Ymobile(ワイモバイル)を申し込む際に、端末が故障した際の修理や交換をサポートしてくれる端末保証のオプションには加入するべきなのでしょうか?
実はワイモバイルではスマートフォンを購入する場合とガラケーを購入する場合で、加入するオプション名が違います。
ですので、少しわかりにくくなっているのですが、実際には整理をしていくと入るべきなのかどうか?ということがわかってくると思います。
端末種類 | オプション名 |
スマートフォン(Android) | 故障安心パック |
スマートフォン(iPhone) | 故障安心パック Apple Care+ |
ガラケー | 故障安心パック-S |
※あんしん保証サービスは対象機種が旧機種のAQUOS Phone ef , AQUOS Phone es , DIGNO DUAL 2 , DIGNO DUAL , ケータイ(PHS)となっているため、今回は記載していません。
今回のワイモバイルの端末補償に関しては、Android端末、iPhone端末、ガラケー(ケータイ)端末の全てを記載していますので、画面をスクロールして必要な部分だけお読みください。
Ymobileの端末保証に加入できるのは、機種購入時のみ!
ワイモバイルの故障や修理に対応してくれる端末補償オプションに加入できるのは機種購入時のみとなっています。
新規やMNPで契約の場合でも機種変更で契約の場合でも、そのタイミングで加入するかどうかを決めなければいけません。
オプションの月額料金も500円から690円と決して安くはないので、入っておいてトクがあれば加入しておきたいですが、慎重になる気持ちもすごくわかります。
ただ、本当に入った方がいい場合と入らなくていい場合は大きく分かれますので、しっかりと補償の内容を確認していきましょう!
どんな故障が多い?こんな場合は修理や交換が認められる!
まず端末補償の確認をして行く前に、どんな故障が多くて、ワイモバイルではどういった場合が故障として認められるのかを知っておく必要があります。
Ymobileでいう故障とは、機種が正しく機能・動作しない状態をいいます。
例えば、
タッチパネルの反応が悪い
カメラのライトが点灯しない
起動してもネットワークにつながらない
などです。
実際にスマートフォンで多い故障はコレ!
スマートフォンを利用していて実際に多い故障ってどんなことなのでしょうか?
1位:落としてガラスが割れてしまった!←ダントツで多い!
2位:バッテリーの劣化!持ちが悪い!急に落ちる!←原因は劣化ですが電池持ちが悪くなる。(劣化の原因は年数を多く使っている、充電しながらのスマホ、車で充電しているなどです)
3位:水没してしまった!(電源がつかない、充電が出来ない、音が出ない)トイレや海に落としてつかなくなった、赤ちゃんが舐めてよだれで動かなくなった、ポケットに入れていて汗でなど。
ワイモバイルの端末補償では故障として認めらる!
Ymobileの端末補償オプションが手厚いのは、こういった原因での故障や破損でもサービス適用が認められるということです。
画面割れの修理
バッテリー無料交換
水濡れ・全損
上記のような場合で、こちら側に過失があったとしても取り合ってくれないということは全くなくむしろ少額の負担のみで、修理を行うことが可能となっています。
無償修理・有償修理の違い
ワイモバイルでは、端末補償オプションに加入していなくても無償で修理を行ってもらえる条件があります。
そこには無償修理と有償修理のボーダーラインが定められているのでオプション加入をするかどうかの判断材料になると思います。
ワイモバイルでは、保証書に記載されている無償修理規定に基づき、無償修理・有償修理の判断がされます。(つまり各機種によって有償か無償かは基準が異なるということです。)
購入日 | 利用者自身の過失 | 修理費用 |
---|---|---|
1年未満 | あり(傷などがあり) | 有償修理 |
なし | 無償修理 | |
1年以上 | – | 有償修理 |
無償修理になる場合
保証書の無償修理規定に則した状況での故障は、無償修理の対象となります。
・無償修理のサービスをお受けになるためには、保証書が必要です。修理の際には保証書を添付してください。
・無償修理期間は、ご購入日から1年間です。
つまり、保証書に規定されているような無茶な使い方をせずに、購入から1年間以内であれば無料で修理をしてくれるというわけです。
これはメーカー保証と呼ばれるものでオプションに入っていなくても適用となっています。
無償修理にならない場合
次の場合、メーカー保証の保証期間内でも無償修理対象外で有料での修理となってしまいます。
・分解・改造がみられる製品
(例:銘版シールがはがれている、接着剤などにより製品に装飾が施されている、VOIDシールの穴あき・はがれ・破れ等)
・製造番号の確認ができない製品
・付属品などの消耗による症状など
分解・改造をしておいて、無料で修理をしてくれるなんていう虫の良い話はありませんし、製造番号がわからないものは、ワイモバイルから購入したものではない正規品以外の商品の場合です。
無償修理にならないといっても通常に、丁寧にスマートフォンを扱っていた場合にはほとんど適用にならず、大体の場合が無償修理の対象になるということです。
ワイモバイルの端末補償オプションに入るべき場合、入らなくていい場合
こんな場合は端末オプションに入るべき!
