auの解約タイミングとMNP転出の注意点と方法
私は一番良いタイミングでauを解約して、格安スマホにMNPをしたと自負しています。
私の経験した、auの解約のタイミングやMNP転出の実際の方法や注意点を書き出していくと、膨大な文章量になってしまいました。
しかし、すべてお伝えしたい大切なことです。
誠に勝手ではございますが、今回時間がなかったり一度きりでは読みきれない方は、何度も読み直していただくことをお勧め致します。
2017年最新バージョンとなっていますのでぜひご参考にしてみてください。
auの解約やMNP転出はとっても簡単!
auの携帯電話やスマートフォンを電話番号そのままで、他社にのりかえる時に絶対に必要になるのがMNP転出です。
MNP転出はauを解約するということなので、タイミングが難しいとお考えかもしれません。
これは携帯電話会社に「あなたのところとは契約を打ち切る!」ということを意味するので、なかなか一筋縄ではいきません。
超えなければいけないハードルもたくさんあります。
「いつ解約すれば損をしないの?」「MNP転出って難しくないの?」「auをやめるときの注意点は?」と色々な疑問があると思います。
しかし、あるポイントさえおさえておけば、とっても簡単に、しかも損をしないタイミングでauをやめて他社にのりかえることができます。
いまたくさんの人がauを解約して、格安SIMや格安スマホと呼ばれるMVNO業社にのりかえています。
私の場合も「auからmineo」にのりかえましたが、auから他社にのりかえるにはどうすれば損をしないのかをご説明します。
ささやかながらアドバイスをさせていただきますと、「解約のタイミングを把握してスグにでものりかえるべき」です。
私の場合はauで支払っていたプラン料金が約6700円※1でしたが、mineoに変えただけで月額料金が1,510円+通話料金で月々の支払いが2000円以内※2におさまっています。
※1、auでスーパーカケホ・データ定額3GB(誰でも割加入)
※2、mineoでAプラン・デュアルタイプ・3GBで申込み
端末代金こそ払う必要はありますがauでもmineoでもそれは同じです。
通話料金はアプリなどを使っていくらでもおさえることは可能です。
auを解約してmineoにのりかえただけで、月々の支払いが4,700円もお得になって、年間にすると56,400円もお得になったんです。
私はauを解約して格安SIMにのりかえて本当によかったと思っています。
浮いたお金を貯蓄に回したり、こどもの教育費に使ったりすることも可能になっています。
通信費を削ることの重要さを改めて感じました。
auを解約する最高のタイミングとは?
auで損をせず解約をしようと思うと「契約更新月」と「契約解除料金」でというキーワードを必ず覚えておく必要があります。
auでは契約期間が定められている料金プランや割引サービスに対して「契約更新月」というものがあります。
auのいわゆる「2年縛り」と呼ばれるものですが、具体的な契約更新月というのは、「誰でも割」というものの契約更新月ということになります。
以前は契約更新月は契約満了月の次月の1ヶ月間だったのですが、現在では契約満了月の次月からの2ヶ月間に伸びて契約月から数えて25ヶ月目と26ヶ月目なっています。
ですのでまず、ご自身の契約更新月がいつなのかを知っておくことが、損をせず解約をするポイントとなります。
※契約更新月は「auお客様サポート」から確認ができます。
IDとパスワードを準備してログインして、「au契約情報照会」画面の「ご契約情報」の中の「料金割引サービス」の「次回更新年月」で確認することができます。
ここで必ず覚えておいていただきたいのが、「契約更新月」に解約をすれば「契約解除料」がかからないということです。
しかし一方で、「契約更新月」以外に解約をしてしまうと「契約解除料」がかかってしまいます。
契約解除料は9,500円を支払うことになっていて、契約更新月以外の解約であれば一律でこの金額です。
ではいつauで解約をすれば損をしないのでしょうか?
