるということです。
ただし注意しておかないといけなく場合もあるのです。
利用できなくなるサービスはある?
引き継ぎはどうすればいい?
機種変更したらどうすればいい?
端末セットで使えるのは?
iPhoneではおサイフケータイ使える?
こういった疑問は、機種そのままでのりかえる場合、新規で申し込む場合、機種変更してのりかえる場合によって様々だと思います。
いざ確認していくとそんなに難しい問題ではないのですが、知っておいた方がいいポイントもあるのでしっかりと確認しておきましょう!
LINEモバイルでドコモの「iD」は使える!
ドコモでおサイフケータイを利用していた場合、ドコモ独自のサービスである「iD」を利用していた方も多いかと思います。
もともと「iD」はNTTドコモの通信「spモード」を使った機能だったため、ドコモユーザーしか利用できませんでした。
しかし「iD」の格安SIM(MVNO)向けの専用アプリが登場したことで、LINEモバイルでも利用が可能となっています。
ただし、端末によっては対応していない場合があるので注意が必要です。
その他LINEモバイルのおサイフケータイで使えるサービス
・楽天Edy
プリペイド式で利用店舗数ナンバーです。決済音は特徴的な「シャリーン」という音が特徴的です。全国約40万店以上のEdy加盟店、各コンビニ、ヨドバシカメラ、マツモトキヨシ、マクドナルドからネットショップでポイントが貯まりまります。共通ポイント「楽天ポイント」と合わせてポイント2重取りができます。
・nanaco
セブンイレブン、デニーズの全店での利用はもちろん、イトーヨーカドー・エスパの食品売り場などでも利用できます。
・WAON
全国のイオングループ、マックスバリューなどのスーパーやコンビニのミニストップなどで利用できます。また、BLUE SKY(羽田)やアウトレットモールあしびな~、沖縄の観光施設、飲食店などでも利用するこができます。
・モバイルSuica
JR東日本が発行しているSuicaのモバイルバージョンです。首都圏、新潟、仙台JRエリアが主要です。全国交通系で唯一、おサイフケータイをスマホや携帯で使えます。現金で切符を買うよりお得な場合あり。
・QUICPay
全国のコンビニやガソリンスタンド、スーパーマーケット、ドラッグストア、飲食店や、レジャーアミューズメントなどで利用が可能です。
・モバイルスターバックスカード
全国のスターバックスで利用ができます。
以上が後払い型の電子マネーと呼ばれるサービスで以下のサービスなどもmineoでは利用可能です。
・ANASkipサービス
・モバイルTカード
・JALタッチ&ゴーサービス
・モバイルクロネコメンバーズ
・ゴールドポイントカード
・ローソンモバイルPonta
・マツキヨポイントアプリなど
LINEモバイルでのおサイフケータイの運用方法について
LINEモバイルでおサイフケータイを運用するのは次の2つの方法があります。
ドコモの機種をそのままにのりかえて運用する(おサイフケータイ対応のスマホ)
おサイフケータイ機能付きのSIMフリースマホ、端末セットを購入して運用する
(auやソフトバンクからののりかえの場合は、SIMロック解除対応機種で、SIMロック解除してSIMの差し替えが必要です。)
ドコモの機種をそのままにのりかえておサイフケータイを利用する場合
ドコモで購入したスマートフォンにLINEモバイルのSIMを差し込んだ場合、多くのおサイフケータイ決済サービスを利用することが可能です。
ドコモで購入したスマートフォン機種がが手元にあり、なおかつそのスマートフォン機種に「FeliCa」マークが付いていれば、モバイルに対応した各種の決済方法が使えということです。
もちろん残高も引き継がれるので、今まで通りおサイフケータイを利用できることになります。
機種そのままでのりかえたときの注意点
今まで使っていたスマートフォン機種をそのままでLINEモバイルにのりかえたときに、おサイフケータイを引き続き使用していくにあたってひとつだけ気をつけておきたいことがあります。
それは登録のメールアドレスについてです。
もし現在ドコモなどのスマートフォンを使っていて、おサイフケータイの登録メールアドレスをキャリアメールで設定している場合は、受信ができなくなります。
あらかじめ違うメールアドレスへ変更しておくことが必要です。
LINEモバイルにはメールアドレスの提供がないので、GmailやYahoo!メールなどのフリーメールを使って変更をしておくことがおすすめです。
おサイフケータイ機能付きのSIMフリースマホ、端末セットを購入して運用する場合
機種をそのままの乗り換えでない場合はどうでしょうか。
今まで使っていた機種をもう使わずに、おサイフケータイに対応したSIMフリースマホや端末セットでの利用の場合です。
この場合は機種変更という扱いになると思うのですが、機種変更をしたときのおサイフケータイの引き継ぎはどうなるのでしょうか?
旧機種から新機種への引き継ぎのおおまかな流れは以下のようになっています。
旧機種の電子マネーなどのデータをサービス事業者のサーバーに一時的に預ける
機種変更する
預けたデータを新機種で受け取る
とはいってもこれも実は簡単におサイフケータイの情報を機種変更後の機種に引き継ぐことができます。
機種変更時のおサイフケータイ引き継ぐ方法
まず、機種変更をする前の機種で、SIMカードが差し込んでいる間に各おサイフケータイサービスのアプリからログインをします。
ログイン後に機種変更手続きというメニューの操作を行います。(※各アプリによって操作方法は異なります。)
新端末にSIMカードを差し替えてLINEモバイルでの利用ができることが確認できたら、おサイフケータイサービスのアプリを新端末上でインストールします。
初期設定時に「この機種へ機種変更をしますか?」と画面が出てくるので、OKを選択するだけで引き継ぎは完了します。
それぞれのサービスので詳しい引き継ぎ方法は以下のサイトを参考にしてみてください。
楽天Edy/モバイルSuica/iD/WAON/nanaco/QUICPay
iPhoneではiPhone7のみでFeliCaが搭載
iPhoneはこれまでおサイフケータイの利用を可能にしてくれる、FeliCaが搭載されていませんでした。
キャリア(au/ドコモ/ソフトバンク)でiPhoneを購入しても、SIMフリーのiPhoneを購入してもそれは同じことでした。iPhone6s/6s PlusまではFeliCaを非搭載のため、おサイフケータイのサービスを利用することができませんでした。
それがiPhone7/7 PlusよりFeliCaが搭載したことによって、iPhoneでのおサイフケータイが利用可能となっています。
LINEモバイルのおサイフケータイ対応の端末セット
現在LINEモバイルから販売されている端末セット以下のようになり、おサイフケータイが対応の機種は次の通りです。
端末名 | おサイフケータイ対応 |
arrows M03 | ◯ |
arrows M02 | ◯ |
HUAWEI P9 lite | × |
Blade V7lite | × |
ZenFone3 | × |
Blade E01 | × |
まとめ
LINEモバイルでおサイフケータイを使うのは難しいことではない!
以上がLINEモバイルでおサイフケータイを利用する際の方法や注意点でした。
実際には機種そのままであれば、引き継ぎの作業なども必要なく利用できますし、機種変更の場合もそれぞれのサービスの指示に従い引き継ぎを行うだけですよね。
登録メールアドレスなど気をつけるポイントはあるものの、全く難しくはないですよね?
ぜひLINEモバイルでもおサイフケータイを活用してみてくださいね!