画面割れを何度も経験したことがある!
水のある場所でよくスマホを使う!
バッテリーの交換サービスがあってほしい!
画面割れで高額な修理代金を支払ったことのある場合には、この端末オプションに加入しておくべきだと思います。
機種や利用年月によって修理代金はことなりますが、画面割れの場合オプションに入っておけば1,500円程〜で修理が可能です。画面損傷の修理代だけで機種によってが1万円以上も取られることもあるので、すっごい割安感を感じますよね。
またお風呂でよくスマホを触ったり水回りで触ることが多い場合、あかちゃんがいるご家庭では思わぬ水濡れ対策としてオプション加入しておくのがいいかもしれません。
ただ、防水機能付きの機種を選ぶ際には、その心配が必要がないかもしれません。
またどうしても劣化をしてしまうバッテリーについては、無料交換サービスはうれしいポイントですよね!バッテリーだけでも通常約2,000円はするので、それを無料で交換はとってもお得です。
こういったことに当てはまる場合やメリットに感じる場合だと、端末補償オプションに入るのがおすすめです。加入時にしか入ることができませんが、途中解約はどのタイミングでも自由です。いらないなって思ったタイミングで外すことができるので、とりあえず入っておくというのも賢い選択かもしれません。
反対に1年以内のメーカー保証は無償修理可能というルールをしっかり確認しておいて、1年目以降は有償になってもいいからという場合は、オプション加入する必要はないかもしれません!
それではさらに詳しくワイモバイルの端末補償オプションの内容を確認していきましょう!
ワイモバイルの故障安心パックプラスの詳細
まずは、Ymobileでスマートフォンを購入する場合に加入が可能な故障安心パックプラスについてです。
対象プラン | スマホプラン、 シェアプラン |
月額料金 | 690円 |
※AQUOS ケータイ2 , DIGNO ケータイ , AQUOS ケータイの場合(つまりガラケー)は、故障安心パック-Sの提供になります。
特徴
このワイモバイルの端末補償オプションである、故障安心パックプラスでは次の8つのいサービスがセットになっています。
故障保証サービス
水濡れ・全損保証サービス
故障交換サービス
電池パック無料サービス(内臓バッテリー割引サービス)
盗難紛失保証サービス
破損保証サービス
セキュリティトラブル補償
データ復旧支援サービス
それではひとつずつ内容確認しておきましょう。
故障保証サービス
万が一の故障の際に修理代金が発生した場合でも、修理代金を100%割り引きしてくれます。
水濡れ全損や、使い手の過失があった場合は適用になりませんが、自然故障の場合は無料での修理となります。
水濡れ・全損保証サービス
水濡れは全損の場合には次のいずれかから選択することができます。
・5,000円で修理
・同一機種を会員価格で購入
もし水濡れや全損が起きた場合でも、また新たに定価でスマートフォンを購入しなくてもよくなるということです。
故障交換サービス
故障時に新品同等の同一機種と7,500円から交換ができます。
AQUOS Xx-Y,Nexus 5X,Nexus6 | 10,000円 |
iPhone 5s,507SH,Nexus 6P,Nexus 5,DIGNO E,AQUOS CRYSTAL Y2,LUMIERE , AQUOS CRYSTAL Y , DIGNO C , Spray , DIGNO T | 7,500円 |
電池パック無料サービス(内臓バッテリー割引サービス)
1機種につき電池パック1個、無料で進呈してくれます。
1年以上同じ機種を利用していて、かつ1年以上継続して「故障安心パックプラス」に加入し続けた場合、1機種につき電池パック1個、無料で進呈してくれます。
もしくは、1年以上同じ機種を利用で、かつ1年以上継続して「故障安心パックプラス」に加入し続けた場合、バッテリー交換の修理代金を一律3,000円割引してくれます。
盗難紛失保証サービス
万が一、スマートフォンを盗難や紛失をしてしまった場合には、使っている機種と同一機種または指定機種を、会員価格で購入することが可能です。
破損保証サービス
スマートフォンの中身ではなく、外側の外装が破損してしまった場合には、外装修理代金が90%割り引きされます。塗装がはげてきたり傷の修理を10%の負担のみで可能となります。
セキュリティトラブル補償
不正アプリのインストールなどで、思っていない事態が発生するなどの端末トラブルによって、専門業者によるウィルス駆除サービスなどにかかった費用を上限5,000円まで補償してくれます。※シェアプランで契約機種は、対象外となります。
データ復旧支援サービス
水没・水濡れ・破損などのトラブル時のデータ復旧サービスを、無料で行ってくれます。※シェアプランでご契約の機種は、対象外となります。
故障安心パックプラスのコスパはどう?