それは今現在の残りの契約期間によってそれぞれ違うので一概には言えません。
しかし次のことさえ確認しておけば、損をせずに解約をすることができます。
契約更新月が近い場合の解約のタイミング
auでの契約更新月を何ヶ月後にくるかチェックできましたか?
auでの契約更新月が1〜2ヶ月後に迫っているのでしたら、解約はちょっと待って更新月に行うようにしましょう。
では契約更新月のいつに解約すれば最もお得なのでしょうか?
auでは1日に解約した場合に、その月の月額が掛からないという特別ルールがありそれを「1日解約ルール」と呼んでいます。
私が契約したmineoのコミュニティサイトのマイネ王にも記載されているのですが、月の1日に解約すればその月の月額は必要なく、前月分までの月額料金をしか支払わなくてもいいルールがありました。
auでは独自にこのルールがあったのですが、2016年12月をもっていよいよ1日解約ルールは廃止になったようです。
つまり、auで解約する際に一番損をしないタイミングは「更新月の月終わり」ということになります。
更新月に解約をすれば、契約解除料金も月額もかからずにauを解約をすることができ、さらに月の終わりまで目一杯使い切るのが損をしないタイミングということになります。
またauには毎月割が残っている場合、毎月割の適用が解約月の前月までというルールがあります。
これを知らずに月の途中で解約をしてしまうと、その月は毎月割がなくなってしまい、解約した月の請求が高くなるということになってしまいます。
特にMNPをお考えなら、のりかえた先の会社のサービスに日割りがあるかどうかを調べておく必要もあります。
日割りがなければ1日に乗り換えたほうが、その月のパケットを丸々使えてお得ということになります。
MNPでは解約と次のMNP先の利用開始が同時になるので、日割りのない会社にMNPをするのであれば、乗り換えるタイミングによってはのりかえ先の会社にも余分な費用を払う必要はなくなります。
auからmineoにのりかえた私の体験談
※私が契約したmineoでは、初月を日割りで請求してくれるので無理に難しく考えてのりかえる必要はありませんででした。
月のいつ契約しても、パケットは契約分丸々もらえて使えるのに、月額は使った日数の日割りになるのでお得に契約できたということになりました。
私個人としては、1日解約ルールがあったとしてもなかったとしても、次に説明するauとmineoの差額を考えれば、スグにでも解約したほうが結局は支払う金額は少なくて済むんだなということに気がつきました。
契約更新月がまだまだの場合の解約のタイミング
契約更新月が近いのであれば、契約解除料金のかからない更新月で解約をするのが最適なタイミングです。
しかしauとの契約が半年以上や1年以上残っている場合だと解約するタイミングをためらうかもしれません。
そこで損をせずに解約をするための要素になるのが、契約解除料金を払っても他社にのりかえた方がお得なのか?というポイントです。
auからmineoにのりかえた私の体験談
※私の場合、auとの契約が7ヶ月残っていました。
auからののりかえでmineoが人気だということを知り調べてみると、月々の支払いが4,700円少なくなることがわかりました。
このままauで約6,700円/月支払うよりも、契約解除料金を9,500円支払ってのりかえた方がお得だということに気づきました。
そのときに立てた計算式が
6,700円×7ヶ月=46,900円
(auに残り期間支払う総額) -①
約2,000円×7ヶ月+9,500円=23,500円
(その期間をmineoにのりかえた場合)+(契約解除金)-②
①46,900円-②23,500円=差額26,100円
これによって、ここからauでのMNP転出料の3000円と、mineoの事務手数料の3000円を差し引きしても20,000円以上は節約になるということがわかりました。
※機種代金の分割料金は含めていません
つまりauを解約して損をするのか得をするのかという式は以下のようになります。
auで現在支払っている料金×残りの契約期間(月)-①
のりかえ先の月額料金×残りの契約期間(月)-②
①ー②をすれば差額がでるので、そこから契約解除料金(9,500円)と、その他費用にかかるMNP転出料と事務手数料を合わせた6,000円を引けばどれぐらいお得になるのかが算出することができます。
自分で計算するのが面倒な方は、私の場合でよければ表にまとめてみたので参考にしてみてください。(※機種代金は反映していません。)
auでの支払い:6,700円①
mineoでの支払い:2,000円②
のりかえにかかる諸費用:15,500円③(契約解除料金9,500円+MNP転出料3000円+事務手数料3000円)として計算してみました。