以上が受けられるサービスの内容ですが、これらの内容とメーカー保証があることを考えてコスパはどうなのでしょうか?
例えば料金だけのコスパを考えると次のようになります。
故障あんしんパックプラス | メーカー 保証 |
|
契約1年目 合計料金 |
8,280円 | あり |
契約2年目 合計料金 |
8,280円 | なし |
2年間合計 | 16,560円 |
つまりこの故障あんしんパックプラスのメリットが発揮されるのは、メーカー保証が切れる1年目以降ということになります。
このオプションは途中加入はできないので、1年間の8,280円は2年目以降の万が一に備えて積み立てていくようなイメージです。
これは保険などと同じなので価値観はそれぞれだと思います。ワイモバイルを長く使うつもりであれば加入を、2年間で機種変更をすることを考えている場合は加入する必要はないかもしれません。
極端な話、オプションに加入せずに、スマートフォンを大切に利用して、2年間修理も交換も必要なければ16,560円分お得に使えるという計算にもなるわけです。
iPhoneの場合は特に注意!
以上がワイモバイルでスマートフォンを購入する場合の端末補償オプションの故障あんしんパックプラスの詳細でした。
ただしこれはiPhone以外のAndroid端末での場合です。ワイモバイルでiPhoneを購入する場合には、次のサービスが対象、対象外となっています。
iPhone5sでの対象 | |
サービス名 | 対象/対象外 |
故障保証 サービス |
対象外 |
水濡れ・全損保証 サービス |
対象外 |
故障交換 サービス |
対象 |
電池パック無料 サービス (内臓バッテリー割引サービス) |
対象外 |
盗難・紛失保証 サービス |
対象 |
破損保証 サービス |
対象外 |
セキュリティ トラブル補償 |
対象 |
データ復旧支援 サービス |
対象 |
ワイモバイルで販売されているiPhone5sを購入する場合、対象となるサービスは8つ中4つとなっています。
その中に目当てのサービスがあればいいのですが、なかったりする場合には他の機種と同料金での利用となるので損になるかもしれません。
ワイモバイルでiPhoneを購入の場合は次に紹介するAppleCare(アップルケア)の加入はおすすめです。
iPhone専用端末保証のAppleCare+ for iPhoneについて
AppleCare+(アップルケアプラス)を説明する前にまず、iPhoneにもAndroid同様に1年間のメーカー保証が自動的についてくるということは頭に入れておいてください。
その上でAppleCare+(アップルケアプラス)の詳細を確認していきましょう。
AppleCare+への加入の大きなメリットは、保証期間と電話サポートの期間が2年間に延長されるということです。
加入した場合としなかった場合の違いは次のようになります。
AppleCare+に 加入する場合 |
AppleCare+に 加入しない場合 |
|
---|---|---|
iPhone端末の 保証 |
2年間 | 1年間 |
無償電話 サポート |
2年間 | 90日間 |
さらに、過失や事故による損傷に対する修理などのサービスを、画面の損傷は1回につき3,400円(税別)、そのほかの損傷は1回につき11,800円(税別)のサービス料で最大2回まで受けることができます。
料金は次のようになっています。
月額使用料 | 576円 |
---|---|
総額(計24回払い) | 13,824円 |
iPhoneの場合にはAppleCare+で十分!