赤字になっている場合が結局得する金額になっていて、青字になっている場合が損をしてしまう金額です。
auとの残り 契約期間 |
24ヶ月 | 23ヶ月 | 22ヶ月 | 21ヶ月 |
auでの支払い合計料金① | 16,0800円 | 154,100円 | 147,400円 | 140,700円 |
mineo での支払い 合計料金② |
48,000円 | 46,000円 | 44,000円 | 42,000円 |
のりかえ 諸費用③ |
15,500円 | 15,500円 | 15,500円 | 15,500円 |
差額 (①-②-③) |
97,300円 | 92,600円 | 87,600円 | 83,200円 |
auとの残り |
20ヶ月 | 19ヶ月 | 18ヶ月 | 17ヶ月 |
auでの支払い 合計料金① |
134,000円 | 127,300円 | 120,600円 | 113,900円 |
mineo での支払い 合計料金② |
40,000円 | 38,000円 | 3,6000円 | 34,000円 |
のりかえ 諸費用③ |
15,500円 | 15,500円 | 15,500円 | 15,500円 |
差額 (①-②-③) |
78,500円 | 73,800円 | 6,9100円 | 64,400円 |
残り契約期間 | 16ヶ月 | 15ヶ月 | 14ヶ月 | 13ヶ月 |
auでの支払い 合計料金① |
107,200円 | 100,500円 | 93,800円 | 87,100円 |
mineo での支払い 合計料金② |
32,000円 | 30,000円 | 2,8000円 | 26,000円 |
のりかえ 諸費用③ |
15,500円 | 15,500円 | 15,500円 | 15,500円 |
差額 (①-②-③) |
59,700円 | 55,000円 | 50,300円 | 45,600円 |
残り契約期間 | 12ヶ月 | 11ヶ月 | 10ヶ月 | 9ヶ月 |
auでの支払い 合計料金① |
80,400円 | 73,700円 | 67,000円 | 60,300円 |
mineo での支払い 合計料金② |
24,000円 | 22,000円 | 20,000円 | 18,000円 |
のりかえ 諸費用③ |
15,500円 | 15,500円 | 15,500円 | 15,500円 |
差額 (①-②-③) |
40,900円 | 36,200円 | 31,500円 | 2,6800円 |
残り契約期間 | 8ヶ月 | 7ヶ月 | 6ヶ月 | 5ヶ月 |
auでの支払い 合計料金① |
53,600円 | 46,900円 | 40,200円 | 33,500円 |
mineo での支払い 合計料金② |
16,000円 | 14,000円 | 1,2000円 | 10,000円 |
のりかえ 諸費用③ |
15,500円 | 15,500円 | 15,500円 | 15,500円 |
差額 (①-②-③) |
22,100円 | 17,400円 | 12,700円 | 17,000円 |
残り契約期間 | 4ヶ月 | 3ヶ月 | 2ヶ月 | 1ヶ月 |
auでの支払い 合計料金① |
26,800円 | 20,100円 | 13,400円 | 6,700円 |
mineo での支払い 合計料金② |
8,000円 | 6,000円 | 4,000円 | 2,000円 |
のりかえ 諸費用③ |
15,500円 | 15,500円 | 15,500円 | 15,500円 |
差額 (①-②-③) |
3,300円 | -1,400円 | -6,100円 | -10,800円 |
この表からもわかるように、auとの契約を残していれば残しているほど差額は大きくなります。
auとの契約があまり残っていなければ、諸費用を払わなくいい契約更新月まで待つことが得策ということになります。
解約のタイミングは人それぞれですが、以下のポイントをおさえて計算をしてみましょう。
・契約の残り期間ー①
・現在のauでのお支払い料金ー②
・のりかえ先の支払い予定料金ー③
・のりかえにかかる諸費用−④
(①×②)ー(①×③)ー④=差額
この差額がプラス(赤字の数字が大きければ大きいほど)であればあるほど早めに、auを解約して他社にのりかえたほうがお得になるということになります。
私が申込んだmineoのいちばんおトクな詳細はコチラ
auからMNP転出するときの注意事項
auの解約のタイミングがわかれば、次はMNP転出です。
MNP(ナンバーポタビリティ)とは、今お使いの電話番号をそのままで、違う携帯電話会社にのりかえることをいいます。
auから他社にのりかえることを、auから”MNP転出”するといいます。
そしてそのあと、他社と契約して利用することを”MNP転入”するといいます。
auから他社にのりかえて利用料金をお安くするためには、このMNP転出を行うのですが、その際の注意点を事前に紹介しておきます。
諸費用などの費用がかかる
まず、一番注意しておきたいポイントはMNP転出にはお金がかかるということです。
すでに項目はでてきていますが実際にかかる費用を挙げると
契約解除料(契約更新月期間以外なら)
MNP転出手数料
というものがauに対して支払う必要のある費用ということになります。
既に説明はしていますが、契約解除料金は契約更新月以外なら9,500円
MNP転出料金はauでは3,000円となっています。
※2016年の5月以前は2000円だったものが3000円に料金改定されています。
auに支払う諸費用は以上になりますが、次に契約をする携帯電話会社にも諸費用を支払う必要があります。
新規契約事務手数料
これは契約先の携帯電話会社によって違いはありますが、多くの場合は3,000円となっています。
これを合計するとのりかえ諸費用として合計15,500円かかるということです。
しかしご紹介の通り、いつ解約すればその諸費用を払っても損をしない解約のタイミングは理解しておけば、諸経費がかかっても結局得をすることになります。
端末代金を清算しないといけない
機種代金を一括で購入していれば別問題ですが、ほとんどの場合は分割で購入していると思います。
その場合で分割支払いに残り回数があるときは、解約後も支払いをしなければいけません。
分割支払金残額はそのまま分割での支払いを継続するか、もしくは一括での精算もすることができます。
このときの注意は毎月割が終了してしまうということです。
auを解約すると、毎月割が前月利用分をもって終了してしまいます。
毎月割というは対象機種を24回払いで購入した場合、機種によって設定された割引額が基本使用料等より毎月差し引かれる割引制度です。
毎月割がなくなるということは、auを解約して残った機種代金にはこの割引の適用はなくなるという仕組みです。
ただこれはよく考えると、本来かかるである機種代金を自分で支払うということなので実際に損はありません。
それよりもauから他社にのりかえた方が料金プランも安くなり結局は支払う料金も少なくなり節約になるのです。
auのポイントが全部なくなる
毎月のau携帯電話の利用で支払金額に応じてWALLET ポイントやauポイントが貯まります。
auを解約して他社にMNPすると、せっかくauで貯めたポイントは消失してしまいます。
長い期間auを使っている人だったら、何も手つかずのポイントが残っていることが結構あると思います。
しかしそのポイントはぜーんぶ無効になってしまいます。
しかし心配することはありません!
解約する前のポイントを使っておけばいいのです!
ポイントを使えば毎月のauご利用料金にあてることもできるので、機種代金の値引きにも使えるという考え方です。
解約する前には貯まったポイントを使いきっちゃってくださいね。
auのポイントを利用するには⇒こちら
@ezweb.ne.jpのメールはもう使えない!
auとの契約を解除すると残念ながらキャリアメールである「@ezweb.ne.jp」のメールアドレスは使えなくなります。
そしてこれまでの送受信のメールも見ることができなくなってしまいます。
auからmineoにのりかえた私の体験談
※私も以前は「@ezweb.ne.jp」のキャリアメールを重宝していたのですが、auからmineoにのりかえた際には思い切ってメールは諦めました。
いまじゃスマートフォンにはLINEがあって便利だし、mineoには「mineo.jp」というメールアドレスが用意されています。
だからメールでしか連絡を取らない人には、mineoメールからアドレスが変わりましたって連絡しましたよ。
メールをよく使う人ならのりかえ先はmineoのようなメールアドレスが用意されているところがいいと思います。
解約月の料金は日割りなし
auでは解約したその月の料金の計算は以前までは日割り計算になっていたのですが、2016年から日割り計算の適用はなくなっています。
最善の解約のタイミングはそれぞれ違いますが、「1日解約ルール」なくなり日割りがないことも頭に入れながら損をせずにMNP転出を行いたいところです。
auのMNP転出の手順
ここまではauの解約のタイミングやMNP転出時の注意点を確認していきましたが、次は実際のauでのMNP転出の方法です。
auから違う携帯電話会社にMNP転出をおこなう場合は、MNP予約番号というものを発行してもらわないといけません。