ワイモバイルでiPhoneを購入する場合は、受けられるサービスが半減する故障安心パックに入るよりは、メーカー保証などが延長になるAppleCare+の方がおすすめです。
iPhoneで特に多い画面割れも年2回までであれば、格安で修理を受けられることができます、月額料金もAppleCare+の方が安くお得ですよね。
ですのでAppleCare+と故障あんしんパックプラスとで迷った際は、iPhoneの製造元であるアップルがサポートしてくれる端末保証オプション(AppleCare+)を選ぶ方が賢い選択かもしれません。
ガラケー専用の故障安心パック-Sの詳細
次にワイモバイルでガラケー(ケータイ)を購入する際に同時に申込むことでできる故障安心パック-Sについてです。
こちらもスマートフォンでの故障安心パックプラスと同様に、端末購入時のみの加入が条件となっています。
AQUOS ケータイ2 , DIGNO ケータイ , AQUOS ケータイでは、スマホプランでも契約が可能なので、こられの機種に限り、このオプションの加入が可能です。
申込 | 必要 |
---|---|
月額料 | 500円 |
このワイモバイルの端末補償オプションである、故障安心パック-Sでは次の6つのサービスがセットになっています。
故障保証サービス
水濡れ・全損保証サービス
電池パック無料サービス(内臓バッテリー割引サービス)
盗難紛失保証サービス
破損保証サービス
水濡れメモリーデータ復旧サポート
スマートフォンで加入できる故障安心パックプラスとの違いは、故障交換サービス、セキュリティトラブル補償は対象サービスとなっといない点で、その代わりに料金が安くなっているということです。
サービスは内容は故障安心パックプラスと重複している部分が大半ですが、確認しておきましょう。
故障保証サービス
万が一の故障の際に修理代金が発生した場合でも、修理代金を100%割り引きしてくれます。
水濡れ全損や、使い手の過失があった場合は適用になりませんが、自然故障の場合は無料での修理となります。
水濡れ・全損保証サービス
水濡れは全損の場合には次のいずれかから選択することができます。
・5,000円で修理
・同一機種を会員価格で購入
もし水濡れや全損が起きた場合でも、また新たに定価でスマートフォンを購入しなくてもよくなるということです。
電池パック無料サービス(内臓バッテリー割引サービス)
1機種につき電池パック1個、無料で進呈してくれます。
1年以上同じ機種を利用していて、かつ1年以上継続して「故障安心パックプラス」に加入し続けた場合、1機種につき電池パック1個、無料で進呈してくれます。
もしくは、1年以上同じ機種を利用で、かつ1年以上継続して「故障安心パックプラス」に加入し続けた場合、バッテリー交換の修理代金を一律3,000円割引してくれます。
盗難紛失保証サービス
万が一、スマートフォンを盗難や紛失をしてしまった場合には、使っている機種と同一機種または指定機種を、会員価格で購入することが可能です。
破損保証サービス
スマートフォンの中身ではなく、外側の外装が破損してしまった場合には、外装修理代金が90%割り引きされます。塗装がはげてきたり傷の修理を10%の負担のみで可能となります。
データ復旧支援サービス
メモリデータを復旧し、新たに利用する携帯電話機(データ回復用の携帯電話機)へ移行してくれます。
ワイモバイルでのガラケーでの端末保証オプションはいるの?
ガラケーは日本独自に進化を遂げた機種なので、故障しにくくなっている!
ガラケーというのは、がらくたケータイの略ではなく、ガラパゴスケータイの略で、日本独自の進化を遂げた携帯電話機種となっています。
ものづくり文化に長けた日本だからこそ、海外製のスマートフォンとは違い、強度的にやや強い作りになっていてちょっとやそっとでは壊れにくくなっています。
長年使っていくと画面が傷つくことはあるにしても、スマートフォンのように画面が割れるとうことはなかなかありません。
防水機能がついている機種もワイモバイルには多いため、水濡れなんかでも故障をする確率はすごく少ないと思います。
そういったガラケーの特徴を考慮した上で、端末補償オプションの加入するかどうかは検討したいところですよね!
ワイモバイルの端末保証のまとめ
ワイモバイルでの端末補償オプションのまとめは以上になります。
結局のところ、入っておくべきか入っておかなくてもいいかということが一番気になるポイントだと思います。
日本製なのか、海外製なのか
防水機能、防塵機能があるのか
Androidなのか、iPhoneなのか、ガラケーなのか
こういった要素で、入るべきか入る必要ではないのかということが大きく分かれますが、端末を大切に使うということが大前提になってきますよね。
こういった端末機器の場合、不慮の水没や落下によっての衝撃がほとんどの為、機種にカバーをつけたり機能性を重視することも重要になってくると思います。
ご自身の経験や使い方によって後悔のないように、オプション加入の是非を決めてみてくださいね!