これには電話、EZweb、店頭での3つの方法があります。
電話でのMNP転出方法
auにはMNP(携帯電話番号ポータビリティ)受付窓口という電話で対応してくれるサービスがあります。
これに電話をかけてMNP予約番号を取得するのですが、その際には
名前
携帯電話の番号
暗証番号
を答える必要があります。
電話をかけてガイダンスに従い、オペレーターにつながれば必要な情報を聞かれるので上記の事項を答えれば注意事項の説明の後、MNP予約番号を伝えてもらえます。
auの携帯電話・一般電話ともに
0077-75470(通話無料)で9:00〜20:00でつなぐことができます。
EZwebでのMNP転出の方法
ウェブ上からのMNP予約番号の取得も可能です。
auのケータイやスマートフォンからEZwebに接続して、
→トップメニューまたはauポータルトップ
→auお客さまサポート
→申し込む/変更する
→au携帯電話番号ポータビリティ−(MNP)
この順番にページを進めていくだけMNP予約番号が取得できます。
店舗でのMNP転出の方法
電話でもネットでも不安な方は、店舗でのMNP転出の手続きもすることができます。
お近くのauショップに足を運び、「MNP転出をしたい」という旨を店員さんに伝えましょう。
実際には店舗に行ってしまえば特に自分ですることは何もありません。
ただ繁忙期などでは待ち時間が長く、MNP予約番号を取得するまでに時間がかかってしまうかもしれません。
auでMNP転出した私の体験談
私は電話や店舗で係りの人と話すに抵抗があったので、webからMNP予約番号を取得しました。
ここに書かれてある通りしましたが、びっくりするぐらい簡単ですぐにMNP転出の準備をすることができました。
MNP転出といってもMNP予約番号を取得して、次にのりかえる携帯電話会社にSIMカードを申込むだけです。
auからの他社へMNPする流れとしては、
auでMNP予約番号取得
↓
他社でSIMカードを申込み
↓
SIMカードが手元に届く
↓
MNP切替やAPN設定を行う←これもとっても簡単
本当にたったこれだけでMNPできちゃうんですが、初めての私でも「こんなに簡単なの?」と拍子抜けしちゃうぐらいすぐに行うことができました。
auでMNP転出をしたあとは他社にのりかえるだけ
auを解約してMNP転出をした後は、他社にのりかえるだけです。
auからのりかえようと思うと以前は、ドコモやソフトバンクといったキャリアと呼ばれる携帯電話会社にのりかえるのが主流でした。
しかしちょうど私がauの解約を考えていたころ、格安SIMというものにのりかえれば携帯電話の料金を抑えられて安くなるということを耳にしました。
どうやらMVNOという事業社があり、そのMVNOはauやドコモから電波を借りている、のれん分けのようなものだということがわかりました。
しかし当時の私はどこにのりかえれば一番お得で、のりかえた後にどこで契約すれば困らないかというのは全然わかりませんでした。
MVNO業社が多すぎて、本当にどこが良いのかわからなかったのです。
DMMmobile、NifMo、楽天モバイル、IIJmio、OCN モバイル ONE、U-mobile、FREETEL、BIGLOBE SIM、エキサイトモバイル、Wonderlink、ぷららモバイルLTE、ワイヤレスゲートWi-Fi+LTE、TONE(トーンモバイル)、DTI SIM、イオンモバイル、GMOとくとくBB格安SIM、インターリンクLTE SIM、SANNET LTE…
私が調べた格安SIMを提供している会社はざっとあげてもこれだけあり、どこが一番お得で一番信頼できる会社なのかはわかりませんでした。
しかしここでわかったのは、上記であげたこれらの格安SIM提供会社は、ドコモ系MVNOと呼ばれる業社でNTTdocomoの回線を借り受けてサービスを提供している会社だということだったのです。
格安SIM選びに成功した私の体験談
ドコモ系MVNOの会社がたくさんある一方で、au系MVNOは現在3社しかありません。
・mineo(マイネオ)
・UQ mobile(ユーキューモバイル)
・IIJmio(アイアイジェーミオ)
・BIGLOBEモバイル
・J: COM MOBILE(ジェイコムモバイル)
などなど…
Fiimo(フィーモ)という会社もあるのですが、知名度はサービス面においてあまりおすすめできません…
どうしてドコモ系のMVNOより少ないのかというと、auが元々利用している通信方式とよばれる電波のつなげ方が「CDMA2000」というとっても珍しい方法だからのようです。
auを使っていた人がauの回線を使えるMVNOにのりかえるべき理由は、使える回線が同じということだけではありません。
動作確認端末といって、いま使っているスマートフォンがドコモ系MVNOにのりかえてしまうと使えなくなってしまう可能性があります。
しかしauの回線を使っているmineoもしくはUQmobileやIIJmioであればauで購入した端末はほぼ間違いなく利用することができます。
だからauを解約したあとののりかえはau系MVNOがおすすめなんですね。
auからのりかえる選択肢が2社しかないというのは、優柔不断の私にとってすごくラッキーでした。
だってたくさんありすぎる会社から一つを選ぶのはすごく難しいことですが、2つからなら少し調べれば簡単に選べるかなと思ったからです。
結局私は、mineoにしましたがUQmobileやIIJmioも決して悪い選択肢ではありませんでした。
私がUQmobileではなくmineoを選んだのには理由がありました。
私がmineoを選んだ理由
理由①サポート体制が充実している
→チャットでの対応やユーザーサポートの「よくあるご質問」「マイネ王」などで疑問を解決する手段が豊富。
格安SIMにのりかえるときに一番の心配事だったのが、「使ってみたあとになにかあったときの相談」でした。
マイネ王では先輩ユーザーに何でも質問できて、困ったことを解決できるので格安SIM初心者の私には助かっています。
理由②最低利用期間・解約による違約金が発生しない
→ マイネオは違約金が一切かかりません。例えば、昨日契約して明日解約する場合でも違約金0円です。
auでは解約やMNPのタイミングをすごく気にしましたがこのおかげですごく安心して契約することができました。
理由③格安SIMで唯一のマルチキャリアに対応している(auとdocomoどちらにも対応)
→ au⇔docomo間でのパケットシェアが可能だったり、乗り換えもスムーズです。
mineoはauの回線だけではなく、ドコモの回線でもサービスを提供してます。
これをマルチキャリアと呼ぶのですが、日本で唯一の対応がこのmineoです。いま使っている機種の次に、他の端末に機種変更したときにドコモ回線への切り替えができるのもメリットだと考えてからです。
理由④MNPの切り替えが早い
→ 他社では通常3日間の切り替え期間が必要なようですが、マイネオでは1時間ほどで自分で切り替えできます。
auからのりかえでタイムラグがないので、使えない時間はなくすぐ使えたのは助かりました。
理由⑤全体的にサービスが充実している
→ データの繰り越し・パケットシェア・パケットギフトやプリペイドパック・実店舗あり・通話がお得になるアプリ(LaLaCall)もあります。
格安SIMにのりかえるときの心配事である通話料の問題やデータ容量(パケット)の問題も気にすることなく利用できます。
理由⑥SMSが無料で付けられる
→ 他社では月額150円ほどかかるのが普通ですが、マイネオでは無料です。
私が申し込んだmineoはコチラ
auからmineoへののりかえはとっても簡単
auを解約をして電話番号そのまま(MNP)で格安SIMにのりかえを検討している人にとって心配なのが、手続きは難しいのではないの?ということだと思います。
私も当時はその心配があってなかなかのりかえる決断ができなかったのですが、実際にやってみるとびっくりするぐらい簡単だったのを覚えています。
機種そのままでのりかえる場合
今auでお使いの機種をそのままでのりかえるのであれば、特に簡単にのりかえることができます。
もうすでに紹介させていただいた、一番良いタイミングでauでの解約を行いMNP転出の手続きを行います。
そのあとmineoでSIMカードを申込み、SIMカードが届いたら今使っているスマホからauのSIMカードを抜き、mineoのSIMカードを挿し込むだけです。
「え?これだけでいいの!?」というぐらいとっても簡単にのりかえ作業ができたのです。
機種そのままでのりかえた私の体験談
機種をそのままでのりかえたら、LINEの引き継ぎや電話帳の移行もする必要はありません。
スマホの中身がかわるわけではないので、LINEでのトークの内容もそのまま残りますし電話帳もそのまま使えます。
使っていたアプリももちろんそのままです。
私はそのことを知らず勘違いしてのりかえを思い切ることができなかったのですが、もっと早く知っておけばよかったと今では後悔しています。
初期にはMNP転入切替やAPN設定というインターネットにつなぐための設定が必要ですが、私でも最初の5分足らずで設定することができたので、どなたでもとっても簡単にできると思います。
(初期設定に関しては最後に説明させていただきます。)
こんな私でも店舗に行かずにwebから申込んで一人でのりかえられたときは、とってもうれしかったことを覚えています!
mineoでauのiPhoneはそのまま使える!?
auでiPhoneを使っていてmineoにのりかえようと思っている人にとって安心なのが、auブランドのiPhoneでもmineoでそのまま利用できるという点です。
mineoから発表されているauで購入したiPhoneの動作確認をチェックしてまとめると以下のようになります。
(※随時更新されますので確認でき次第更新させていただきます。)
機種種類 | SIMカード 種別 |
データ通信 | 090 音声通話 |
動作確認 Ver. |
iPhone5c | nano | ◯ | ◯ | iOS10.3.3 |
iPhone5s | nano | ◯ | ◯ | iOS 12.1.4 |
iPhone6 |
nano | ◯ | ◯ | iOS 12.1.4 |
iPhone6 Plus |
nano | ◯ | ◯ | iOS 12.1.4 |
iPhone6s | nano | ◯ | ◯ | iOS 12.1.4 |
au VoLTE(nano) ※ |
◯ | ◯ | iOS 12.1.4 | |
iPhone6s Plus |
nano | ◯ | ◯ | iOS 12.1.4 |
au VoLTE(nano) ※ |
◯ | ◯ | iOS 12.1.4 | |
iPhhone SE |
nano
au |
◯ | ◯ | iOS 12.1.4 |
iPhone 7 | nano | ◯ | ◯ | iOS 12.1.4 |
au VoLTE(nano) ※ |
◯ | ◯ | iOS 12.1.4 |
iPhone 7 |
nano | ◯ | ◯ | iOS 12.1.4 |
au VoLTE(nano) ※ |
◯ | ◯ | iOS 12.1.4 |
iPhone 8 | au VoLTE(nano) |
◯ | ◯ | iOS 12.1.4 |
iPhone 8 Plus |
au VoLTE(nano) |
◯ | ◯ | iOS 12.1.4 |
iPhone X | au VoLTE(nano) |
◯ | ◯ | iOS 12.1.4 |
iPhone XS |
au VoLTE(nano) |
◯ | ◯ | iOS 12.1.4 |
iPhone XS MAX |
au VoLTE(nano) |
◯ | ◯ | iOS 12.1.4 |
iPhone XR |
au VoLTE(nano) |
◯ | ◯ | iOS 12.1.4 |
テザリングこそ行えませんが、データ通信も090音声通話も対応になっていてauのiPhoneがmineoでも使えることを示してくれています。
私もそうですけどauでiPhoneを申込んだけど、月々のお支払いが高くてiPhoneをそのままで通信費を安くする方法はないかってずっと探していました。
そこでみつけたのがmineoで、iPhoneをそのままでのりかえることができたからほんとうにラッキーでした。
もちろんiPhoneでなくてもauで購入したスマートフォン端末であればそのままmineoで利用することができますよ。
※iPhone6s,iPhone6sPlus,iPhoneSE,iPhone7,iPhone7Plusのau VoLTE SIMの場合はSIMロック解除が必要となります。iPhone8,iPhone8 Plus,iPhoneXはauVoLTE対応SIMでのみ、利用が可能です。
auのガラケーからmineoにのりかえは?
auの解約やMNPをお考えの方の中には、auのガラケーをMNPしてmineoで利用しようとお考えの方もいらっしゃかもしれません。
しかし、残念ながらauのガラケーでは現在mineoにのりかえられるという情報はありません。
私もまだまだ未熟でその辺りの確かな情報はないのですが、auのガラケーをそのままでmineoにのりかえることはできないと思っていただいてよろしいかと思います。
ドコモのガラケーでは機種をそのままでのりかえることに成功した方もいらっしゃるようですがauの場合はその情報が見当たりません。
ガラケーに強いこだわりがない方は、mineoから発売されているスマートフォンの端末セットを購入してスマホに切り替えるというのも一つの手かもしれません。
この場合でも、ガラケーであってもMNP転出の手続きを行えば、今お使いの携帯電話番号はそのままにスマートフォンにのりかえることができます。
auのガラケーユーザーの方へ
mineoユーザーからのワンポイントアドバイス
特に、ガラケーではないといけない!という場合以外は、mineoの端末セットという選択肢も頭に入れてみてはいかがでしょうか?
今までのガラケーは使えなくなってしまいますが、格安でスマートフォンを持てることになります。
auでMNP転出をしてしまえば、番号をそのままでmineoから発売されている機種とSIMカードを購入することができます。
これにも特別難しい設定も必要なく、端末費用も料金も分割支払いで1000円/月ちょっととリーズナブルに契約することができます。
SIMカードが届いたら初期設定を行いましょう!
auからmineoにMNPをしたらSIMカードが届くのですが、MNP転入切替とAPN設定という初期設定を行います。
私も最初はモバイル用語にアレルギーを起こしそうになったのですが、実際にやってみるとこれまたとても簡単でした。
mineoを選んで後から感じたメリット
普通MNPって申込んだ時点で回線が切り替わってしまって、SIMカードが送られてくるまで使えないことが多いようなのですが、mineoにMNPするとそんなことはありませんでした。
SIMカードが届くまではauの回線がまだ使えて、手元にmineoが届いたら自分で回線を切り替えられるので使えない時間がほとんどありませんでした。
さすがに切り替えてスグというわけではありませんでしたが、切り替え手続き完了まではたったの約30分。
つまりauからmineoのMNPして使えなかった時間はたったの30分ということになります。
SIMカードが郵送してくる時間を気にせず、直前まで前の回線が利用できるなんてとっても便利だと思いました。
mineoでMNP切替設定をして回線を切り替える方法
mineoのマイページにアクセスします。
ページの下の方にあるメニューの中の【MNP転入切替/回線切替手続き】をクリックします。
するとICCIDを入力してくださいという画面がでてくるので、SIMカードが送られてきた台紙の裏に書かれたICCIDを入力します。
はい、たったこれだけでMNP転入切替・回線切替手続きが完了することができます。
とっても簡単に設定することができました!では続いてはAPN設定(アクセスポイント)と呼ばれるmineoのLTE回線というネット回線を使うための設定です。
mineoのAPN設定の方法
アクセスポイントの設定は、mineoから届いたSIMカードをお使いなるスマートフォンに入れてから行います。
iPhoneの場合
iPhoneの場合、プロファイルをインストールするだけAPN設定が完了します。
iPhoneから下記にかかれたURLにアクセスをしてインストールを行います。
iPhoneSE、iPhone 6s Plus/6s/6 Plus/6でデュアルタイプを申込んで音声通話、SMSを利用する場合は操作が違うので以下のように行ってくださいね。
iPhone以外のスマホ(Android)の場合
Androidの場合、機種によって設定方法が違うので一概には説明できませんが、FUjITSU社製のarrowsM03を例に挙げて説明させていただくと
ホーム画面をスワイプして【設定】を選択して【Wi-Fi・Bluetoot】でWi-Fiの設定をOFFにします。
そのあと設定画面に戻り【データ通信・機内モード】を選択します。
あとは図のように【モバイルネットワーク】⇒【アクセスポイント】⇒【mineo(auプラン)】と選択していき設定が終了します。
Android端末によってはネットワーク設定の際に入力する情報が必要ですが、下記をそのまま入力するだけです。
ID | mineo@k-opti.com |
password | mineo |
APN設定 | mineo.jp |
PPP 認証方式 |
CHAP |
その他Android端末によってAPN設定の詳細はことなりますのでこちらからご確認ください。
私でも簡単に初期設定ができました!
auからmineoにMNPする前にはややこしいと思っていた初期設定ですが、私でも簡単に一人で行うことができました!
回線の切替には30分ぐらい時間はかかるものの、他の格安SIM会社ではもっと時間がかかるようですし、私が実際に作業したのはほんの5分程度でした。
これって本当に知っているか知らないだけの差だと思うんですよね。
auでこれまでと同じように高い料金を支払い続けるよりも、自分にあった最高の解約のタイミングを知ってMNPの方法や注意点を知ることがまず第一歩だと思いました。
その上でauからのりかえるには相性の良い格安SIM会社があって、機種もそのままのりかえられて自分で行う設定も簡単だとわかれば安心ですよね。
私はauからmineoにのりかえて本当によかったと思っています。
今現在私たちの暮らしの中で家計を助けるために削るべきは、スマートフォンなどの通信費です。
今まで私たちはauというキャリアと呼ばれる携帯電話会社にたくさんのお金を支払い過ぎていました。
少しの勇気と少しの行動で大切なお金の出費を抑えることができます。
ぜひ私と同じように一人でも多くの方が通信費をお安くできることを願っています。